準軽量 50MHz 2エレ HB9CV アンテナ製作記
◇調整 アンテナアナライザーCAA-500 MarkIIを用いて行ないました。ビームアンテナの製作が初めてのこともあり、調整には一日足らずを要しました。 一日目(8:45〜14:40)は、ラジエタ長およびリフレクタ長の調整、ショートバー位置の挙動を確認し、共振点は低い状態ですがSWRを1.5まで落して終えました。 結果: SWR=1.5 @49.7 MHz 以下の流れで実施しました。 Cショート▶エレメント長合わせ(Ra, Rf)▶Cショート解除▶ショートバー調整(エレメント長と調整を繰り返し)
二日目(09:00〜10:30) SWR=1.2目標で、再びエレメントとショートバーを動かして挙動をみることにしました。最終的に前日時点のエレメント長と同じとなり、ショートバー位置は中央から270mmの点がSWR最小点となりました。そこでマッチングCを1ケ切断したところ、使用周波数帯でSWR最小になり目標を達成することができました。 結果: SWR=1.2 @50.17MHz 調整時の地上高=4.5m 以下の流れでした。 エレメント、ショートバー調整▶C1コをカット(33p x3→33p x2) https://jk3sic.hatenablog.com/entry/2021/07/31/145843 …数値記録は取ってあるのですが、自身ではいま一つ調整の理屈を説明できずにいます。
◇製作所感 アンテナの自作をしたいと思い立ちましたが、材料購入が2月、パイプの加工開始が5月で、7月にようやく本腰を入れ製作を一気に進めました。構造や寸法を思案しながら進めた為、製作だけで延べ25-30時間ほど要した気がします。また調整は暑い中大変難儀しました。 ですが、振り返ればよい経験になりました。
◇使用感 8月の移動運用から使用しました。ヘンテナに比べると少しピックアップし(てもらい)やすくなったかなと感じています。ビームは実感できました。FB比はあまりとれていない感じがしています。 石川県からEsを除く運用で、GWの伝搬だけではないかも知れませんが、8月に奈良県吉野郡と距離250km程(当局ほぼ平地 海抜30m)、海上伝搬も含めてでは、9月に岡山県加賀郡と300km程(当局海抜580m)でQSOをしました。当局出力5W SSBにて。 運用時設営は、ヘンテナに比べると大幅に楽になり(当局比)、早くなったことが助かっています。ふみたてくん、ポール設営、アンテナ組み立て、架設で10-15分位です。 重量は677gと準軽量に収まりました。
◇気付き 【製作で便利だったもの】 ・パイプカッター 各局言われておられますが大変便利。千円以内で購入できます。 ・プラスチック用カッター プラまな板の加工に活躍。切るより削るもの。私は工具箱にあった30年前の工作用の簡易型を使用しました。 ・ピンバイス ドリル加工の位置出しは、ポンチよりもピンバイスで下穴加工するのが便利でした。特にアルミパイプはポンチ打ちの際に曲面で滑ってしまう為です。またエレメント長を短く調整する際も、パイプを切断するのではなく、ビス止め位置を変えることで、エレメントを再び延長できるようにしました。野外でもピンバイスで下穴を開けてネジ穴をきるのに重宝しました。 ・鉄サドル(材料) DIY店で、軽量かつ安価な部品を見つけることができました。本来はパイプやケーブルなどを壁に止める目的の金具です。小径のパイプに合うバリエーション迄は無い為、φ12に適合する金具をφ8に使用する場合には、ゴムシートを挟むことにより対応させました。
【大変だったこと】 ・アルミパイプの表面処理の剥離 ガンママッチング部等で、アルミパイプの表面処理を剥離させ導通をとる必要がありますが、この剥離作業はメゲました。紙やすりとで格闘しました。しばら指の痛さが治まらなかったです。 ・調整 前述の通りです、、