【食べ物の有名俳句 30選】春夏秋冬!面白い&美味しい表現のおすすめ名句を紹介
五・七・五の十七音で、作者が見た景色や心情を綴り詠む「俳句」。 季語を使って表現される俳句は、作者の心情や自然の豊かを感じることができます。 今回は、与謝蕪村の有名な句の一つという句をご紹介します。 鮎くれて よらで過ぎ行く 夜半の門 (蕪村) 五月辺りから料理屋の焼物に小さな鮎がのぼり、暑.
【NO.6】与謝蕪村
『 鰒(ふぐ)汁の 宿赤々と 灯しけり 』
【NO.7】小林一茶
『 冷し瓜 二日立てども 誰も来ぬ 』
意味:冷やし瓜を準備しているが、 2 日待っても誰も訪ねて来ないなぁ。
「冷し瓜」とは主にマクワウリを井戸の水などで冷やしておいたものです。今と違って冷蔵庫などはないため冷たいものはご馳走ですが、それだけに来客がないことを残念がっています。【NO.8】小林一茶
『 そば時や 月の信濃の 善光寺 』
【NO.9】小林一茶
『 おらが世や そこらの草も 餅になる 』
【おらが世やそこらの草も餅になる】俳句の季語や意味・表現技法・鑑賞文・作者など徹底解説!!五七五のわずか17音で綴られる短い詩「俳句」。 高尚なイメージを持つ方もいらっしゃるかと思いますが、実は「俳句」は人々の生活に密着し、とても身近な文芸の一つといわれています。 今回は、日常の些細な出来事や身近な風景が描かれることが多い小林一茶の作、という句を紹介していきます。 「おらが.
【NO.10】山口素堂
『 目には青葉 山ほととぎす 初鰹 』
季語:青葉(夏) / ほととぎす(夏) / 初鰹(夏)
【目には青葉山ほととぎす初鰹】俳句の季語や意味・表現技法・鑑賞文・作者など徹底解説!!江戸時代から続く日本の文学「俳句」。 俳句には純粋に美しい情景を切り取ったものもあれば、読み手に様々な感覚を思わせるものもあります。 今回ご紹介することわざにもなっているは後者のタイプとして知られる句です。 青紅葉♪ 目に青葉 山ほととぎす 初がつお(山口素堂)、とつい口をついて出てくるよう.
季語が 3 つ重なる有名な初夏の一句です。作者の時代では初物を食べると長生きできるという風習があったため、初鰹は早馬で江戸まで送られて珍重されていました。
食べ物に関する有名俳句【中編10句】
【NO.11】正岡子規
『 柿くへば 鐘が鳴るなり 法隆寺 』
【柿食えば鐘が鳴るなり法隆寺】俳句の季語や意味・表現技法・鑑賞文・作者など徹底解説!!日本の近代の俳句は、明治時代の俳人、正岡子規に始まります。 江戸時代の松尾芭蕉や与謝蕪村の俳諧、発句に親しみ、研究し、俳句の革新運動を精力的に進めた人物です。 生涯に20万ともいわれる句を詠んだ子規の作品の中で、一番有名だとも言われる句 もしかしたら、正岡子規の名を知らなくても「この句は知っ.
【NO.12】正岡子規
『 枝豆や 三寸飛んで 口に入る 』
【枝豆や三寸飛んで口に入る】俳句の季語や意味・表現技法・鑑賞・作者など徹底解説!!「俳句」とは、五七五の3句17音を定型とする短い詩です。 日本が誇る伝統芸能の一つですが、昨今は外国語で詠まれるなど、欧米、アジア諸国など日本以外の国々でも人気があります。 今回は、数ある名句の中から正岡子規の作という句をご紹介します。 枝豆や三寸飛んで口に入る 正岡子規 pic.tw.
三寸は約 9cm で、食べようと枝豆を押したらきれいに放物線を描いて口の中に入った様子が伺えます。作者は健啖家としても知られているため、この句を詠んだときも次々と枝豆を食べていた光景が浮かんできます。
【NO.13】正岡子規
『 一匙の アイスクリームや 蘇る 』
この句は 1889 年の 8 月に詠まれた句で、弟子である高浜虚子の家を訪問した時の様子を詠んでいます。当時はアイスクリームが貴重だったため、作者は喜んで食した様子が書簡に残されています。【NO.14】高浜虚子
『 流れ行く 大根の葉の 早さかな 』
【流れ行く大根の葉の早さかな】俳句の季語や意味・表現技法・作者など徹底解説!!「俳句」は季節ごとにさまざまな情景をみせてくれる自然や、日常の中の風物から受ける感動を印象的に短い言葉で表現します。 五・七・五の十七音で構成される俳句は、とくに愛好者がたくさんいます。 今回は、そんな数ある句の中でも有名俳人・高浜虚子の詠んだ句を紹介していきます。 #俳句 流れ行く大根の.
