. Vol.8:なとり UGC発ヒットの先へ 『深海』で露わになったボーカルの転換点、“声の役割”の進化 - Real Sound|リアルサウンド
Vol.8:なとり UGC発ヒットの先へ 『深海』で露わになったボーカルの転換点、“声の役割”の進化 - Real Sound|リアルサウンド
Vol.8:なとり UGC発ヒットの先へ 『深海』で露わになったボーカルの転換点、“声の役割”の進化 - Real Sound|リアルサウンド

歌声分析 Vol.8:なとり UGC発ヒットの先へ 『深海』で露わになったボーカルの転換点、“声の役割”の進化

2026年1月21日にリリースされた2ndアルバム『深海』は、そうした歩みの延長線上にありながら、ボーカリストとしての立ち位置が明確に変化した作品である。「Overdose」での歌声は低音域を基軸に抑揚を削ぎ落としたフラットな質感を持ち、楽曲の空気を作る役割を担っていた。一方『深海』では、声がサウンドの中に留まらず、楽曲の流れや構造そのものを動かし始めている。 本稿では、『深海』収録曲を中心に、その変化を具体的に見ていきたい。 まずは「絶対零度」(2024年)。バンドサウンドを軸にしたこの曲では、中高音域を中心に刻まれる歌唱が印象的だ。語尾を曖昧にせず、フレーズの終点を残すことで、歌声がリズムを牽引する。『1st ONE-MAN LIVE「劇場」』で、バンド編成で披露された際、その音圧やパフォーマンスから、「あらかじめ完成された打ち込み音源(トラック)に歌を当てる」というデジタル完結の発想とは異なる楽曲であることが明確にわかった。以降の作品では、ライブで得た身体感覚がサウンドメイキングや歌唱表現へと還流していく。

なとり - プロポーズ

なとり - セレナーデ

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