ケイト・ブッシュの名曲ベスト10
ケイト・ブッシュの5作目のアルバム「愛のかたち(原題:Hounds Of Love)」からシングル・カットされ、全英シングル・チャートで最高3位、全米シングル・チャートでは最高30位で初のトップ40入りを果たした曲である。当時からヒットしていたのみならず、「NME」の年間ベスト・シングルでジーザス&メリー・チェイン「ネヴァー・アンダースタンド」「ジャスト・ライク・ハニー」に次ぐ3位に選ばれるなど(4位はザ・スミス「ハウ・スーン・イズ・ナウ」であった)、高い評価も受けていた。2012年にはロンドン・オリンピックの閉会式で使用されたことによって、全英シングル・チャートで最高6位を記録しているが、さらに2022年にはNetflixの人気シリーズ「ストレンジャー・シングス 未知の世界」で効果的に仕様されたことによって、全英シングル・チャートでケイト・ブッシュにとっては1978年の「嵐が丘」以来となる1位、全米シングル・チャートでは最高3位と、リリース時を上回るヒットを記録することになった。フェアライトCMIやリン・ドラムといった当時、最先端の電子楽器を使用した80年代的なサウンドと、ケイト・ブッシュのエモーショナルな歌唱が絶妙なマッチングを実現している。邦題は「神秘の丘」である。
2. Wuthering Heights (1978)
ケイト・ブッシュの記念すべきデビュー・シングルで、いきなり全英シングル・チャートで4週連続1位を記録した。エミリー・ブロンテの小説「嵐が丘」がドラマ化されたものをBBCテレビで見た当時は18歳のケイト・ブッシュが、それにインスパイアされてつくった曲だといわれている。デビュー・アルバム「天使と小悪魔(原題:The Kick Inside)」にも収録された。女性アーティストが自作の曲で全英シングル・チャートの1位を記録したのは、この曲が初めてだったという。日本ではバラエティ番組「恋のから騒ぎ」のオープニングテーマとしても知られる。1986年にベスト・アルバム「ケイト・ブッシュ・ストーリー(原題:The Whole Story)」が発売された際には、ボーカルを録りなおした「嵐が丘’86」が収録された。
3. The Man With The Child In His Eyes (1978)
4. Cloudbusting (1985)
5. Hounds Of Love (1985)
6. The Woman’s Work (1988)
7. Suspended In Gaffa (1982)
8. Wow (1978)
9. Babooshka (1980)
ケイト・ブッシュの3作目のアルバム「魔物語(原題:Never For Ever)」からの先行シングルとしてリリースされ、全英シングル・チャートで最高5位のヒットを記録した。夫がどれだけ自分にたいして忠誠なのかを試してみたいと思った妻はある策略を思いつき、実行に移すのだが、その際に用いたペンネームがタイトルにもなっている「Babooshka」である。歌詞の内容を再現したミュージック・ビデオはケイト・ブッシュが1人2役を演じていて、なかなか見ごたえがある。