B’zのイントネーション(発音の仕方)はどちらが正しい?徹底解説
これにて一件落着と思いきや、古舘は直後に、「平板化の方向で。」とコメント。稲葉の返答する声が小さかったことが原因かと思われるが、なんとここで、両者の間に発音に対する認識の齟齬が発生してしまった。ところがこの誤りは訂正されずに、番組は終了してしまったのだ。このやり取りが原因で、多くの視聴者や業界人に誤った認識が伝播してしまった可能性も、十分にあるはずだ。自身二度目の全国ネット出演となったこの時、もし世の中に対して正しい発音を明確に説明できていればー『起伏式』の発音をする人の数も、現状よりは増えていたかもしれない。なおその3年後、1992年10月28日放送のフジテレビ系『MJ -MUSIC JOURNAL-』でも古舘はB’zに対し「B’z」のイントネーションを質問したが、この時松本は、自分たちは『ビィズ』と呼んでいるが好きなように呼んでほしい、という主旨の返答をしている。
B’zの本人らは「B’z」をどう読んでほしいと思っている?
2012年12月9日にWOWOWで放送された「B’z 25th Anniversary Special 全米ツアー密着ドキュメント『Only Two』」では、ディレクターが「B’z」の発音について質問。この時松本は、「僕らはそう言ってますけど世間は皆『ビ→ーズ』って言ってますよね。特にこだわりはないよね。僕ら今まで普通に『ビィズ』って言ってきただけで。だから世間というか皆さんファンの方なんかでも『ビ→ーズ』って言っていただいても全然問題ないし。」とコメントした。
しかしながら一方で、2017年〜2018年開催の全国ツアー『B’z LIVE-GYM 2017-2018 “LIVE DINOSAUR”』の一部公演では、新しい向きも見られた。MCの場面で、スクリーンに登場したバーチャルの恐竜がユニット名を『ビ→ーズ』と発音して稲葉がこれを『ビィズ』と訂正する、といった演出が行われたのである。但しこれは、世間で「B’z」の発音の論争が頻繁に起こるようになってきているのを稲葉らが認識した上で敢えてネタにしたものだと見ることができるだろう。