『呪術廻戦』第3期OPはなぜパロディ特盛? 映像のなかで示唆される“黒幕”の思惑
TVアニメ『呪術廻戦』第3期「死滅回游 前編」ノンクレジットOPムービー/OPテーマ:King Gnu「AIZO」|毎週木曜深夜0時26分(24時26分)~MBS/TBS系28局にて放送中!!
新OPに使用されている楽曲はKing Gnuの「AIZO」で、主人公・虎杖悠仁をはじめとしたキャラクターたちが登場するスタイリッシュな映像となっている。 そこでは古今東西さまざまな作品のパロディが用いられており、たとえば虎杖や天元、九十九由基など7人の登場人物が横並びになるカットは『攻殻機動隊 S.A.C. 2nd GIG』のOP映像が元ネタだと思われる。
さらにそうしたアニメネタよりも印象的なのが、有名絵画からのパロディだ。虎杖と虎杖母を描いたカットはエゴン・シーレ「死せる母1」、幼少期の真希・真依姉妹が寝ているカットはペーテル・パウル・ルーベンス「眠る二人の子供」、鮮やかな花をバックとした夜蛾正道とパンダのカットはクロード・モネ「庭のカミーユ・モネと子供」といった具合で、ほかにもエドヴァルド・ムンクやグスタフ・クリムトの絵画を連想させるカットなどがあった。 また西洋絵画ばかりではなく、浮世絵師・歌川国芳による武者絵、美術家・横尾忠則による「Y字路」など、日本の名画からの引用も見られる。 現代的なタッチによるアニメーションに、誰もが知る有名絵画の記憶が挟み込まれるという構成はハイセンスで、日本のみならず海外のアニメファンたちも大きな盛り上がりをみせている。
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