【NO.15】高浜虚子
『 七種に 更に嫁菜を 加へけり 』
【NO.16】日野草城
『 ところてん 煙のごとく 沈みをり 』
【ところてん煙のごとく沈みをり】俳句の季語や意味・表現技法・鑑賞・作者など徹底解説!!日本の伝統的な芸能の一つである「俳句」。 日本には著名な俳人達によって詠まれた数多くの作品があります。 今回は、日常のワンシーンを題材とした句という句を紹介していきます。 <ところてん煙のごとく沈みをり> 草城 pic.twitter.com/7kEnx1j9NC — knabo forg.
【NO.17】加藤楸邨
『 秋刀魚焼く 匂の底へ 日は落ちぬ 』
【秋刀魚焼く匂の底へ日は落ちぬ】俳句の季語や意味・表現技法・鑑賞文・作者など徹底解説!!秋は収穫の時期、美味しい秋の味覚といえば、みなさんはどんなものを思い浮かべますか? 俳句でも、たくさんの秋の味覚にまつわる句が詠まれています。 今回は、有名俳句の一つをご紹介します。 秋刀魚焼く匂の底へ日は落ちぬ…てね。すっかり秋だねえ… pic.twitter.com/TH9NOQulkb.
【NO.18】山口誓子
『 匙なめて 童たのしも 夏氷 』
【匙なめて童たのしも夏氷】俳句の季語や意味・表現技法・鑑賞文など徹底解説!!この世に存在する最も短い詩「俳句」。 わずか17音で物語つづる俳句は日本を飛び出し、今や世界中の人々から愛される芸術の一つです。 今回は数多くある名句の中でもという山口誓子の句を紹介していきます。 匙なめて童たのしも夏氷 山口誓子 童じゃありません。おっさんです。はい。 pic.twitte.
【NO.19】中村草田男
『 葡萄食ふ 一語一語の 如くにて 』
【葡萄食ふ一語一語の如くにて】俳句の季語や意味・表現技法・鑑賞文・作者など徹底解説!!五七五のわずか17音の芸術、「俳句」。 日本が誇る伝統芸能の一つです。 今回は、数ある名句の中から中村草田男のという句をご紹介します。 葡萄食ふ 一語一語の 如くにて 中学生のとき、教科書に載ってた俳句。この句だけは何となく好きで、今も覚えてる。 pic.twitter.com/yrJ.
葡萄の実は手で一粒ずつもいで食べるのが一般的です。その 1 つずつ味わって食べる様子を、一語ずつ言葉の意味を噛みしめる様子に重ねています。
【NO.20】久保田万太郎
『 湯豆腐や いのちのはての うすあかり 』
【湯豆腐やいのちのはてのうすあかり】俳句の季語や意味・表現技法・鑑賞・作者など徹底解説!!日本には著名な俳人が残した数多くの俳句があります。 現代になっても俳句を嗜む方がおり、数多くの俳句が愛されながら詠まれています。 そんな名句の中でもという句は、親しみ深い作品の1つとして知られている句になります。 湯豆腐やいのちのはてのうすあかり 久保田万太郎 pic.twitter.com.
食べ物に関する有名俳句【後編10句】
【NO.21】坪内稔典
『 三月の 甘納豆の うふふふふ 』
意味: 3 月に甘納豆を食べると思わずうふふふふと笑い声がもれてしまう。
【三月の甘納豆のうふふふふ】俳句の季語や意味・表現技法・鑑賞・作者など徹底解説!!俳句は難解で高尚な趣味…と敬遠されがちですが、実はとても身近で、誰もが簡単に始めることのできる文芸です。 俳句は、日常の情景や事柄、人々の感情と連動していますので、身の回りのことは全て俳句に詠むことができるといっても過言ではありません。 今回は、現代俳句の第一人者として有名な坪内稔典の作、.
作者は 12 ヶ月を通して「甘納豆」をテーマに俳句を詠んでいて、この句は 3 月のものです。春の陽気を感じながら食べる甘納豆に思わず笑みがこぼれています。
【NO.22】日野草城
『 さくら餅 うちかさなりて ふくよかに 』
店頭に積まれている桜餅が折り重なっているのを見て、ふくよかになったと表現している面白い句です。桜餅には長命寺と道明寺の 2 つの形がありますが、どちらでも想像出来る句です。
【NO.23】細見綾子
『 葉桜の 下帰り来て 魚に塩 』
【葉桜の下帰り来て魚に塩】俳句の季語や意味・表現技法・鑑賞文・作者など徹底解説!!五・七・五の十七音で、作者の心情や見た景色を詠む「俳句」。 季語を使って表現される俳句は短い言葉の表現の中で、作者の心情や自然の豊かを感じることができます。 今回は、細見綾子の有名な句の一つという句を紹介していきます。 葉桜の下帰り来て魚に塩 ― 細見綾子― この季節になると必ず口から零れる.
