. 4つの最恐の理由 | 動物のひみつ | ダイヤモンド・オンライン
4つの最恐の理由 | 動物のひみつ | ダイヤモンド・オンライン
4つの最恐の理由 | 動物のひみつ | ダイヤモンド・オンライン

ライオンは地球で最も恐るべきハンター…超納得の4つの最恐の理由

生き物たちは、驚くほど人間に似ている。ネズミは水に濡れた仲間を助けるために出かけるし、アリは女王のためには自爆をいとわないし、ゾウは亡くなった家族の死を悼む。あまりよくない面でいえば、バッタは危機的な飢餓状況になると仲間…といったように、どこか私たちの姿をみているようだ。 ウォール・ストリート・ジャーナル、ガーディアン、サンデータイムズ、各紙で絶賛 されているのが『 動物のひみつ 』(アシュリー・ウォード著、夏目大訳)だ。シドニー大学の「動物行動学」の教授でアフリカから南極まで世界中を旅する著者が、動物たちのさまざまな生態とその背景にある「社会性」に迫りながら、彼らの知られざる行動、自然の偉大な驚異の数々を紹介する。「 オキアミからチンパンジーまで動物たちの多彩で不思議な社会から人間社会の本質を照射する。 はっとする発見が随所にある」 山極壽一氏(霊長類学者・人類学者) 、「 アリ、ミツバチ、ゴキブリ(!)から鳥、哺乳類まで、生き物の社会性が活き活きと語られてめちゃくちゃ面白い。 ……が、人間社会も同じだと気づいてちょっと怖くなる 」橘玲氏(作家) と絶賛されている。本稿では、その内容の一部を特別に掲載する。

Photo: Adobe Stock

地球上で最も恐るべきハンター

ライオンはここがすごい

大人の雄ライオンは体重二〇〇キログラム、肩までの高さ一・二メートルにもなる堂々たる体格である。

恐ろしく鋭い四本の犬歯は、人間の指くらいの長さがあり、硬い肉を引きちぎるのに使われる。口の奥の臼歯は、ギロチンのように動物の皮膚、腱、骨などを簡単に切断してしまう。

皿のように大きな足の鋭い爪もやはりライオンにとって重要な武器である。

しかも、ライオンは驚くほど走るのが速い。加速度もあり、最高速度は、人間の最速ランナーの二倍ほどもある。

なぜ世界各地に広がったのか?

吠え声は10キロ先まで届く

単独で生きるライオンが、群れを成すライオンに打ち勝ってそのような良い場所を手に入れるのはほぼ不可能だろう。つまり、単独よりも群れの方が、小さい群れよりも大きい群れの方が有利ということだ。多くが集まって協力し合うほど、良い場所を縄張りとして獲得し得る力が持てるわけだ。

障害物のない開けた土地であれば、一〇キロメートル先にも届く。それだけの広範囲に強く警告を発することができるわけだ。

(本原稿は、アシュリー・ウォード著『動物のひみつ』〈夏目大訳〉を編集、抜粋したものです)

40億年を生き延びた生物が教えてくれること――訳者より

人間は支え合って生きている。つまり人間は「社会的な動物」である、ということだ。それは精神的な意味だけでなく、もっと切実な物理的な意味でもそうだ。群れを成し、集団で生きる動物なのである。どれほど孤独を好む人ですらそうだ。

本書はアシュリー・ウォード著“The Social Lives of Animals”の全訳である。直訳すると「動物の社会生活」となるタイトル通り、オキアミやバッタからチンパンジー、ボノボに至るまで様々な社会的動物の生態を詳しく解説してくれる。

皆、生き延びて子孫を残す、という目的は共通なのに、置かれた環境、経てきた歴史の違いにより私たち人間とどれほど違った、どれほど驚異的な生態の動物が生まれたのか、本書はそれを教えてくれる。

本書は一応、分類すれば「ポピュラー・サイエンス」の本ということになるのだが、読むのに高度な科学知識は必要ない。もちろん著者は専門の研究者として極めて科学的に研究をしているのだが、その成果の一つである本書は、言ってみれば「異文化理解の本」になっているからだ。

本書にはもちろん、知らなかったことを知る喜びがあるのだが、単に雑学知識が増えるということではない。最も大事なのはそれまでになかった新たな視点が得られることだろう。視点が増えれば、長期的には人生がまったく違ったものになる可能性がある。本書が読者にとってそういう一冊になれば訳者にとってこれ以上の喜びはない。

■新刊書籍のご案内

動物のひみつ』 アシュリー・ウォード【著】、夏目大【訳】

☆売れてます! 発売たちまち大重版!!☆

☆Amazon総合1位!(2024/6/14ー6/15)☆ ☆Amazon「生命科学」部門1位!(2024/3/27ー7/6)☆

☆日本経済新聞夕刊・書評掲載(2024/4/11)☆ 「「渡り鳥がVの字で飛行する際の驚くべき省エネ戦略や、ライオンの子殺しの真相など、次々と「動物のひみつ」が明らかになり、人間や動物の社会性って何なんだろうと考えさせられる。辞書のように分厚い本だが、あれよあれよという間に読み進んでしまい、感動の読後感が残った」(竹内薫氏・サイエンス作家)

☆ダヴィンチWEB・書評掲載(2024/4/10)☆ 「突き抜けた動物愛を持つウォード博士の視点は、まさに独特。目次を見ると「シロアリは女王のために自爆する」「ゴリラは自分の罪をネコになすりつける」「クジラは恨みを忘れない」など、どれも興味深いものばかりです。厚さ約4センチで、読み応えたっぷりの一冊」(中村未来氏)

☆世界各国で絶賛続々! あなたの世界観が変わる瞠目の書!!☆

山極壽一(霊長類学者・人類学者) 「オキアミからチンパンジーまで動物たちの多彩で不思議な社会から人間社会の本質を照射する。はっとする発見が随所にある」

橘玲(作家) 「アリ、ミツバチ、ゴキブリ(!)から鳥、哺乳類まで、生き物の社会性が活き活きと語られてめちゃくちゃ面白い。……が、人間社会も同じだと気づいてちょっと怖くなる」

サンデー・タイムズ紙 「非常に印象的な本だ。ウォードは動物を細部までよく見ていて、生き生きと書いている」

ガーディアン紙 「魅力的で並外れた物語。サイエンスの面白さを伝えるとびきりの贈り物だ」

ウォール・ストリートジャーナル紙 「あらゆる場面で読者を驚かせるものが待っている。この本を支えているのは、著者のストーリーテリングの天賦の才能だ」

スティーブ・ブルサット(エディンバラ大学教授・古生物学者、ニューヨークタイムズ・ベストセラー著者) 「著者は動物が一般に考えられているよりもずっと社会的であることを明らかにする。最新の科学に深く切り込みながら、古い固定観念を打ち砕く。著者が描くのは、牙と爪で血の色に染まった自然ではなく、協力と協調にあふれた自然の姿だ」

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