. Vol.224 きつねこ文庫28 最近読んだ2冊. の巻: きつねこぱん
Vol.224 きつねこ文庫28 最近読んだ2冊. の巻: きつねこぱん
Vol.224 きつねこ文庫28 最近読んだ2冊. の巻: きつねこぱん

きつねこぱん

『ひまわり』新川 帆立 (著)/幻冬舎 著者は弁護士だったこともあり、法律関係のミステリを重たくなく、サクッと読める本を書く人、というイメージがありましたが、今回は新聞連載をまとめたということもあり、ずしんと重厚な読み応えある小説でした。 商社でバリバリと働いていた主人公ひまりが交通事故にあい、頚髄を損傷して四肢麻痺の重度障害者に。血のにじむようなリハビリから何とか仕事に復帰しようとするが、会社は守秘義務を理由に退職せざるを得ない状況に。就職活動中に幼馴染の言葉から司法試験に挑戦し、そして弁護士になるまでのすさまじい物語で、もう涙なしには読めませんでした。 字が書けなくなってしまった身体で論文試験がメインの司法試験に、前例がない音声受験で挑戦するための交渉を行い、日本初の司法試験音声受験合格者になった人が実際 のモデルになっているとのこと。自身の体験からのアドバイスができる弁護士さんがいるということは国の宝ですね。 『対馬の海に沈む』窪田 新之助 (著)/集英社 こちらはまるで小説のような本当の話。開高健ノンフィクション賞受賞作です。 人口わずか3万人の長崎県の離島で、日本一の実績を誇り、「JAの神様」と呼ばれるまでになった男が44歳という若さで自ら車で海にダイブしなければならなくなった経緯とJA グループの深い闇を丹念な取材で明らかにしていきます。 日本のムラ社会、いじめ文化の縮図と、オセロの白と黒の逆転劇。個人の責任に矮小化されて良いことなのか?社会に問う作品だと思います。

by kitsunekopan | 2025-07-19 07:26 | 通信 | Comments( 0 )

2002年から始めた「パン工房 麦」の店名を改め、2017年より「きつねこぱん工房 麦」になりました。よろしくお願いいたします。 by kitsunekopan

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