Без кейворда
バレーボールの「第 43 回全日本小学生大会」(以下、全小)が 8 月 7 日から 10 日かけて行われた。コロナ禍による大会中止を挟んで、再開された小学生たちの全国大会。今年からは“観客上限なし”“声出し応援オッケー”となり、コロナ禍以前の熱気も。それを象徴するかのような試合が最終日に見られた。
自チームの応援団だけではなく、ほかの出場チームが声援を送った
8 月 10 日、東京体育館(東京)では全小の最終日が行われた。男女、混合いずれもベスト 8 が出そろい、負ければ終わりのトーナメントに臨む。そのうちの一つ、男子準々決勝の IZULU バレーボールクラブ(静岡男子/以下、 IZULU )と立会アタッカーズ V ・ B ・ C (東京男子/以下、立会 V ・ B ・ C )のカードは、会場の地下にあるサブアリーナで実施された。
フルセットにもつれた試合は、 IZULU が先にマッチポイントに到達するも、立会 V ・ B ・ C が驚異の粘りを見せて逆転。そこから IZULU がひっくり返して勝利するという、最後まで手に汗にぎる展開となった。ゲーム内容もさることながら好ゲームをさらに演出したのは、コートを取り囲んだ応援だった。
立会 V ・ B ・ C は開催地・東京のチームとあって、保護者や OB などが駆けつけた。その数は、大竹康夫監督が見積もるに 40 人超。チームカラーの赤色が、サイドラインのコート半分ほどの観客スペースを埋めつくす。
対する IZULU は、同じ静岡で活動する中学生チームの“兄貴分”「 IZULU U14 クラブ」の選手たちが応援に。さらには、今大会を戦い終えた他チームが一緒になって、熱心に声援を送っていた。その光景に感無量だったのが、 IZULU の平岩純監督だ。
「これまでに練習試合などで交流させていただいた天理エンジェルスさん(奈良男子)、新潟中之口さん(新潟)、福光東部ジュニアバレーボール教室さん(富山男子)、石田 JVC さん(神奈川男子)…、など関わってくれた方々が応援にきてくれたんです。ほんとうは負けて悔しい思いをされていたと思うのですが、『応援にいきます』と言っていただけて。最高の雰囲気でしたし、とても力をもらいました」
聞けば、対戦した IZULU と立会 V ・ B ・ C も以前から交流があり、「育てていただきました」と平岩監督は感謝する。
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