輸入車に採用されている48Vのマイルドハイブリッド、交換に必要なコストは25万円程度。寿命は?
許容範囲にならないでしょう。本体価格22万2200円というこの三元系リチウムイオン電池の容量は596Whしかありません。 私はGolf8 1.5L eTSIに乗っており、平均的な7,000km/年の距離を14km/Lの燃費で走行しています。簡単化のため、実用燃費の上昇を10%とすると、10年間では、マイルドハイブリッドなしで5,500Lのハイオクを使用していたところ(このとき燃費は12.7km/L)、5,000Lにまで500Lを削減できます。ハイオクを180円/Lとすると、9万円のコストダウンです。 19.4万kmまで劣化無くバッテリー無交換でがんばれば25万円のコストダウンになるので、バッテリー交換のための原資が積み上がります。 ユーザーは容量がほぼゼロになったバッテリーを後生大事に使い続け、12.7km/Lの燃費で妥協するでしょう。それでも、13年目以降の自動車税重課は免除されます。買い換え意欲が誘起されず、社会的寿命の長い車になり、省資源化に貢献するでしょう。とは言え、実質的にバッテリー無交換を前提とするシステムに成り下がっています。 環境側面では、CO2排出量が10%削減される代わりに、中国でのリチウム精製時の環境負荷増加に置き換わっているだけかもしれません。
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