. 20選をご紹介します。 | Dixiefunk LAB.
20選をご紹介します。 | Dixiefunk LAB.
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ブルース初心者に聴いて欲しいおすすめの名盤20選をご紹介します。

他にもバディ・ガイの得意曲にもなったエディ・ボイド作の”5 Long Years”や、ザ・フーが取り上げたサニー・ボーイ・ウィリアムソン二世の曲”Eyesight to the Blind”に、フレディ・キングも歌った1922年の古き良き時代の名曲”Ain’t Nobody’s Business”(原曲のタイトルは”Tain’t Nobody’s Biz-ness if I Do”)等のB.B.キングのバージョンを聴くことが出来ます。

“5 Long Years”のイントロで弾いているギターフレーズはB.B.のお得意のフレーズで、これ以降もあらゆる曲でキーを変えて登場するシグネチャーフレーズのひとつです。

面白いのは、古き良き時代のカントリーミュージックのパイオニアであるデルモア・ブラザーズが歌った”Blues Stay Away”のカヴァーを歌っていることです。

本作に収録されている”Blue Shadows”と”It’s a Mean World”は、それぞれB.B.が影響を受けたローウェル・フルソンとT-ボーン・ウォーカーの歌った曲です。 (※”Blue Shadows”の方はブルースピアニストのロイド・グレンが書いた曲でローウェル・フルソンが歌いました。)

特にローウェル・フルソンについてはB.B.の代表曲にもなった”Everyday I Have The Blues”もフルソンを基にしていますからね。 (※作曲者はメンフィス・スリムです。)

『Live at the Regal』がB.B.のライヴ盤の代表作であるなら、この『The Jungle』はスタジオ盤の代表作ですね♪

おすすめブルースアルバム③ Buddy Guy – 『I Was Walking Through the Woods』

本作『I Was Walking Through the Woods』は、バディ・ガイがチェス時代に残した初期録音集です。

他にも7分以上に及ぶ長尺ブルース曲”Stone Crazy”やハーモナイズドチョーキングのイントロがかっこいい”Let Me Love You Baby”にスローブルース曲”My Time After a While”や”Ten Years Ago”等、聴きどころ満載です♪

その中でも特に印象に残るのが4曲目”First Time I Met the Blues”でしょう。

この曲の基は、1906年生まれの古い時代のブギウギ/ブルース・ピアニストのリトル・ブラザー・モントゴメリーが”The First Time I Met You”と歌った曲です。

バディ・ガイの”First Time I Met the Blues”はブルース史に残る名演ですので絶対に聴いておきましょう!

おすすめブルースアルバ④ Elmore James – 『The Sky Is Crying』

たまたま聴いた”Dust My Broom”のイントロの3連フレーズに一瞬で魅せられました。

ちなみに”Dust My Broom”のオリジナルは、伝説のロバート・ジョンソンなのですが、モダンブルース化したのがエルモア・ジェームスです。

今年で生誕100年を迎えたブルースマン、エルモア・ジェームスの必聴盤3選!

上記のブログ先でも今回ご紹介する『The Sky Is Crying』をご紹介していたのですが、やはりまずはこのアルバムから聴いて欲しいと思いました。

スライドギターの名手ライ・クーダーをして「どうやってこんな音を出しているのかさっぱりわからない⁉」と言わしめた名演中の名演”The Sky Is Crying”は、ブルースが好きなら絶対に聴いておきましょう!

また本作には、僕が初めて聴いた”Dust My Broom”とはバージョンが違いますが同曲が収録されています。(”Dust My Broom”は何度か再録音されています。)

他にもオールマン・ブラザーズがカヴァーした”I Done Somebody Wrong”や”One Way Out”に、ジミ・ヘンドリックスが何度も取り上げた”My Bleeding Heart”等、ロック好きの人にも馴染みのある曲が多く収録されています。

そして何と言っても”Rollin’ and Tumblin’”のダンサンブルなバージョンです。

そのクラプトン繋がりではありませんが、本作の最後には「クロスロード」で有名なロバジョンの名曲”Standing at the Crossroads”のカヴァーで締めくくられています。

おすすめブルースアルバ⑤ Freddie King – 『Freddie King Is a Blues Master』

1969年にリリースされた本作『Freddie King Is a Blues Master』には、なんとモータウンのベーシストとして有名なジェリー・ジェモットが参加しています。

フレディの自作曲の1曲目”Play It Cool”のイントロからブルース魂が溢れ出しているぐらいの濃さです!

