美尻女王スペシャルトーク①【岡部友&アミン・カレダ】
「男性と女性は動物的に違うと私は思っているのですが、女性がフィットネスの大会に出ると、審査の基準は筋肉を見せること。そうなると筋肉を見せるために脂肪を落とすので、あまりに過激なことを何年もしてしまうと月経不順になったり、骨がボロボロになったりするんです。もちろん絞ってもそういうことが起きない女性もたくさんいますが、体を崩した先に、彼女たちが求める理想的な体があるかというと違うことも多々あります。コンテストのための体づくりではなく、あくまでも自分自身と向き合うための通過点であるようなコンテストをやりたいなと思って『FITNESS ANGEL』を開催しました」
トレーニングの本来の目的は健康になることであり、美しくなることであるはずなのに、いつしかコンテストでいい結果を残すために体に過剰な負荷を与えてしまうケースが多く見られるようになった。こうした状況への危機感もあって、健康で女性らしい美しさを競う新たなステージをつくったというわけだ。
FITNESS ANGELを主催した岡部友さん 第1回『FITNESS ANGEL』優勝者のアミン・カレダさん
もともと内向的な性格で初対面の人と話したり、人前に出たりすることが苦手だったこともあって、体と併せてメンタル面も鍛えたいという気持ちがあった。そんな性格だからこそ、当初は『FITNESS ANGEL』に出場するつもりはなく、あくまでもトレーニングを学ぶキャンプに参加するというスタンスだった。
『FITNESS ANGEL』は応募者全員が「Peach Camp」と名付けられたトレーニングキャンプに参加。ここで岡部さんからお尻に効果があるトレーニングをいろいろと学ぶことができる。アミンさんがキャンプに参加した最初の目的は、トレーニングを学ぶことであり、キャンプ参加者から選ばれる20名のファイナリストに選ばれるとは想像していなかった。
「人前に出たり団体行動が得意ではなかった彼女がエントリーしたこと自体が自分の殻を破った第一歩だから、『無理して出なくてもいいよ』と言いました。やれるところまでやって、それがリハーサルまでだったら、それでもいいと言ったんです。ただ、練習を100パーセント本気でやれば、その過程が自信につながるから、そこは本気で練習するってところはしっかりやろうって話しました。その過程で一緒に練習する仲間ができるし、むしろアミンちゃんにそういう仲間をつくってほしかったんです」
「とにかく全部終わった後の達成感がすごく大きかったです。それは優勝したからではなくて、やり遂げたことに満足できたんです」とアミンさん。肉体の美しさに加え、内面の充実が最高の結果につながったこと間違いないだろう。
「初めてのコンテストでみなさまにご迷惑をおかけすることがたくさんあったと思います。でもANGELのファイナリストがコンテスト当日、終わってしまうのが悲しいとみんなが言ってくれたこと、そのあとも交流が続くほど仲間になってくれたこと、コンテスト前日に生理がきたと体が健康状態にあることを証明してくれたと言ってくれたことが私の中での成功です。 今回、ファイナリストが心から楽しめば絶対お客様に伝わるという想いでショーをつくりました。ショーを見て楽しそうだなと思っていただけていたら、それはファイナリストが本当に楽しんでいたからです。年に1回はこの大会をやりたいし、よりパワーアップしていきたいので、今はいろいろと考えを練っているところです」
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