「パンク」史上最高のアルバム40選
1991年に処女作「Revolution Girl Style Now」をカセットのみでリリースしたビキニ・キルは、90年代に自らが牽引したライオットガール・ムーブメントによって、掲げた理想を実現してみせた。本シングル曲集のハイライトである「レベル・ガール」では、同ムーブメントのゴッドマザーたるジョーン・ジェットがギターとボーカルで参加している。シンガーのキャスリーン・ハンナが「彼女のキスは革命の味」と歌った時、無数の少女たちが男性上位社会のバリケードを打ち破るべく立ち上がった。
21位 リチャード・ヘル&ザ・ヴォイドイズ『ブランク・ジェネレーション』(1977年)
20位 エックス・レイ・スペックス『Germ Free Adolescents』(1978年)
ロンドンで生まれ育った10代の混血少女ポリー・スタイリンは、歯に矯正器具を付け、Day-Gloのボロ切れを身にまとい、サックスが炸裂するアンセム「Oh Bondage Up Yours!」において「アタシは変人、それがどうした! ひしひし感じる周囲の視線が快感!」と叫んでみせる。エックス・レイ・スペックスの『Germfree Adolescents』は不幸にもアメリカでリリースされることはなかったが、口コミによってカルトクラシックとして認識されるようになり、スリーター・キニーやビースティ・ボーイズを含む無数のアーティストたちに影響を与えた。
Translated by Masaaki Yoshida
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