倖田來未のステージは“ピュアで深い愛情”そのもの 歌い、踊り、宙を舞った変幻自在な25周年ツアー
そんな雰囲気のなかで始まった倖田來未の25周年ツアー『KODA KUMI 25th ANNIVERSARY TOUR 2025 ~De-CODE~』初日の10月18日、京王アリーナ TOKYO メインアリーナ公演。カウントダウンが0になると、スクリーンにはサイバーパンク風の世界が広がり、培養ポッドのなかで眠る倖田來未の姿が映し出される。そして目覚めると、早くここを出ようとカプセルを思いきり叩き割った。観客は息を呑む。
無機質に動くダンサーたちに目を奪われていた矢先、歓声がドッと上がった。見上げると天井から吊るされた立方体オブジェにシルバーのボディスーツをまとった倖田が乗っている。そしてこう叫ぶーー〈Break the beat now, WATCH OUT!〉。
眠りから覚めた倖田は、持て余していたエネルギーをすべて放出するかの如くノンストップで踊り続ける。「POP DIVA」「BUT」「TABOO」……ダイナミックに腰を揺らしながら重厚なビブラートを響かせ、これが今の“倖田來未”だと全身で訴える。時折無邪気に笑ってみせながら、激しいパフォーマンスで会場を沸かしまくると、畳み掛けるようにしてEDMナンバー「XXX」を披露。回る! 飛ぶ! 蹴り上げる! もはやサーカスのような妙技ですらあった。