クラシック作編曲家 田丸和弥の実践・実体験・実験・音楽日記
千葉県鴨川市出身の作編曲家が自身の吹奏楽やオーケストラでの経験と考察、検証をもとにかゆいところに手が届く記事を提供いたします。作編曲家、演奏家、音楽愛好家さん向けですがコラム記事も!サイトでは一部記事でアフィリエイトプログラム、およびAmazonアソシエイトを利用して商品を紹介しています。また、Google Adsenseを用いた広告収入を得ています。
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ラフマニノフ《ピアノ協奏曲第2番》第1楽章を徹底分析!~主題、構成、聴きどころを解説~
- ラフマニノフ《ピアノ協奏曲第2番》第1楽章を徹底分析!~主題、構成、聴きどころを解説~
- 基本情報
- 音源
- 第一楽章の主な主題の提示
- 第一主題の旋律(ラーーシラーーシ、ラーーソファソミ)
- 第二主題の旋律(ミソドレミファーミレドシド、ラシラbシbソーファ#ソラbファソ)
- 呈示部にもある主題操作や匂わせ
- 主題操作の醍醐味展開部
- 再現部~コーダにかけての展開、最後のダメ押しにも注目
- ピアノという楽器のすごさ再認識
- ラフマニノフはメロディメーカーである前に主題労作(主題操作)の技巧派なのでは?
- 思い出の音源
- 第一主題のリズム変形Vn1
- 第一主題の動機の反行Hr
- 第一主題後半の動機をFl, Cl
- 第二主題の執拗に繰り返されるパーツをPf
このパーツをト短調の属和音上(すなわちD7上)で展開をし、Gmの和音に落ち着くかと思いきや、Bb(しかし第一転回形のBb/D)へ逃げる。
再現部~コーダにかけての展開、最後のダメ押しにも注目ここで取り上げていない部分、例えばMeno mossoに入ってからの弦のリズムも オーボエのD-D-Gという動きや、その前のVn1のBb-Bb-Bb-Ebという動きという部分 で触れたリズムと一緒ですし、その後に現れるピアノのAb-Gという動きもなにかの動機と関連が見られると推察されますが、この曲の最後の最後でも、主要主題の超絶インパクトのある登場があります。
楽曲を解析してみるのはとても面白いそれは、すなわち 楽曲を分析してみる面白さ に気づいてくれる人が一人でも多くなってくれたら、うれしいなということ。
蛇足 ピアノという楽器のすごさ再認識- 1台でオーケストラの和声を十分に担える。(第一主題の部分とかすごいよね)
- 1台でオーケストラのリズムの補完も十分にこなせる。(同上)
- 上記2つを両立し、演奏上かなりの持久力を誇る。(結局、上二つなんだけどね)