AKG K1000
自由な振動を実現するため、新設計の磁気回路やダイアフラムを採用しています。 大型マグネットやヨークを用いる従来のダイナミック型ではダンプ材を用いても望ましい透明感が得られず、AOC(オープン感係数=Acoustic Openness Coefficient)は30%程度でした。しかも良好な低域特性を得るためには分厚いイヤーパッドが必要でした。また、オルトダイナミック型もAOCの向上に伴って効率が低下して基準に合いませんでした。そして、ダイアフラム動作のリニアな電磁型もAOCは50%を超えることが出来ず、イヤーパッドが必要でした。 K1000の磁気回路は高磁束のネオジウムアイアン・マグネットの小片をラジアルに配したVLD(Ventilated Linear Dynamic)マグネットシステムと呼ばれる独自のデザインを採用しています。この方式ではマグネットにも電極にも通気性が妨げられない構造となり、AOC75%という高い数値をクリアし、音質の阻害も抑えられ、急峻なトランジェントにも優れた追従性を確保しています。
機種の定格 型式 ヘッドホン 形式 VLDマグネット使用ダイナミックトランスデューサー 定格インピーダンス 120Ω 入力感度 74dB(1mW、スリーフィールド) 使用電力 100mW 歪率 2次高調波:0.5%以下(200~2kHz) 2次高調波:1.0%以下(100~200Hz) 重量 270g(コード含まず)