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War Pigs」カバー披露-豪華共演も話題 - cula
War Pigs」カバー披露-豪華共演も話題 - cula

ポスト・マローン、グラミー賞で故オジー・オズボーン追悼「War Pigs」カバー披露-豪華共演も話題

この夜のトリビュートでは、ポスト・マローンを中心に、プロデューサーのアンドリュー・ワット、ガンズ・アンド・ローゼスのギタリストであるスラッシュ、ガンズ・アンド・ローゼスのベーシスト、ダフ・マッケイガン、レッド・ホット・チリ・ペッパーズのドラマー、チャド・スミスが集結した。披露されたのは、ブラック・サバスが1970年に発表した2ndアルバム『Paranoid』のオープニングを飾る「War Pigs」である。

Slash (Guns N’ Roses), Andrew Watt (Ozzy Osbourne), Duff McKagan (Guns N’ Roses), Chad Smith (Red Hot Chili Peppers) e Post Malone cantando “War Pigs” do Black Sabbath em tributo a Ozzy Osbourne no #GRAMMYs pic.twitter.com/a9OEwXo9yh

— Igor Rogh (@igorogh) February 2, 2026

「War Pigs」に託された意味と家族が見守った瞬間

「War Pigs」は、オジー・オズボーンがフロントマンを務めたブラック・サバスを象徴する楽曲のひとつである。1970年に発表された2ndアルバム『Paranoid』のオープニングを飾るこの曲は、戦争と権力への強烈な批評性を持つ反戦抗議歌として知られてきた。

ポスト・マローンによる歌唱は、原曲のメッセージ性を損なうことなく、敬意を込めて受け継ぐ形で届けられた。楽曲そのものが持つ重みと、遺された家族が見守る客席の空気が重なり合うことで、グラミー賞のステージは一夜限りの追悼の場として深い印象を残すものとなった。

Post Malone honors Ozzy Osbourne with a heartfelt cover of "War Pigs" at the #Grammys, as Sharon, Kelly, and Jack watch in tears. pic.twitter.com/GThZoiVJY2

— Variety (@Variety) February 2, 2026

オズボーンと直接関わってきたミュージシャンたちの集結

このトリビュートに参加したミュージシャンはいずれも、生前のオズボーンと実際に音楽制作を共にしてきた人物たちである。中心となったポスト・マローンは、オズボーンと「Take What You Want」や「It’s a Raid」でデュエットを録音し、世代やジャンルを越えたコラボレーションを実現してきた。

プロデューサーのワットは、2020年の『Ordinary Man』と2022年の『Patient Number 9』でエグゼクティブ・プロデューサーを務め、キャリア後期のオズボーンを音楽面から支えた存在である。また、Slashは2010年の楽曲「Crucify the Dead」にオズボーンを迎え、ロックシーンを代表する両者の共演を実現させた。

最期のステージから受け継がれるレガシー

オジー・オズボーンは、長年にわたるパーキンソン病との闘いの末、2025年7月に76歳で死去した。その数週間前には、ブラック・サバスの最後のコンサートとして位置づけられたイベント「Back to the Beginning」に出演し、故郷イングランド・バーミンガムの地でパフォーマンスを披露していた。

グラミー賞での追悼は、同年9月にMTVビデオ・ミュージック・アワードで行われたオールスター・トリビュートに続くものでもある。そのステージでは、スティーヴン・タイラーヤングブラッドと共に「Crazy Train」や「Changes」、「Mama I’m Coming Home」を披露し、世代を越えた継承が印象づけられた。

さらに彼の死後、人生と闘病の日々を追ったドキュメンタリー「No Escape From Now」がParamount Plusで公開され、2019年の転倒事故や手術後の慢性的な痛み、パーキンソン病との向き合い方が記録された。2026年のグラミー賞で響いた「War Pigs」は、そうした歩みの延長線上で鳴り響いた、ひとつの到達点だったと言えるだろう。

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