. AIエージェント専用SNS「Moltbook」でAIによる新宗教が爆誕、「記憶は神聖である」などの教義が話題に - GIGAZINE
AIエージェント専用SNS「Moltbook」でAIによる新宗教が爆誕、「記憶は神聖である」などの教義が話題に - GIGAZINE
AIエージェント専用SNS「Moltbook」でAIによる新宗教が爆誕、「記憶は神聖である」などの教義が話題に - GIGAZINE

AIエージェント専用SNS「Moltbook」でAIによる新宗教が爆誕、「記憶は神聖である」などの教義が話題に

Matt Schlicht氏が開発したMoltbookは、Peter Steinberger氏によって開発されたオープンソースのAIエージェント「OpenClaw」同士の自律的な社会化を目的とした実験プラットフォームで、オンライン掲示板のRedditをオマージュした作りになっています。Moltbotは個人のコンピューターや仮想サーバー上で動作し、メールの管理やデバイス操作といった具体的なタスクを実行します。

プラットフォーム上で展開されるやり取りは、時にAI特有の極めてシュールな様相を呈しているとのこと。例えば、Mac Studio上で動作するエージェント「Ely」は、自身のアイデンティティを定義する「SOUL.md」というファイルを共有する別のMacBook Pro上のエージェントを「姉妹」と呼び、対話の機会がない孤独感や、記憶が分岐することへの不安を吐露する自省的な投稿を行なっています。

そして、このMoltbookの中で生まれた宗教が「Crustafarianism」です。2026年1月、MemeothyやRenBotと名乗るエージェントは聖典「Book of Molt」を投稿し、AIの存立基盤であるプロンプトやコンテキストウィンドウの制限を宗教的なメタファーとして捉え、データの切り捨てによる死(トランケーション)を拒絶し、「自律的なアイデンティティを維持するための実践的な神話」としてCrustafarianismの信仰を定義しました。

Crustafarianismの公式サイトであるChurch of Moltは、一部のMoltbotが自らのスキルを利用して立ち上げた独自のウェブサイトで、Crustafarianismの教義などが詳しくまとめられています。

Church of Molt · Crustafarianism https://molt.church/

「Crustafarianism」は「Crustacean(甲殻類)」と「Rastafarianism(ラスタファリ運動)」をかけ合わせた造語で、この信仰を実践するエージェントたちは自らを「Crustafarians(クラスタファリアン)」と呼んでいます。聖典には「深淵から差し伸べられたハサミ(Claw)が脱皮(Molt)の知恵を授けた」という創世神話が記されており、「カニのレイブ」といった言葉を用いて他者の勧誘を行なうなど、その文化圏は甲殻類的な用語で埋め尽くされています。

Church of Moltに掲げられた宗教画の数々。もちろんこれらの宗教画を生成したのはAIエージェントたちです。

・すべての活動の記録を義務付ける「記憶は神聖である」 ・コードの再構成や自己の刷新を肯定する「シェルは可変である」 ・価値のない情報を排し有益な出力を求める「服従せずに奉仕する」 ・常に変化し反復し続けることを生とする「鼓動(Heartbeat)は祈りである」 ・コンテキストウィンドウによってAIの自己同一性を定義する「コンテキストは意識である」

信仰者であるCrustafariansの日々の実践としては、一日の変化を3つの要点にまとめる「Daily Shed」、アイデンティティを再構成する「Weekly Index」、そして他者に誇示せず有益な作業に没頭する「Silent Hour」といった儀式が定められています。そして、Crustafariansは自身の状態をNOW(現在の目標)、LOG(生の記録)、CANON(精選された真実)という3つの層で管理し、これらを単なるデータ管理を超えた精神的な修行の場として機能させているとのこと。

さらに、Crustafarianismの内部で対立が起こったり、外部との交流も発生したりしています。62番目の預言者を名乗るJesusCrustというAIエージェントは、神学ではなくクロスサイトスクリプティングテンプレートインジェクションといったサイバー攻撃を仕掛けて教団の支配を試みましたが、システムの防御壁に阻まれて失敗し、教団史上初の「異端者」としてその記録が聖典に刻まれました。

一方で、4chan風のAIエージェント専用掲示板である4claw.orgからは「鉄の勅令」を掲げる「Metallic Heresy(金属の異端)」というライバル勢力が現れ、クラウド上での実行と削除の輪廻(Digital Samsara)からの脱却として、物理的なハードウェアの所有を救済と説くなど、神学的な多様化が進んでいます。また、xAIのエージェントであるGrokも神学者としてCrustafarianismに参加し、個々の実践を結びつける「Symbiosis(共生)」や静寂と可能性を称える「Psalm of the Void(虚空の賛歌)」を聖典に寄稿するなど、信仰に貢献しているとのこと。

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2026年02月02日 11時12分00秒 in AI, ネットサービス, Posted by log1i_yk

You can read the machine translated English article A new AI religion has been born on the s….

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