. 3カ国を跨ぐ遺産 - 世界遺産 観たやつ
3カ国を跨ぐ遺産 - 世界遺産 観たやつ
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【世界遺産】「シルクロード:ザラフシャン=カラクム回廊」徹底解説!中央アジア3カ国を跨ぐ遺産

シルクロードは、紀元前の古代からあるユーラシア大陸の東西を結ぶ交易路の1つです。中国の長安(現在の西安)を起点に、中央アジアを経由して、西はローマまでを結んでいました。東方の絹が西方に運ばれた道なので、19世紀末のドイツの地理学者フェルディナント・フォン・リヒトホーフェンによりシルクロード(絹の道)と名付けられました。また、天山山脈の南側のオアシス都市を結んだ交易路なので「オアシスの道」とも呼ばれます。

シルクロードは全て1人で歩ききるようなものではなく、都市から都市へとキャラバン(隊商)がラクダなどを使って荷物や物資を運び、そこからまた別のキャラバンが次の都市へと運ぶといった「中継交易」が行われていました。そのため絹などの交易品だけでなく、様々な芸術や宗教、思想、食文化、技術などが少しずつ広がり、次第に東西文化が混ざっていきました。日本もシルクロードの影響を受けており、インド発祥の仏教もシルクロード経由で朝鮮半島へ持ち込まれ、最終的に百済から伝わりました。あとペルシャ製のガラス器などもシルクロードを経由で遣唐使によって日本に持ち込まれ、現在東大寺の正倉院に収蔵されています。世界史と日本史が繋がる部分ですよね。

東西交易路は下図のように、シルクロードである「オアシスの道」(オレンジ)以外に、「草原の道」(緑)と「海の道」(青)があります。これらの道を全て含めてシルクロードと言われることもあります。

世界の歴史まっぷより

草原の道(ステップロード):天山山脈の北にある交易路です。遊牧民族の生活の場でもあり、匈奴、突厥、ウイグル、モンゴル民族などが利用していました。

海の道(マリンロード):その名の通り海の交易路です。アラビア海、インド洋、南シナ海、東シナ海を結ぶ海路で、紀元前後にはギリシア人、8世紀以降はイスラム商人、11世紀以降は中国人が活動し、東方から陶磁器などが西方に運ばれました。

ザラフシャン=カラクム回廊とは?

世界の歴史まっぷより

ユネスコ世界遺産センターより

  • オアシス都市やキャラバンサライ、宗教施設などが良好な状態で残っている
  • それらはシルクロードの一部として東西文化交流における役割を持った貴重な遺跡群である
登録名シルクロード:ザラフシャン=カラクム回廊(Silk Roads: Zarafshan-Karakum Corridor)国ウズベキスタン、タジキスタン、トルクメニスタン登録区分文化遺産登録基準(2)、(3)、(5)登録年2023年

構成資産

タジキスタン

ユネスコ世界遺産センターより

TJ-01Khisorak Settlement mapTJ-02Castle on Mount Mugh mapTJ-03Kum Settlement mapTJ-04Gardani Khisor Settlement mapTJ-05Tali Khamtuda Fortress map TJ-06Mausoleum of Khoja Mukhammad Bashoro mapTJ-07Toksankoriz Irrigation System mapTJ-08Sanjarshakh Settlement mapTJ-09Town of Ancient Penjikent map

ムハンマド・バショロ廟(TJ-06:Mausoleum of Khoja Mukhammad Bashoro)写真:Visit Central Asiaより 古代ペンジケントの遺跡(TJ-09:Town of Ancient Penjikent)写真:Wikipediaより

ウズベキスタン

ユネスコ世界遺産センターより

UZ-01Jartepa II Temple mapUZ-02Suleimantepa mapUZ-03Kafirkala Settlement mapUZ-04Dabusiya Settlement mapUZ-05Kasim Sheikh Architectural Complex mapUZ-06Mir Sayid Bakhrom Mausoleum mapUZ-07Rabati Malik Caravanserai mapRabati Malik Sardoba map UZ-08Deggaron Mosque mapUZ-09Chasma-i Ayub Khazira mapUZ-10Vardanze Settlement mapUZ-11Vobkent Minaret mapUZ-12Bahouddin Naqshband Architectural Complex mapUZ-13Chor Bakr Necropolis mapUZ-14Varakhsha Settlement mapUZ-15Paikend Settlement map

ミール・サイード・バフロム廟(UZ-06:Mir Sayid Bakhrom Mausoleum)写真:Wikipediaより ヴァブケント・ミナレット(UZ-11:Vobkent Minaret)写真:Wikipediaより バハウッディン・ナクシュバンド建築群(UZ-12:Bahouddin Naqshband Architectural Complex)

【世界遺産】ブハラ近郊「バハウッディン廟」メッカに次ぐイスラム聖地 worldheritage.blog チョルバクル大墓地(UZ-13:Chor Bakr Necropolis) 【世界遺産】ブハラからすぐ!「チョル・バクル」預言者ムハンマドの子孫が眠る死者の街 worldheritage.blog トルクメニスタン

ユネスコ世界遺産センターより

TM-01Amul Settlement mapTM-02Mansaf Caravanserai① map Mansaf Caravanserai② mapTM-03Konegala Caravanserai mapTM-04Tahmalaj map TM-05Akja Gala Caravanserai mapTM-06Gyzylja Gala Caravanserai① mapGyzylja Gala Caravanserai② mapTM-07Kushmeihan map
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