Без кейворда
microSDが使えるデバイスは主にモバイル用途向けの小型デバイスやノートPCなどですが、 小型であるがゆえに、ストレージ容量が少ない場合も多々あります。 Windowsを動かすデバイスではなおのこと、32GBや64GBではOSとソフトウェア入れただけで 埋まってしまってWindows Updateが動かないなんてことも起きたりします。
仮想ディスク(VHD)って?仮想ディスクとは、Virtual PCのような仮想ゲストサーバを構築するための技術として開発されたファイルフォーマットの一つで、 Windowsが対応しているのでこのファイルを使います。 ホストOSからみるとただの1ファイルに過ぎませんが、これを一つのHDDやSSDのように見立ててゲストOSが利用すると仮想環境になりますが、 ホストOSがそのままHDDを追加したのと同じように利用することが出来るのです。
microSDをNTFSでフォーマット 仮想ディスク(VHD) を作るディスク管理ツールのメニューから「操作」→「仮想ディスクの作成」を選ぶ。 「場所」にはmicroSD上のファイル名をしてします。拡張子(.vhd)なら何でもかまいません。 「仮想ハードディスクのサイズ」にはmicroSDの最大サイズを指定しておきましょう。オーバーヘッドがあるため、59.81GBと入れるとエラーになってしまいます。 少しずつ減らしてなるべく大きなサイズになるようにしてください。 あとは「OK」を押すだけ。
作成が終了すると、未初期化のディスクが出現します。これが仮想ディスクです。 ディスク管理から見ると通常のHDDと同じ感覚で操作できるので、「初期化」&「フォーマット」も 普通に出来ます。
仮想ディスクをマウントする勘の良い方ならお気づきかもしれませんが、実はこの時点でマウントされています。 ドライブレター「D:」として、実際にアクセス可能な状態になっています。 ただ、この仮想ディスクはmicroSD上にあるファイルをOSが処理した結果として ディスク管理にディスクとして見えるようになるので、microSDを取り出してしまったりすると 予期せぬエラーになってしまいます。 なのでWindowsを再起動しても自動的にはマウントされません。 これが使い勝手の悪いところで、OneDriveのローカルファイルを置く場所にしようとすると 通常はサインインと同時OneDriveが動作するので、仮想ディスクをマウントする前にOneDriveが動いてしまって エラーになります。回復処理も何かとやっかいです。 他にもスタートアップにあるツール系で似たようなことになってしまいます。
再起動しても自動でマウントされるようにするエラーになるのは気分が良くないので絶対に回避したい。実害も発生する可能性がありますし、 OSが起動したときにはもうマウントされるようにしたいところです。 自動でマウントされるようにする方法は3つ。
- vhdファイルのショートカットをスタートアップに作る
- batファイルを作ってスタートアップに置く
- タスクスケジューラを使ってマウントコマンドを実行する
タスク作成画面ではまず、「名前」を入力。タスクスケジューラのトップ画面などで 編集するときに必要なのでわかりやすい名前にしておくといいと思います。 あとはラジオボタンのところの初期値が上のオプションになっているので、 青い線を引いた2番目のボタンを選択しておく。 これをしておかないと実行されなかったりします・・・
「トリガータブ」を選んでトリガー設定を変更します。 タスクの開始タイミングのみ変更すればOKです。今回はサインインする前に マウントして欲しいので、スタートアップ時を選びます。
「操作タブ」を開いて実際に実行する内容を定義します。 実際に実行する内容自体は簡単で、コマンドプロンプトで1行実行するだけです。 「プログラム」のところにはコマンドプロンプトの実行ファイルのフルパスを書きます。参照ボタンを押して選択してもいいのですが、 system32の下にcから始まるファイルがたくさんあるので打った方が速いかも(^^;
マウントされるタイミングスタートアップに入れる方法を選択した場合は、スタートアップに入れるソフトが Dドライブを利用しないようにする必要があります。 これは実際面倒ですし、いちいち考えていられないのでDドライブはテンポラリ的な 用途限定になってしまうかもしれません。
microSD故の差異遅いです。あとは耐久性は比較的低いデバイスなので頻繁に使えば使うほど 故障するリスクを考えてクラウドサービスや外付けHDDなどを利用してバックアップ等は こまめに行うように気をつけたいところです。 ソースコードなどならsvnやgitなどバージョン管理ソフトなども使って 無くなっても元に戻せるような工夫をしたいところですね。