蓋をした瓶の中で40年以上。青々とした葉を保ちながら生き続けているツユクサのテラリウム
このビンの世界は主に光合成の魔法で成り立っているそうだ。 肥料と水と種が入ったビンに栓をしたラティマーさんは、それを適度に日の当たる場所に置いた。 この画像を大きなサイズで見る image credit:nollyvines/youtube それからしばらくなんの手も加えなかったが、1972年に一度だけ水を入れた。 あとは再び栓をしたままでひとりでに自給自足の生態系が形成したという。 十分な太陽光を浴びた植物は光合成で成長に必要なエネルギーを獲得する。これにより酸素や水分が発生し、こもった湿気は水滴となり降り注ぐ。 その酸素を堆肥中のバクテリアが吸い、植物の光合成に不可欠な二酸化炭素を作り出す。そのバクテリアは底に落ちた枯れ葉を分解して堆肥を豊かにする。
好奇心で作ったら40年も持続
最後に水を入れた後も中のツユクサは順調に伸びていった。 この画像を大きなサイズで見る image credit:nollyvines/youtube 40年以上もほったらかしで持続している驚異的なテラリウム。だが、創造主?のラティマーさんはその道のプロではないという。 その頃に流行してた「ボトルガーデン」を純粋な好奇心で始めただけで、先のことなど考えもしなかったそうだ。
死後は子どもたちか園芸協会に譲渡予定
偶然なのか必然なのか、うっかりちょうどいい感じでできた緑の世界を抱きかかえるラティマーさんはとても誇らし気だ。 この画像を大きなサイズで見る image credit:nollyvines/youtube このビンの最新情報は不明だが、2013年にインタビューを受けた際のラティマーさんは80代で、もし寿命を迎えたら子どもたちに引き継いでもらうか、園芸協会に譲ると語っていたそうだ。 以下はテラリウムの作り方の参考動画である。 ガラスの器に石、木炭、土を入れ、シダや好みの植物を植えた後、霧吹きの水をかける。ポイント水のやりすぎや直射日光を避け、枯れ葉や虫を取り除くことだそうだ。
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この記事への コメント 66件
凄いね~!!僕もやってみよう! シーラカンスを発見した人と同じ ラティマーという名字なのが 何か奇跡的で神秘的なモノを感じる。 やっぱ重要なのは「バランス」なんだね。- 名前: 匿名処理班 68 ID: Nzgy • 投稿日: 2020年1月27日
- 名前: 匿名処理班 29 ID: ZWMN • 投稿日: 2019年5月3日
※5 これだけ数十年単位でもつかは分からないけど、 西欧列強が植民地開拓を進めていた時代 遠い大陸で採集した珍しい現地植物の標本を 枯らさないように数ヶ月かけて海運する際、 植物園並みの潤沢な真水なんて船上では到底 供給できないので、 ガラス箱に密閉し、呼吸と光合成・吸水と蒸散のサイクルを 自己完結させて運んだ―――という話は聞いたことがある。
菌や虫が侵入できなかったのもあるんだろうけど、奇跡的な環境バランスだったんだろうなぁ- 名前: 匿名処理班 72 ID: YTYz • 投稿日: 2023年7月28日
- 名前: 匿名処理班 25 ID: NmZj • 投稿日: 2019年5月3日
- 名前: 匿名処理班 57 ID: MmMy • 投稿日: 2019年5月5日
- 名前: 匿名処理班 60 ID: Njg3 • 投稿日: 2019年5月6日
- 名前: 匿名処理班 32 ID: YW5M • 投稿日: 2019年5月3日
- 名前: 匿名処理班 30 ID: Y2Uz • 投稿日: 2019年5月3日
- 名前: 匿名処理班 50 ID: NDVk • 投稿日: 2019年5月4日
- 名前: 匿名処理班 69 ID: DcMW • 投稿日: 2020年7月25日
植物の光合成が止まる条件を書いときます 光を植物に当ててもその周囲の二酸化炭素を使いきってしまった時は光合成出来ません 強い光を当てた時はより多くの酸素を作れますがやり過ぎてしまうと水草は大きく成長し維持する為の二酸化炭素が足り無くなります 虫も居ないし病気の症状でも一致しないのに何かおかしいと思ったら二酸化炭素のボンベがありますので試して下さい
- 名前: 匿名処理班 43 ID: YzFh • 投稿日: 2019年5月4日
