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日本の同盟国、準同盟国の6カ国

実は”同盟国”といえる国はアメリカ合衆国しかいない。第二次世界大戦(太平洋戦争)で敵として戦ったが、日本は敗戦。アメリカを中心とする連合国の占領下になった。1951年(昭和27年)には「サンフランシスコ講和条約」を結びアメリカ合衆国をはじめとする連合国諸国と平和条約を締結、主権を回復する。そして1960年(昭和35年)の「日米安保条約」が締結され日米同盟が成立する。条約では日本本土にアメリカ軍(在日米軍)が駐留することなどを定めており、日本には2019年時点でアメリカ軍の駐留基地が8か所存在、通信施設など関連施設も含めると約130か所の米軍基地施設が国内に存在する。安保条約第5条により、日本が攻撃を受けた場合はアメリカは日本を防衛する義務がある。しかし、日本はアメリカの戦争に参戦する義務はない。

準同盟国

オーストラリア

2017年、日本政府とオーストラリア政府は共同訓練や物資を相互提供し軍事作戦の後方支援を可能にする「物品役務相互提供協定ACSA:アクサ)」を締結した。オーストラリア軍とは締結前からオーストラリアで開催される日米豪の共同実動訓練「サザン・ジャッカル」に陸上自衛隊が参加するなど軍事交流はあった。アクサの締結後の2019年9月には北海道で航空自衛隊とオーストラリア空軍による共同訓練が行われている。2022年1月には、自衛隊とオーストラリア軍が相手国訪問時の法的な扱いを定める「円滑化協定」に署名。両国の安全保障や防衛に関する協力関係はより円滑、強固となった。

イギリス 防衛省Facebookより引用

日本はかつてイギリスと日英同盟を結んでいたのをご存じだろうか。日清戦争に勝利し、日露戦争が差し迫った1902年に日英はロシアの脅威への対抗で思惑が一致、対ロシア睨んだ軍事同盟を締結した。1904年に日露戦争が勃発するとイギリスは表立った軍事協力はしなかったがロシアの情報を提供するなど諜報、破壊工作での協力を行った。第一次世界大戦の対ドイツにおいてもその協力は続いた。1921年に日米英仏の間で「四か国条約」が結ばれると1923年に日英同盟は失効する。それから96年後の2017年、日本政府はイギリス政府とACSAを締結した。 翌年の2018年には日本国内で陸上自衛隊とイギリス軍が合同訓練を行っている。2021年9月にはイギリス海軍の旗艦クィーン・エリザベスが横須賀港に初めて寄港。日英米蘭加共同訓練「PACIFIC CROWN(パシフィッククラウン)21-4」を実施した。

フランス カナダ インド

ACSA(アクサ)とは

1996年に日米間で締結された物品役務相互提供協定。共同訓練時・国連平和維持活動(PKO)・人道的国際救援活動に、物品・輸送などを融通しあうこと。日米間では、武力攻撃事・武力攻撃予測事の場合のみ弾薬を提供できるが、武器は対象外。ACSAは”Acquisition and Cross-Servicing Agreement”の略。

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