. 40話最終回と特別編感想/蘇軾 臨江仙”小舟ここより行き,江海に余生を託す”,中国語! ナビ - 笛の音と琴の調べ
40話最終回と特別編感想/蘇軾 臨江仙”小舟ここより行き,江海に余生を託す”,中国語! ナビ - 笛の音と琴の調べ
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笛の音と琴の調べ

ドラマ「陳情令」アニメ「魔道祖師Q」に始まり、ドラマの漢詩やグルメを記したブログ。最近は「一念関山」「紅き真珠の詩」「安寧録」「星より輝く君へ」を更新中。⇩カテゴリー選択はスマホでは左にフリックしてください。外部リンクはプロモーションを含みます。

蓮花楼40話最終回と特別編感想/蘇軾 臨江仙”小舟ここより行き,江海に余生を託す”,中国語!ナビ

40話最終回感想

主題歌が流れ、李蓮花は戦闘服の紅い衣装にお召し替え。ここでこの衣装が来るのか。

李蓮花は百川院へと赴く。雲彼丘が糾弾されている中、方多病にわざと防御を漏らしたことや、からくりに細工をして戦力を削いだと明かす李蓮花。院外に18発の 七曜火 も埋め、激戦を回避したそうな。

雲彼丘は雪公の邪術 雪融華 をかけられており、助けるために李蓮華は揚州慢を用いて解毒。あぁ、また李蓮華の内力が減っちゃったよー。李蓮花の「若い頃に力を無駄遣いしてはならぬな、今さら正しいことに使おうにも、短い命まで削られる」というのが、「いや、まだ若いですよ」と思いつつ、なんだか羽振りのイイ時にぶいぶい言わせていたのを後悔している様が、ちょっとリアルなカンジ。

李蓮花は雲彼丘に「なぜ失敗したのかと長い間考えたが、全ては私の独善のせいかもしれぬ」と告げる。そして「威光ある令牌がたった50両だった」と自嘲している。困窮の時に植えるのは、やはり 大根 なのですね??育ちやすいのかな。

方多病は李蓮花に、天機山荘の 太歳大還丹 を渡す。蓮花楼や狐狸精にも別れを告げる白衣装な李蓮花。狐狸精も置いていくのかぃ。四顧門の令牌が四顧門に届けられる。

そんな中、手紙が届く。「” 小舟ここより行き、江海に余生を託す ”悪くない結末だ」と。ああ、小舟に乗っていたもんね……(←チガウ)詩を読むと、李蓮花が辿ってきた思いがうかがえるようでもある。

苏轼(宋代)《临江仙》夜饮东坡醒复醉,归来仿佛三更。家童鼻息已雷鸣。敲门都不应,倚杖听江声。长恨此身非我有,何时忘却营营?夜阑风静縠纹平。 小舟从此逝,江海寄余生 。

夜に東坡で飲み覚めてまた酔い、帰ってきたのはどうやら夜も三更。家童はすでに雷鳴のごとく高鼾。扉を叩くも応答はなく、杖によりて川音を聞く。恨めしいのはこの身が我の有するところでないこと、いつになったら休みなく働かずにいられるのだろうか?夜も更け風も静まり水紋も平らかになる。小舟ここより進み、江海に余生をゆだねたい。

特別編/番外編

3か月後、笛飛声に配下が「九州三十六郡 四河十二江 七嶺二十一山、捜したが見つけ出せない」と報告。この表現が面白いな。古代中国の地理なのだとか。笛飛声は「明月已获沉西海,悲风何处催八荒」と。

私的な最終回の続き

李相夷の絶筆ではあるけれど、李蓮花の絶筆ではなかったではないですか。え?都合がいい?私はハッピーエンド好きなのですっ!

ドラマ完走記

割と最後まで 李蓮花の謎解き という物語の進行は変わらず、謎解きと 死期の迫った主人公が過去の因縁を解いていく というのがストーリーの中心であった。

そんな謎解きのバディは、一本気で李相夷に憧れる 方多病 。その方多病がどんどん強くなり、自分の出自が分かってもぶれず、ワトソンくんから後継者へと見事に頼もしく変貌していったのが胸熱。

そして李相夷のライバルな 笛飛声 。てっきり相対する最大の敵方になるかと思いきや、どんな姿になっても自分と戦えという、とんでもない武術バカで、なぜか 3人の道行き になった辺りがとてもとても面白かった。

一方、仇役は 単狐刀 と 角麗譙 。あとはそもそも毒を仕掛けた 雲彼丘 と、 肖紫吟 。この 単狐刀肖紫吟 はどこまでもイイ所なしな悪役で、この悪役の単調さのお蔭で、あまりカタルシスのない第39話になってしまった。雲彼丘はともかく陛下や肖紫吟を守ってもなぁと思わないでもないが、「李相夷は四顧門の全員を守ると誓った」な盟主の責務を果たすのが李蓮花の矜持だったのでしょうね。「心から悔いた者には機会を与えるべき」というのが仏教的。

そもそも黒幕も割と早めにわかるようになっていたし、そういう意味では、やはり李蓮花となった 李相夷 のお遍路さん的な回顧する旅物語がメインで、単狐刀や角麗譙の妄念すさまじい執着と対を成す、 解脱や許し というのがテーマのようにも思えた。

成毅(チョン・イー)の同じ顔での一人二役であるが、李相夷との区別も付いたし、 李蓮花のどこか人を食った飄々としたカンジ が好ましかった。李蓮花は成毅の当たり役ですね。

一方、 李相夷 は、恋人にさえも「疲れた」と別れを告げられるほどに、自分のやり方を押しつけるわ、腕試ししたあとには記念の品を巻き上げるわで、「男主な武侠の強者」とはまた異なった独善ぶりな描かれ方がオモシロくもあった。まぁ、若くしてあれだけ強ければ無理もないのかもしれないのだが。

角麗譙 のヤンデレぶりも、突き抜けていて楽しく見ていた。

単狐刀は李相夷と関わったのが間違いだったのでは……とも思ったが、 単狐刀 がいなければ方多病は生まれてこないので、致し方なかったのか。方多病を育てた 何暁恵方則仕 も、実に清々しい人物たちであった。

展雲飛何暁鳳 とうまくいったのかしら。

おまけ・中国語!ナビで蓮花楼

笛飛声ナンテ「悪の組織と戦い」でまとめられてたし。笛飛声はネタバレになっちゃうから難しいよね。名前も「テキ ヒセイ」とかになるの? ラブストーリー……ねぇ…。

そしてなにより、ふなっしーの前世のあおもりんごっしー🍎が可愛かったです。

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