本作にもB.B.の『The Jungle』と同じようにロイド・グレン作ローウェル・フルソンで有名な”Blue Shadows”が収録されています。

また本作にはフレディのインスト・ブルースの代表曲でもある”Hide Away”と”Hot Tomato”も収録されていますが、”Hideaway”に関してはご注意を! (※”Hide Away”はハウンドドッグ・テイラーの曲をフレディがオリジナルに仕上げたもので、”Hot Tomato”はキング・カーティスの書いた曲です。)

『Blues Guitar Hero』というアルバムに収録されている1961年のバージョンとは違います。

本作に収録されているバージョンの方がホーン隊も参加したよりグルーヴィーなアレンジが施されているのですが、普通バンドやセッションで取り上げる場合やフレディのギタースコアに掲載されている”Hide Away”は『Blues Guitar Hero』に収録されている1961年のバージョンです。

ぜひこのブログから本作『Freddie King Is a Blues Master』に収録されているファンキーな”Hide Away”を聴いてみて下さい。

ちなみに”Gett Out Of My Live, Woman”は、アラン・トゥーサンの曲です。

おすすめブルースアルバ⑥ Howlin’ Wolf – 『The Real Folk Blues』

今回ご紹介する20作品の中でも、一番僕が影響を受けたアルバムがこのハウリン・ウルフの『The Real Folk Blues』です。

他にもジミ・ヘンドリックスがカヴァーしたり、レッド・ツェッペリンの”The Lemon Song”の基となった”Killing Floor”や、ミシシッピ・シークスの曲をウルフ流にアレンジした”Sitting on Top of the World”に、その後ウルフに憧れるブルースマンのテイルドラッガーの芸名にもなった”Tail Dragger”等、カントリー・ブルースの良さを残したままモダン・ブルースに昇華したアルバムタイトルに偽りなしの名作に仕上がっています。

ちなみに『The Real Folk Blues』自体はシングル曲をまとめた企画盤で、他にもマディ・ウォーターズやサニー・ボーイ・ウィリアムソン二世にジョン・リー・フッカー等も同名のアルバムが残されています。

その続編の『More Real Folk Blues』とセットになった2in1のお得なCDもありますので、ぜひセットで聴いてみて下さい。

もちろんウルフのアルバムだけでなく『The Real Folk Blues』と題名が付けられたブルース・アルバムは「外れなし」の名盤ばかりですので、ウルフを聴いた後はマディやジョン・リーなんかも聴いてみましょう♪

おすすめブルースアルバ⑦ James Cotton Blues Band – 『100% Cotton』 ブルース・ハープ奏者ジェイムズ・コットンのファンキー・ブルース名盤『100% Cotton』を聴こう♪ おすすめブルースアルバ⑧ Jimmy Rogers – 『Chicago Bound』

特に本作の1曲目”You’re the One”は、その後幾つかのカヴァーを生んだ名曲です。

シカゴ・ブルース界最強のリズム・セクション!ジ・エイシズの『黄金のシカゴ・ライヴ1975』を聴こう♪ おすすめブルースアルバ⑨ John Lee Hooker – 『It Serves You Right to Suffer』

ジョン・リーの名曲と言えば、”Boogie Chillen'”や”Boom Boom”に”Dimples”といった曲なのですが、本作にはそのどれもが収録されていません。

しかし1965年にリリースされた本作『It Serves You Right to Suffer』は、しっかりとしたバンドサウンドの下に作られたアルバムなので、ロックファンの初めての1枚としても聴きやすいと思います。

“Boogie Chillen'”や”Dimples”こそ収録されてはいませんが、1曲目の”Shake It Baby”からジョン・リーお得意のブギが炸裂します!

それ以外にも、ビートルズもカヴァーしたバレット・ストロングのロックン・ロール・ソング”Money (That’s What I Want)”をジョン・リー風のブギ仕立てで取り上げているのは聴きものです。

またジョン・リーが得意としたのはノリの良いブギ曲だけでなく、アルバム・タイトル曲の”It Serves You Right to Suffer”のような静かなスローブルースも得意でした。

ジョン・リーの歌もギターも絶頂期だった1965年の『It Serves You Right to Suffer』からブルースを始めてみてはいかがでしょうか?

