. Armytek Partner C1 Pro | 現代戦技研究会 KUSEMONO TACTICAL
Armytek Partner C1 Pro | 現代戦技研究会 KUSEMONO TACTICAL
Armytek Partner C1 Pro | 現代戦技研究会 KUSEMONO TACTICAL

【レビュー】 Armytek Partner C1 Pro

Armytek(アーミーテック)社はカナダの比較的新しい懐中電灯メーカーではあるが、その社名に恥じない高い耐久性を持ちつつ、価格を抑えた良い製品作りに定評がある。LEDやメカニカル系統の重要な部品類は米国や日本といった信頼性の高い国から選び、製造は中国の自社工場にて行っているようだ。また、様々なテストに関しては過酷なカナダの大自然の洗礼を受けて鍛えさせているとか。そのおかげもあってか、最近では米国だけでなく、特にヨーロッパの軍や公的機関での採用等の噂を耳にする。また、タクティカル系のライトだけでなく、EDC用途(毎日持ち歩く物)や アウトドア向けのヘッドライト も注目を集めつつある、非中国系懐中電灯メーカーとしては今後の商品展開や成長が楽しみな企業でもある。

今回取り寄せた製品は、CR123Aリチウム電池1本を使用するコンパクトなEDCタクティカルライトであるPartner C1 Proである。

○Turbo2:650ルーメン(0.7時間) または Turbo1:280ルーメン(1.8時間)

● 最大光量であるターボモードに関しては、テールスイッチ半押し×15回の後に全押しをすることで、650ルーメンの大光量瞬間芸(ターボ2)か、280ルーメンを1.8時間の持続型(ターボ1)かを選ぶことができる。この操作系はストリームライト社の製品のテンタッププログラムと似ている。

● このストロボモードが、タクティカルとデイユースとの両立を図る上で非常に面倒くさい。ストロボモードは記憶こそできるものの、そうするとライトを点灯した瞬間必ず目潰しのストロボとなってしまう。かと言って、別のモードからストロボモードへの移行は、上述した通りまずライトを点灯→サイドスイッチをプレス&ホールドするという手数も時間もかかってしまう。これでは、戦闘と日常の両立はできない。ここさえ改良してくれれば、タクティカルライトとしての優位性は向上する。

● ストライクベゼルはこうして裏側から見ると意外と深めだ。Armytekの十八番である高い耐久性だが、格闘戦を意識して点灯した状態で巨木に20回ほど打ち付けたが、壊れる気配は一切なく、点灯は維持したままであった。レンズやスイッチ等はパット見だと安価なコンポーネントを使用しているように見えるが、耐衝撃性能10メートルという表記は嘘ではないようだ。

● 下手なチェッカリングよりも感触はよかった。3~4倍以上の値段がするSUREFIRE社の EDCL1-T や、 E1D よりもはるかにグリップ感は良い。

● さらにグリップ力や利便性を上げたい場合は、写真のように Thyrm Switchback や SUREFIRE コンバットリング を装着することをオススメする。1インチのテールキャップなのですんなり入るし、なによりもキャップ先端部が角ばっていることにより、スっぽぬけやズレの防止にもなる。

→ EDCL1-Tが165ドルする中、今回のArmytek Partner C1 Proは小売価格が55ドルだ。そして私が購入したショップでは38ドルと、日本円換算で4000円程度。シュアファイヤーはおろか、並の中国製ライトよりも安いと言ってもいいお値段だ。

※画像クリックで拡大可

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● まず同じArmytek Partner C1 Proでも、使い捨てのCR123Aリチウム電池と、充電式の3.6V RCR123Aリチウムイオン電池とでは明るさが50ルーメン前後ほど異なって見える。Partner C1 Proは充電池の使用も可能なので、ランニングコストや明るさを求めるのであればこちらを使ってもよいだろう。

● さて、SUREFIRE EDCL1-Tと比べれば顕著だが、明るさの公称値こそEDCL1-Tが500ルーメンと低めだが、遠距離照射性能に関してはPartner C1 Proを凌駕している。Partner C1 Proの遠距離照射性能の公称値は135メートルで、実際のところは150メートル先の森に辛うじて届いている感じが伺える。

● 両者ともTIRレンズを使用したライトだが、その配光パターンに関してはまるで違う。Partner C1 Proは中心光を広めに、周辺光も明るさと広さの両立を図っている。そのため遠距離照射性能は高くなく、特に中距離(20~80メートル)での使用をに力を入れている感じだ。

● 同じTIRでも、Partner C1 ProのTIRの質はやはりそこまで高くない。配光パターンにはムラやダークスポットが多く目立つ。とは言え、何倍も高価なSUREFIREと比べるのはお門違いではあるが。

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● こうして近距離で見ると、ムラが多いのが気になるものの、Armytek C1 Proが周辺光を明るめに設定しているのがよくわかる。

Conclusion │ 総評

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