太陽の力は偉大だ。 瓶の中にある限られた物質だけではこんなに上手く循環はできないと思う。瓶をすり抜けて届く光のエネルギー。 きっと地球もこの瓶と大して変わらないのだと思う。 当たり前に降り注ぐ太陽光無くして私達の生態系は生まれていないと思う。この惑星は光と水が作り出した箱庭だ。
- 名前: 匿名処理班 58 ID: ZjQN • 投稿日: 2019年5月6日
>>31 そりゃ地球における生態系のエントロピー水準は根本的には太陽が維持してるからな。一部の極限環境微生物を除いて。 しかしこのテラリウムは実に興味深い。光や放射熱などのやり取りがあるから口が裂けても閉じた系とは言えないが、それでもこの程度の要素で何十年も循環を維持できるってのは中々信じがたい。果たして初期状態のバランスが奇跡的に良かったからか、それとも使用してるコルク栓の密閉性が実はそこまで高くなく、外気とは実質的に通じていたからか。
今に別の生命が誕生したりして….. あんなデカい瓶が売ってる事に驚きw- 名前: 匿名処理班 53 ID: NTMy • 投稿日: 2019年5月5日
動物も熱帯魚も植物も生き物の世話全般に言えることだけど、 失敗する一番の原因は 「○○のしすぎ」が殆ど。 触りすぎ、かまいすぎ、餌のあげすぎ、過密すぎ、水のあげすぎ、過栄養すぎ、etc.. 愛情があるが故に色々してあげたくなるのはわかるけど、無責任なようだけど、生き物なんて必要最低限の世話だけでの半放置でもほったらかしでも十分育つ。人間もそうかもね。 アレコレやりすぎるとかえってストレスで死ぬ。動物ってストレスで簡単に死ぬし枯れるからね。
うっかり創造主になっちゃったとか素敵(*´∇`*) 是非ともチャレンジしてみたい!! 嘘くさい ある程度のメンテはしているはず バクテリアは堆肥を100%分解して消滅させることはできないから堆肥は必ず増えていく だから地層が作られるコルクには多少の通気性があるから、それでうまく行ってるんだろう ワインもコルクを上に向けてたら、空気が循環して酸化してしまう 多分このテラリウムもコルクを下に向けたら、 通気性がなくなって二酸化炭素不足になると思う
- 名前: 匿名処理班 64 ID: MGE3 • 投稿日: 2019年5月11日
- 名前: 匿名処理班 55 ID: Mzcx • 投稿日: 2019年5月5日
- 名前: 匿名処理班 49 ID: DY5M • 投稿日: 2019年5月4日
※48 光合成に必要なのは「日光」ではなく「光」なので矛盾と一蹴はできないかと。 「光を必要としない、植物自身の光合成云々によって〜」だったら間違いなく矛盾だった。 まぁ雑貨店はそこまで考えて書いてはいないと思うけど…
※48 雑貨だからわざわざ日光にあてなくてもいいですよってだけの意味でしょ コルク栓だから完全密封ではない故にバランスが成り立ってるってことかな? 完全密封のボトルテラリウムで何年もうまくいってるパターンは無いのだろうか 一度コケで試してみたけど、瓶が小さいからか密封だったからか、1ヶ月と保たずに終わってしまった園芸って案外適当が上手くいくことってあるよねぇ… はりきって本を読みながらあーだこーだ環境を完璧に整えたはずなのにすぐ枯れたり虫にやられたりしてさ 逆にうっかり零した種や捨てるつもりで放り投げたまま忘れた残骸が本来好む環境(日当たりや乾燥の具合とか)から外れているように思うのに勝手にすくすくと自生しだしたり、…だからといっていっそ適当に植え付けしてみるとやっぱり枯れてしまったり、よくある
陳腐な言葉かもしれないけど素直に感動した 今まで興味は無かったけど植物園や水族館に行く人の気持ちが分かった気がする 適当に条件を変えた同じような例でどれぐらいが失敗してるかとかいう数字もなしに奇跡だとか気楽に言いたくないわなあ ピクサー系の映画に出てきそうなキレイなお爺さんと鮮やかな緑 普通に鉢植えするのも大変だってのにすごいな 葉っぱが枯れて分解されて土になるなら、また50年くらいしたら土の部分が増えすぎて草の部分がギチギチになっちゃうって事はないのかね 一度水は足したようだが、瓶中の温度差による圧力の変動で詮の隙間から気体が出入りしている可能性がある。最初にガラス瓶の口を溶かして封止するべきだった。 コメントを書く世界の不思議が、あなたの受信箱に。
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