. This boy」に思う』 - マッテアとマルコの家
This boy」に思う』 - マッテアとマルコの家
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マッテアとマルコの家

勤務している前橋聖マッテア教会や新町聖マルコ教会の情報及び主日の説教原稿並びにキリスト教信仰や文化等について記します。

『ザ・ビートルズ「This boy」に思う』

クリスマスイブの夕の礼拝の説教で、マッテア教会のステンドグラス「受胎告知」について話した折り、ビートルズのLet it beについて言及しました。その後、多くの方から「その話が良かった」「目からウロコでした」等のお話やメールをいただきました。 ビートルズについては、これまでもブログでイエスタデイ等を記してきました。ビートルズの楽曲は、私の目から見ればキリスト教と関わりのあるものが多くあります。 最近はまたビートルズの1964年のアメリカ進出が話題になっています。私は今また、高崎のTower Recordsで購入したこのCDを聞いています。

That boy took my love awayThough he'll regret it somedayBut this boy wants you back againThat boy isn't good for youThough he may want you tooThis boy wants you back againOh, and this boy would be happyJust to love you, but oh myThat boy won't be happy'Til he's seen you cryThis boy wouldn't mind the painWould always feel the sameIf this boy gets you back againThis boyThis boyThis boy

「少年(boy)」という言葉は先主日の福音書にも出てきます。ルカ2:43です。こうあります。『祭りの期間が終わって帰路に着いたとき、少年イエスはエルサレムに残っておられたが、両親はそれに気付かなかった。』 英文(NRSV)ではこうです。『When the festival was ended and they started to return, the boy Jesus stayed behind in Jerusalem, but his parents did not know it.』「少年(the boy)」と訳された言葉はギリシア語では「パイス」です。この言葉はまず第一に年少者を表すので「子ども、少年」と訳されますが、家の中で小さい者の意味で「僕(しもべ)」の意味にもなります。同じルカが書いた使徒言行録の3章13節、4章27・30節で「僕イエス」と訳されている箇所には、ここと同じ「パイス」が使われています。この背景にあるのはイザヤ書の「主の僕」(イザヤ42章1節など)で、神から特別な使命を受けた者を指しています。イエスは「少年」であるだけでなく「主の僕」でもある、この箇所でもそのことが暗示されているのかもしれません。

ビートルズのThis Boy では、「this boy wants you back again(この少年は君に帰ってきてほしがっている)」とあります。どこに帰るのでしょうか? それは神の家です。「悔い改める」はギリシャ語で「メタノエオー」、ヘブライ語では「シューブ」です。その意味は「立ち帰る」です。私の目では、this boyとは少年イエスです。イエス様が私たちに帰ってきてほしいと言っているのだと思います。 神様・イエス様が求めておられるのは、「悔い改め」、神の家に立ち帰ることです。ビートルズの「This boy」はそのことを示しています。この少年(This boy)とは少年イエスのことだと考えます。 ザ・ビートルズ「This boy」から、このようなことを思い巡らしました。

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