山下達郎さん サンデーソングブック2026年1月25日『「馬(午)」で棚からひとつかみ』(#1737)
まずは1968年、馬といえばこの曲。我々の同時代の音楽であります。「The Horse」。やっておりますのは、クリフ・ノーブルズ・アンド・カンパニー(Cliff Nobles & Co.)というクレジットがありますが。しかしてその実体はMFSBに繋がるですね、アール・ヤング(Earl Young)、ノーマン・ハリス(Norman Harris)、その他MFSBのメンバーが68年からやっているというですね。道理で演奏がうまいはずだという。
ま、それはさておきですね。まずは「The Horse」、これから始めてみました。Cliff Nobles & Co.、「The Horse」。リクエストくださいました川崎市のK.Hさん、狙ってきました。
America:私もレコード買いました。
狙ってたくさんたくさんリクエストが来ました。札幌市のN.Mさん、超常連、馬の絵が可愛い。川崎市の超常連S.Hさん。熊本市のI.Rさん。高知県宿毛市の超常連K.Tさん。郡山市の超常連K.Eさん。他、たくさんいただきました。America、「A Horse With No Name(名前のない馬)」。
America、1972年のミリオンセラー、「A Horse With No Name」。時代を反映して非常に抽象的な詩の世界が広がっておりますが。
もう最近読まれないとか、そういうお叱りもいただきます。
Tower Of Power:タワー・オブ・パワーはこれ、アルバムバージョンで聴かなきゃ
お次はタワー・オブ・パワー(Tower of Power)。1974年のアルバム『Back to Oakland』に入っております「Don’t Change Horses (In The Middle Of A Stream)」という1曲でございますが。これシングルカットされまして、全米26位。
いずれにせよ、タワー・オブ・パワー、この時代はもうとにかく全盛期ですから、どれもいい曲。アルバム『Back to Oakland』から、「Don’t Change Horses (In The Middle Of A Stream)」。
タワー・オブ・パワー、1974年の「Don’t Change Horses (In The Middle Of A Stream)」。素晴らしい演奏。これも狙ってきました、徳島県小松島市のN.Mさん、リクエストくださいました。「3分2秒のシングルバージョン聴かせてください」これはタワー・オブ・パワーはこれ、アルバムバージョンで聴かなきゃ。
Aretha Franklin:ハンプティ・ダンプティというのが歌に
お次の曲ですけれども、アレサ・フランクリン(Aretha Franklin)が出てまいります。アルバム『Young, Gifted and Black』に収められております、72年の作品。シングルカットもされまして、全米ソウルチャート7位、全米26位。「All The King’s Horses」という1曲ですが。
「All The King’s Horses」というタイトルの曲はたくさんありましてですね、これいわゆる童話「ハンプティ・ダンプティ」というのの童話…ハンプティ・ダンプティってこう、何ちゅうか、形見るとわかりますけど、まあネットで調べてください。
このハンプティ・ダンプティというのが歌になっておりまして、いわゆる童謡ですが。「壁に座ってたらハンプティ・ダンプティが落っこちた」という。「王様の馬や家来でもハンプティを元に戻せない」っていう。“All the king’s horses and all the king’s men Couldn’t put Humpty together again” というですね、こういう童謡があります。
そんな中の一曲でございますが、アレサ・フランクリンのこの曲はですね、いわゆる別れを歌った歌であります。ちょうどこの頃のアレサの個人的な事情とか、そういうのが反映されてると思われますが。72年のアルバム『Young, Gifted and Black』から、「All The King’s Horses」。
アレサ・フランクリン、1972年の「All The King’s Horses」。「王様の馬も王様の兵隊たちも、私の傷ついた心を元どおりにすることはできなかった。いつかあなたは真実の愛の意味を知るでしょう。でもあなたがそれを知った時、私はもうあなたとは分かち合えないでしょう」という、別れの歌であります。
Rickie Lee Jones:抽象的な内容の難解な歌ですが、サウンドは素晴らしい。
お知らせの前にもう一曲。今度はリッキー・リー・ジョーンズ(Rickie Lee Jones)。リッキー・リー・ジョーンズ、1989年のアルバム『Flying Cowboys』、この1曲目に入っております、ズバリ「The Horses」。これも抽象的な内容の難解な歌ですが、サウンドは素晴らしい。Rickie Lee Jones、「The Horses」。
Rickie Lee Jones、1989年の「The Horses」でございました。
来週:スティーヴ・クロッパー追悼
スティーヴ・クロッパーといえば当然、ブッカー・T(Booker T. & the M.G.’s)とMGsですが、私が一番最初にいいなと思ったギタリストの一人であります。
お知らせ:YouTubeチャンネル開設
山下達郎 Tatsuro Yamashita 作成した動画を友だち、家族、世界中の人たちと共有 www.youtube.comWhite Horse:アルバム1枚だけ、1977年のアルバム
それでは引き続き「馬で棚からひとつかみ」。今度はグループ名に「馬」が入ってるやつ。ホワイト・ホース(White Horse)。ホワイト・ホースは、ジョン・リンド(Jon Lind)とケニー・アルトマン(Kenny Altman)、フィフス・アベニュー・バンド(The Fifth Avenue Band)ですね。それからオハイオ・ノックス(Ohio Knox)。ジョン・リンドは作曲家としてもですね、ブギー・ワンダーランド、その他たくさんあります。ケニー・アルトマン、私の「CIRCUS TOWN」でベースを弾いてもらいました。
これにイギリスのソングライターのビリー・ニコルズ(Billy Nicholls)、シンガーでもありますが、The Whoの仕事たくさんやってます、ピート・タウンゼント(Pete Townshend)の仕事たくさんやってますね、ビリー・ニコルズ。
なぜかこの2人のアメリカ人と1人のイギリス人、今日のアメリカ(バンド)と同じあれですけれども、これが組みまして、アルバム1枚だけ、1977年のアルバム。こん中から、ジョン・リンドとケニー・アルトマンの共作の曲、「Over and Done With」。
♪ Over and Done With / White Horse
White Horse、77年の「Over and Done With」でございました。
Claudine Longet:68年に出しましたシングルオンリーの1曲
もう一曲いけますかね。じゃあ今度はクロディーヌ・ロンジェ(Claudine Longet)。クロディーヌ・ロンジェ、68年に出しましたシングルオンリーの1曲。今ではCDになってるのがありがたい。「White Horses」。シングルなのでモノラルです。
♪ White Horses / Claudine Longet
Claudine Longet、1968年の「White Horses」。Produced by Tommy LiPuma. Arranged by Nick DeCaro.2人とももう鬼籍に入られてしまいました。
エンディング
『馬は悪くない』と思わせてくれる名曲
リスナーのお便り
最後の曲
クロージング
今週のオンエア曲
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