東武30000系も東上線置き換えへ 転属?廃車?どうなる?今後のシナリオを妄想する
こんにちは! 先日、野田線において2026年度以降にワンマン運転がスタートするという記載が決算資料において確認されたということを記事にしました。 野田線 ワンマン運転は2026年度以降?旧型車混在期間からワンマンを始める可能性? - てつとおの鉄道新ブログ この資料の同じページに、他にも非常に気になる記載が存在します。それが東上線の車両置き換え見込みに関する記載です。2026年春以降、東上線に90000系を導入することで、東上線の旧型車両を置き換えていくということが記載されていますが、そこに置き換え対象の形式名も記載されています。既に9000系は置き換えが発表されていましたが、それ以外にも10000系、30000系も代替対象であることが記載されています。10000系までの置き換えはある程度考えられることでしたが、30000系まで置き換えてしまうというのは驚きですね。 30000系は1996年~2005年にかけて、4連,6連がそれぞれ15編成ずつ製造されたIGBT-VVVFを搭載した形式です。元々は6連と4連編成が製造され、それぞれが本線系統で活躍していましたが、2010年代ごろより6連と4連に10両固定編成化改造が行われた上で、東上線に転属しました。固定編成化改造の際に運転台の撤去などが行われ、現在では4連、6連単独では走ることのできないようになっています。そのような30000系、東上線を置き換えられた後、どのような動きをするのでしょうか。今回はそのことについて考えて見たいと思います。
廃車か、転属かまずは廃車か転属かが一つの論点でしょう。30000系は2026年には最古参のトップナンバーが製造から30年を迎え、1998年以降からセカンドナンバー以降も順次30年を迎えていきます。決して新しいとは言い難い形式です。そんな30000系、廃車になるか転属になるかを考えると、個人的には転属の可能性が高いのかなと思います。東武鉄道では20400型が2018~2022年にかけて誕生しましたが、こちらの種車の20000系列も車齢30年近くに改造されました。このことを考えると、更新時期としてそこまで遅いということは無いのかなと思うところです。さらに、先日、政府目標として2035年までにVVVF車両及び初期のVVVF車両(GTO 方式)の置き換えを完了させることが検討されていることが明らかになりました。多数の旧型車両が残留している東武において、30000系は仮に機器更新を行わないとしても、目標に対応できる形式です。また、東武が主要路線への導入を目指している車上データ監視装置も搭載可能な形式です。本線や支線などに8000系や10000系が多数残っている現状において、このような性能の30000系をそのまま廃車にするというのは考えにくいのではないか?ということが私の予想です。 また東上線転属時に運転台を撤去していることが大丈夫なのか?ということですが、東武鉄道では20400型や10050型ワンマン車などで更新を行う際にワンハンドルマスコンの運転台に交換されています。そうなると、30000系の中間封じ込め車に運転台が無いとしても、新たに取り付けてしまえば良いため、そこまで大きな問題にはならないのではないか?と思われます。運転台復元には多少の費用はかかるでしょうけれども、かつて8000系の先頭化改造まで行った会社です。既にある運転台を復元することは考えられるのかと思います。 また改造時期についてですが、2028年度までは野田線の60000系の5両化工事が津覇で行われます。こういったことを考えると、改造されるとなれば2028年以降になる可能性が高いのかなと思うところです。
転属先は?それでは転属先はどうなるでしょう。主に①東上線 森林公園~寄居、越生線 ②スカイツリーライン の二つが考えられるのかなと思うところです。 まず①は現在8000系のワンマン4連が活躍している路線ですね。8000系は4連×11編成が在籍していますので、30000系の4連側11編成で置き換えが可能です。また、2023年から森林公園~小川町間においても8000系のワンマン運転区間が拡大されました。現在は日中時間帯のみの運行ですが、こちらを完全に系統分離するとなると、4連×15編成全編成を持って行ってもおかしくはないのかなと思います。最低でも4連側の11編成が東上線末端区間と越生線に行く可能性は高いのではないか?と思うところです。 続いて②は6連側の転属先です。現在、スカイツリーラインでは6連の10000系が18編成在籍しており、そのうち6連の単独運用が16運用設定されています。30000系6連編成はこちらとほぼ同数の15編成が在籍しています。また、仮に東上線に4連が11編成のみしか転属しないならば、4編成の4連編成を組み替えて、MT比は異なり、先頭車の廃車は出てしまうものの、6連2編成をさらに組成することも可能です。こういった状況を見ると、10000系6連の置き換えに使われる可能性というのもあり得るのかなと思うところです。スカイツリーラインはメトロ豊住線関連で新型車両が誕生するかもしれません。その際、スカイツリーライン専属編成を絡めて整理をすることで、現在の8連編成運用や一部の6連運用は無くすことも可能かもしれませんが、6連については館林地区のローカル運用(久喜~館林)と浅草乗り入れ運用(北千住~浅草)が続く限り、一定数は必要なはずです。一部運用を削減するとして、6連×15編成程度を回すということは数的にも合致するなと思うところです。
転属先予測としてはこんなところでしょうか。 30000系はやはり分割して使用する可能性が高いのかな?ということが私の予想ですが、どうなるでしょうね。今後に注目です。 最後までご覧いただきありがとうございました!