おすすめブルースアルバ⑩ Junior Wells’ Chicago Blues Band – 『Hoodoo Man Blues』

この2人は「リアル・ブルース・ブラザーズ」として何度も共演しているのですが、その中でも一番素晴らしいのが1965年に制作されたこの『Hoodoo Man Blues』です。

ジェームス・ブラウンっぽい1曲目の”Snatch It Back and Hold It”も、もともとはジュニア・ウェルズ自身のスタイルです。

他にもグレイトフル・デッドも取り上げていたサニー・ボーイ・ウィリアムソン一世の”Good Morning Little Schoolgirl”や、エルヴィス・プレスリーも取り上げていたブルースウーマンのビッグ・ママ・ソーントンの代表曲”Hound Dog”、オールマン・ブラザーズ・バンドも取り上げた”You Don’t Love Me, Baby”なんかもファンキー・ブルースにアレンジして取り上げています。

その中でも面白いのが、ジャズギタリストのケニー・バレルが書いた名曲”Chitlins Con Carne”をカヴァーしていることです。

ファンキー・ブルースの一番の名盤と言えば、やはりこの『Hoodoo Man Blues』です!

おすすめブルースアルバ⑪ Lightnin’ Hopkins – 『Mojo Hand』

いわゆる絶倫になる御呪いのようなもので、マディ・ウォーターズの名曲”Got My Mojo Working”も性的な意味合いを持つ曲です。

アコギだけでなく”Have You Ever Loved A Woman”なんかでは、ライトニン・ホプキンス自らピアノを弾き語ったりもしています。

その中にはフレディ・キングの”Hideaway”風の”Walk A Long Time”といったインスト・ナンバーも収録されていたりしますので、ぜひ完全盤で聴いてみて下さい。

おすすめブルースアルバ⑫ Little Milton – 『Grits Ain’t Groceries』

1969年の作品『Grits Ain’t Groceries』が一番のおすすめ作品なのですが、ブルースというよりもかなりファンキーなR&B系のアルバムに聴こえます。

3曲目の”I Can’t Quit You Baby”でようやく咽び泣くようなスクィーズギターを聴くことが出来ます。

ちなみに本作収録曲の”Did You Ever Love A Woman”は、ビリー・マイルズ作のフレディ・キングのお得意曲”Have You Ever Loved a Woman”のことですが、このタイトルにしたのはB.B.キングの影響でしょうか。

B.B.キングも50年代に”Did You Ever Love A Woman”というタイトルで歌っています。

おすすめブルースアルバ⑬ Little Walter – 『Confessin’ the Blues』

代表曲”Juke”が収録されていないのが難ですが、アルバムとしてはこの『Confessin’ the Blues』が良いかと思います。

その中でもロックンロールなノリが良い”Rocker”やエアロスミスもカヴァーした”Temperature”やエリック・クラプトンも取り上げたアーサー・”ビッグ・ボーイ”・クルーダップがオリジナルの”Mean Old Frisco”等が聴きどころです。

おすすめブルースアルバ⑭ Lowell Fulson – 『Tramp』

他にもゴージャスなホーンに導かれイナタいフルソンのギターで始まる”Black Nights”や、”Tramp”と似た”No Hard Feeling”なんかがかっこいい曲です。

おすすめブルースアルバ⑮ Magic Sam Blues Band – 『West Side Soul』

バディ・ガイやオーティス・ラッシュと並ぶモダン・ブルース・ギタリストの新御三家のひとりマジック・サムの1作目にして歴史的名盤『West Side Soul』は絶対に外せません!

アルバムの1曲目がいきなりソウル調の”That’s All I Need”で始まるですが、最初聴いた時は驚きました!

本作の真骨頂は2曲目の”I Need You So Bad”から始まるマジック・サムのギターのレベルの高さです!

それは5曲目”I Don’t Want No Woman”で聴けるB.B.キング風の弾き方や、「ブルーム調」を上手く使った”Sweet Home Chicago”なんかで聴くことが出来ます。

なんともオリジナリティー溢れる個性的な演奏が収録されたアルバムなのですが、なんと本作にマジック・サムの自作曲は”That’s All I Need”と”I Feel So Good (I Wanna Boogie)” に”All Of Your Love” 、”Lookin’ Good” のたったの4曲しかありません。

おすすめブルースアルバ⑯ Muddy Waters – 『Folk Singer』

マディの代表曲を聴くのであれば、やはり『Best Of Muddy Waters』が最適だと思うのですが…

ロバート・ジョンソンの代わりにアラン・ローマックスによる国会図書館のフィールド・レコーディングで見いだされたマディだけに、今回はアコースティック・ギターが中心となったバンドサウンドを聴くことが出来る1964年の『Folk Singer 』を選びました。

マディの代表曲の”Long Distance Call”や”Country Boy”に”Feel Like Going Home”なんかも収録されています。

またサニー・ボーイ・ウィリアムソン一世の”Good Morning Little Schoolgirl” もアコースティック・バンドで演奏しています。

その中でも10曲目のThe Same Thing”と11曲目の”You Can’t Lose What You Never Had”は必聴です!

