10億匹の飼い犬…見過ごされる環境への悪影響 研究で明らかに
◆野生動物の敵 環境負荷も多大 飼い犬が環境に与える影響としてまずあげられているのが、野生動物への被害だ。イヌは家畜化しておとなしく、人間の指示をよく聞くが、捕食動物であることに変わりはない。オーストラリアやニュージーランドでは、野生動物が飼い犬によって襲われたり殺されたりしており、コガタペンギンのコロニー崩壊の主な原因になっているという。イヌはひとたび放し飼いにされると動物を追いかけることも多く、野生動物たちの脅威となっている。
◆もはや無視できない 飼い主の責任も… この研究論文の主執筆者であるカーティン大学のビル・べイトマン准教授は、多くの飼い主はイヌが環境に与えるダメージを認識していないと指摘。飼い犬は人々の生活にとって非常に重要だが、世界的なペット犬の多さと、一部の飼い主のいい加減な行動が相まって、もはや無視できない環境問題を引き起こしていると述べている。
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