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【トルストイ:『飛び込め』】のあらすじをご紹介【小学4年生の教科書にも掲載】

何不自由ない子ども時代を送ったが、トルストイにいちばん大きなえいきょうをあたえたのは、ロシアの自然と農民の生活であった。

農民たちと身近にくらしているうちに、トルストイはしぜんに農民を愛するようになっていった。(中略)

故郷でトルストイは地主として農場の経営にのりだし、農民のくらしをあらためるように考えていったが、なかなかうまくはゆかず、1848年にはモスクワに出て、だらしのない生活を送るようになった。

(『学習人物事典』314ページ より)

転機:文学への道

そこで、1851年に生活をかえるために軍隊に入ったトルストイは、翌年に『幼年時代』を発表し、文学の道に進むようになった。

その後ロシアがトルコ・イギリスなどとたたかったクリミア戦争に従軍*したが、1856年3月に戦争がおわると軍隊をやめて、翌年、ヨーロッパに旅行した。

しかし、ヨーロッパの物質文明に失望したトルストイは、帰国して領地の農民のためにはたらく決心をした。

そして、ヤースナ・ポリャーナで農場経営に精を出すとともに、農民たちの教育にも力をつくした。

(『学習人物事典』314ページ より)

1861年に農奴解放令が発布されると、彼は農民側にたって、「暴力によって悪人に手向かうな」と非暴力主義を主張した。

(『倫理用語集』263ページ トルストイ より)

いっぽう、文学のしごとにも力を注ぎ、最初の長編小説『戦争と平和』(1863~1869年)が完成する。

この作品は、ナポレオン戦争を中心とした時代のロシアの社会をえがいた、世界文学でも数少ない雄大な作品である。

それから4年ほどして、トルストイは第2の大作『アンナ=カレーニナ』(1873~1876年)を書きはじめ、4年近い歳月をかけて完成した。

(『学習人物事典』314ページ より)

思想:『トルストイ主義』

このころからトルストイの考え方は大きくかわり、社会制度をあらためるだけでは人間はすくえないと考えて、いろいろまよったすえに、ついに宗教に救いを見いだすようになった。

トルストイはその考えを、『告白*』(1880~1882年)によって明らかにしている。

この世界にはびこる不正をなくすには、暴力によらず、キリスト教的な人間愛によるべきだとする<トルストイ主義>は、童話『イワンの馬鹿』(1885年)にもよくあらわされている。

(『学習人物事典』315ページ より)

『戦争と平和』や『復活』などの作品を書いたトルストイは、人間と世界をすくう道を考えつづけ、トルストイ主義を説いて世界に大きなえいきょうをおよぼした。

(『学習人物事典』314ページ より)

晩年:理想と現実の狭間で

最後の長編『復活』(1898~1899年)は、トルストイの晩年の考え方をまとめたものといえるが、いっぽう、その考え方を実現することのむずかしさにも、なやまなければならなかった。

(『学習人物事典』315ページ より)

晩年、トルストイは、農民たちの惨状に心を痛め、地主としての特権や家族を捨てて一農民として生きようと決意し、 漂 ひょう 泊 はく の旅にでたが、一寒村の駅で行き倒れて死んだ。

(『倫理用語集』263ページ トルストイ より)

そうしたなやみのはてに、1910年10月、家庭も財産もすてて放浪の旅に出たが、やがて肺炎にかかって、11月7日にいなかの鉄道の駅*でその人生をおえた。

(『学習人物事典』315ページ より)

影響:ロランやガンディーら

トルストイの思想は、ガンディーやロマン=ロラン、日本の 白樺 しらかば 派 は 同人など、世界の多くの人々に大きな影響を与えた。

(『倫理用語集』263ページ トルストイ より)

大地に汗して働く農民にひかれた彼は、農耕生活を大切にし、国家・軍隊や私有財産制を否定し、キリスト教の隣人愛の実践と非暴力主義による人類救済を提唱した。

(『倫理用語集』263ページ トルストイ より)

逸話:『戦争と平和』で得た収入の使い道

彼は「『戦争と平和』から得られた収入は、自分に何かを求めてやってくる人々のために使いたい」と妻にいい、その収入を家計に用いることを許さなかったと伝えられている。

(『倫理用語集』263ページ トルストイ より)

『飛び込め』と学校教育

小学4年生の教科書に掲載

ーーーーー 補:上記ではタイトルが『とびこみ』と表記されていますが、これはこのページでご紹介させていただいた『飛び込め』とまったく同じ作品です。 ーーーーー

実際に行われた指導例 <1>場面の様子を詳しく読み取る

「とびこみ」は、小学四年生の教科書に採録された。

授業では、次のような指導が行われた。

・登場人物の行動に注意して、場面の様子を詳しく読み取る。

(『もう一度読みたい 教科書の泣ける名作』170ページ より)

<2>書き出しの部分とその後の事件との結び付きを振り返る

「とびこみ」は、小学四年生の教科書に採録された。

授業では、次のような指導が行われた。(中略)

・書き出しの部分が、その後に起こる事件とどのように結び付いてくるのかを、振り返ってみる。

(『もう一度読みたい 教科書の泣ける名作』170ページ より)

トルストイ:『飛び込め』のまとめ

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トモヤ 機械設計エンジニア(製品設計)をしています。平成生まれです。

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