『Best Of Muddy Waters』には収録されていませんが、名曲ですのでぜひ聴いてみて下さい♪

おすすめブルースアルバ⑰ Otis Rush – 『Right Place, Wrong Time』

オーティス・ラッシュと言えば、コブラ録音を集めた編集盤が一番有名なのですが、今回はバンドサウンドを楽しめるブルースということで『Right Place, Wrong Time』を選びました。

その後アルバムは3曲のオーティス・ラッシュのオリジナル曲を挟んでトニー・ジョー・ホワイトの名バラード曲”Rainy Night in Georgia”へと移ります。

ブルック・ベンントンの歌った”Rainy Night in Georgia”のイントロのギターはコーネル・デュプリーが弾いていましたが、本作ではフレッド・バートンというギタリストがコーネルを意識したかのようなフレージングで弾いています。

次にアルバート・キングの”Natural Ball”を挟み、本作最大の聴きどころ”I Wonder Why”が始まります。

“I Wonder Why”はインスト曲ですが、他の楽曲ではラッシュの高い歌唱力を堪能できます。

オーティス・ラッシュを聴くならまずはこの『Right Place, Wrong Time』から聴き始めてみてはいかがでしょうか?

おすすめブルースアルバム⑱ Robert Jr. Lockwood – 『Steady Rollin’ Man』

そんなロックウッドの名作と言えばこの『Steady Rollin’ Man』が一番です!

ロックウッドの代表曲”Take A Walk with Me”や、ロバジョン直伝の”Steady Rollin’ Man”に”Ramblin’ on My Mind”と”Kindhearted Woman Blues”等、職人ミュージシャン達による最高峰のブルースを楽しむことが出来ます♪

また”Steady Groove”や”Lockwood’s Boogie”に”Tanya”の3曲のインストも聴きもので、ロックウッドとジ・エイシズの相性の良さが伺えます。

本作を聴いた後にはぜひとも伝説の来日公演を収録したライヴ盤『Blues Live In Japan』も聴いてみて下さい♪

70年代の来日公演で聴くおすすめブルース・ライブ名盤3選 おすすめブルースアルバム⑲ Sonny Boy Williamson II – 『Down and Out Blues』

一世の方には”Good Morning Little Schoolgirl”という名曲がありましたが、二世の方も負けていません!

“Don’t Start Me To Talkin'”や”Keep It To Yourself”に”Cross My Heart”やLet Me Explain” 等、ブルース界を代表するような名曲が数多く存在しています。

そういった楽曲が収録されているのがこの『Down and Out Blues』というアルバムです。

ブルースの名盤を紹介した本があれば必ずのように掲載されている程の「これを聴かずしてブルース語るなかれ!」といった有名な作品でもあります。

またバックを支えるバンドメンバーも豪華で、”Don’t Start Me To Talkin'”には、オーティス・スパンにジミー・ロジャースやウィリー・ディクソンなどマディ・ウォーターズ・バンドのメンバーが参加しています。

インチキ臭い芸名に怪しい顔つきではありますが、『本物のブルース』を歌えるブルースマンであることは間違いありません!

ブルースが好きなら必ずこの『Down and Out Blues』は聴いておきましょう。

おすすめブルースアルバム⑳ T-Bone Walker – 『T-Bone Blues』

代表曲の”Mean Old World”と”Stormy Monday”の決定版がこのアルバムには収録されています。

ちなみに僕がブルースバンドやっていた時にこのバージョンの”Mean Old World”をカヴァーしていたこともあります。

しかも本作にはジャズギタリストのバーニー・ケッセルが”Evenin'”と”Two Bones and a Pick”や”Blues Rock”の3曲に参加してギターを弾いています。

以上、【ブルース初心者に聴いて欲しいおすすめの名盤20選をご紹介します。】でした。

「音楽が好きならみんな共通でブルースの話を出来る!」といった世の中になれば最高だな~と思います。

このブログ記事をブックマークとかしてもらって、いつでも読める『ブルース初心者のためのガイドブック』として使ってもらえたら幸いです。

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