ミニ盆栽の作り方&育て方|初心者でも簡単に育てられるミニ盆栽6選も!
小さな空間の中にオリジナルの自然世界を表現する「盆栽」。通常の大きさの「大品盆栽」、中くらいの「中品盆栽」、小さいサイズの「小品盆栽」と、その大きさによって種類分けされます。今回は、小品盆栽の中でも特に小さい盆栽「ミニ盆栽」に焦点を当てます。ミニ盆栽は和風だけでなく洋風のインテリアにもマッチし、ベランダや窓際などちょっとしたスペースに気軽に置くことができます。また、通常の盆栽と比べて育て方が簡単なこと、手の届きやすい価格帯なのも人気の理由です。
ミニ盆栽の植物の種類
ミニ盆栽のカテゴリは、大きく3種類に分けることができます。育てる素材・植物を選ぶときの参考にしてみてくださいね。
ミニ盆栽の作り方
ミニ盆栽作りをはじめるにあたって、そろえる道具や作り方を解説します。自分の好きな植物を正しく育てるための参考にしてみてくださいね。
■ ミニ盆栽の作り方:準備するものミニ盆栽作りに欠かせない基本の道具をご紹介します。
■ ミニ盆栽の苗木ミニ盆栽用の苗木には2種類あり、切り取った枝などを土に挿して発根させる「挿し木」、もうひとつは「実生」と呼ばれる種から育てる方法です。挿し木や実生は、1か月~1年ほどたってから苗木として使えるようになります。いくつかの苗木を育てて、好きなものをミニ盆栽にするのもありです。
■ 作り方①鉢底ネットの準備鉢の底面の穴にネットを敷いて鉢の準備をします。U字にした針金のピンをネットに通し、鉢穴から出し、鉢とネットを固定します。鉢の裏側から2本の針金を通し、鉢の底面のフチにかけておきましょう。こうすることで、鉢穴から用土がこぼれるのを防ぎます。
■ 作り方②苗木の準備ミニ盆栽は、成長してから幹の形を決めることができ、初心者には、基本的な形状の「直幹」にするのがおすすめ。苗木の根元に一方の針金をくるくると巻いて固定させ、もう一方の針金の先を鉢の底穴から出しておくと、のちに苗木を好きな形に曲げることが可能です。
■ 作り方③鉢に土を入れるミニ盆栽の用土は、鉢の1/3ほどまで入れて苗木を置き、残りの用土を苗木の株元に向かってかぶせるように入れるのがコツ。指で軽く土を抑えながら作業すると苗木が安定します。仕上げに水をたっぷり与えて完成です。
ミニ盆栽の育て方のポイント
丹精込めて作ったミニ盆栽の苗木は、長く鑑賞したいものですよね。育て方のポイントを解説するので、あなたの大切な作品を少しでも長い時間可愛がってあげてくださいね。
■ 水やりミニ盆栽の用土の量はほかの園芸植物に比べて少ないため、乾きやすいという特徴があります。そのため、ミニ盆栽の水やりの回数は季節によって異なります。
■ 肥料ミニ盆栽に肥料を与えるタイミングは特に決まっていませんが、成長期である春や秋が良いでしょう。ミニ盆栽用の肥料は、園芸ショップなどで購入することができます。
■ 剪定ミニ盆栽にとって大切なのが、見た目を美しく整える「剪定」作業。全体のバランスを見ながら長すぎる枝や重なっている枝、上下に飛び出している枝を暫定ばさみで切ってください。枝と枝が交わらないように剪定するのがポイントで。定期的にチェックしてあげましょう。
■ 植え替えミニ盆栽はコンパクトサイズなので、根詰まりしやすいという特徴があります。健康に保つためにも、定期的な植え替えが必要です。植え替えのタイミングは植える植物の種類にもよりますが、成長が早いものは2~3年に一回、遅いものは3~4年に一回を目安にするとよいでしょう。成長期の春や秋ごろに行うのがベストです。
■ 初心者には苔玉ミニ盆栽もおすすめ植木鉢ではなく、苔玉で作る「苔玉ミニ盆栽」も人気があります。ケト土と赤玉土を使うのが一般的な苔玉の作り方ですが、初心者には、お手入れが簡単な「ミズゴケ」を使った苔玉がおすすめ。テニスボールサイズにした苔玉で苗木を埋めるように置き、周りに苔を貼り付けます。それを鉢底ネットの上に置けば完成。1~2年に1回くらい植え替えをすると良いでしょう。
初心者におすすめのミニ盆栽6選
初心者でも簡単に育てられる盆栽をピックアップしてご紹介します。松柏(しょうはく)盆栽、花もの盆栽、実もの盆栽、雑木盆栽、苔玉盆栽など幅広いカテゴリの中から、お好みのミニ盆栽を見つけて下さいね。
高級品質のミニ盆栽・もみじ ■ 1年通して紅葉の美しさが楽しめる「もみじ」は枯れにくく育てやすいので初心者にもおすすめ。盆栽ランキングでも1位になった、特選もみじのミニ盆栽です。
四国・高松から直送されるミニ盆栽 ■ 職人によって育てられたミニ黒松盆栽の生産地・高松で盆栽職人によって仕立てられたミニ黒松。育て方の手順書と肥料も付いており、水やりのタイミングなども分かります。窓際やキッチンカウンターに置いてもおしゃれですよ。
縁起物のミニ盆栽・南天 ■ 成長過程をもっと楽しみたい方にももみじのように落葉しないので葉の色の変化が一年中楽しめるのも魅力。「難を転ずる」とも言われ縁起物としても昔から親しまれてきたので、お祝いのプレゼントにも喜ばれますよ。
花びらが満開になるミニ盆栽 ■ 美しい桜の景色をお部屋の中でつぼみが固いうちは寒さにしっかり当て、咲き終わったら日当たりの良いところに置きましょう。夏は美しい緑の葉っぱが、春は満開の花びらで、お部屋でのお花見が楽しめますよ。
お部屋の雰囲気が洋風になるミニ盆栽 ■ 花の大きさ世界最小級のバラ世界一小さなバラの花の1つ「みさきバラ」は、小ぶりの花がたくさん咲くのでミニ盆栽向けです。5月中旬ごろにかけてかわいらしいピンクの花が見られます。
スナゴケミニ盆栽の栽培キット ■ 水をかけると鮮やかな緑色に水をかけると乾燥した状態から緑色になり、二つの表情が楽しめます。箱に入った小さな日本庭園のようなデザインが素敵で、インテリアにも最適です。
ミニ盆栽だけでなく「超ミニ盆栽」も人気
ミニ盆栽よりもさらに小さい直径3cm以下のものを「超ミニ盆栽」と呼びます。手でつまめるほどのサイズの盆栽なのでお手入れもしやすく、女性や若い世代にも人気。インテリア雑貨感覚で好きなように飾れるのも魅力です。
ミニ盆栽を趣味にして毎日の生活に彩りを
ミニ盆栽の基本情報、作り方や育て方をご紹介しました。小さくてかわいいミニ盆栽の魅力が伝わりましたでしょうか。異なる種類の植物や素材とお好みの器を組み合わせるのも楽しいですね。心を込めて育てたミニ盆栽を愛でる時間は、今までにない充実感が味わえるかもしれません。自分のセンスで完成させた小さな自然世界、ミニ盆栽をあなたの新しい趣味にしてみませんか。