【NO.24】正岡子規
『 茗荷より かしこさうなり 茗荷の子 』
【茗荷よりかしこさうなり茗荷の子】俳句の季語や意味・表現技法・鑑賞・作者など徹底解説!!俳句は日本が誇る伝統芸能の一つです。 限られた文字数で綴られる物語は世界中の人々から愛され、親しまれています。 今回は、数ある名句の中から正岡子規の作という句を紹介していきます。 茗荷よりかしこさうなり茗荷の子 正岡子規 Japanese ginger…裏窓から見える茗荷…夏が終わる頃.
【NO.25】星野立子
『 美しき 緑走れり 夏料理 』
【NO.26】正岡子規
『 三千の 俳句を閲し 柿二つ 』
意味:沢山の俳句を閲覧した後に柿を 2 つ食べた。
【三千の俳句を閲し柿二つ】俳句の季語や意味・表現技法・鑑賞文・作者など徹底解説!!日本の伝統文芸の一つである「俳句」。 俳句は時代に合わせて進化しながら現代へつながっていますが、明治時代に江戸時代の俳諧や発句を俳句として改革したのが、あの有名な「正岡子規」です。 正岡子規は、松尾芭蕉や与謝蕪村と言った江戸時代の俳諧・発句・俳書をよく研究し、近代的な俳句の礎を築きました。 .
【NO.27】橋本多佳子
『 星空へ 店より林檎 あふれをり 』
【星空へ店より林檎あふれをり】俳句の季語や意味・表現技法・鑑賞文・作者など徹底解説!!五・七・五のわずか十七音で、読み手の情景や心情を表現する「俳句」。 俳句というと「侘び」や「さび」といった趣ある感性や美意識が詠みこまれているものと思う方もいらっしゃるでしょう。 しかし、中には親しみやすく瑞々しい感性と浪漫に満ちた句も数多く存在します。 今回はその中からという句を紹介してい.
店先に積まれたりんごが星空に向かって積まれているようだという幻想的な一句です。明かりに照らされる真っ赤なりんごは夜によく映えたことでしょう。【NO.28】日野草城
『 みずみずし セロリを噛めば 夏匂う 』
【みずみずしセロリを噛めば夏匂う】俳句の意味や表現技法・鑑賞文・作者など徹底解説!!「俳句」は日本の伝統的な芸能の一つで、いまや世界中で詠まれ、愛されています。 今回は、数ある名句の中から日野草城のという句を紹介していきます。 昔は苦手だったはずのセロリ♪ 今はちょいちょい買って食べるほどに。 最近のセロリは昔感じてたエグみが風味と感じられるくらいになり、なんと言ってもみず.
【NO.29】芥川龍之介
『 木枯らしや 目刺しに残る 海の色 』
【木枯らしや目刺しに残る海の色】俳句の季語や意味・表現技法・鑑賞文・作者など徹底解説!!俳句は、日本で広く親しまれている詩です。 俳人として多くの名句を残した俳人も数多くいますが、夏目漱石や芥川龍之介など、小説家として名を成した文学者もいます。 今回は「羅生門」、「蜘蛛の糸」などの小説で有名な芥川龍之介の句を紹介していきます。 木枯らしや 目刺しに残る 海の色 芥川龍之介.
【NO.30】小林一茶
『 大根引き 大根で道を 教えけり 』
【大根引き大根で道を教えけり】俳句の季語や意味・表現技法・鑑賞文・作者など徹底解説!!五・七・五の十七音に、季節の語や心情を詠みこむ「俳句」。 国語の授業だけでなく趣味としても親しまれ、作品を応募するコンクールも増えています。 今回は、有名俳句の一つという句を紹介していきます。 2017.11.16 定点📷 比叡山 『大根引大根で道を教へけり』 一 茶 ◇生活.
今回は、食べ物に関する有名な俳句を 30 句紹介しました。
俳句には春夏秋冬のほかにも新年など、多くの時期の食べ物が登場します。 食べた時の心情やその食べ物から連想することなどいろいろな表現ができますので、 ふと思いついたときに食べ物に関する俳句を詠んでみてはいかがでしょうか。
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- 1 食べ物に関する有名俳句【前編10句】
- 2 食べ物に関する有名俳句【中編10句】
- 3 食べ物に関する有名俳句【後編10句】
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