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柳宗元『捕蛇者説(蔣氏大戚〜)』現代語訳(口語訳)・書き下し文と解説

蔣氏大戚、 汪然 出涕曰、 「君 将哀而生之乎 。 則吾斯役之不幸、未若復吾賦不幸之甚也。 嚮吾不為斯役、則久已病矣。 自吾氏三世居是郷、積於今六十歳矣。 而郷隣之生日 蹙 、殫其地之出、竭其 廬 之入、号呼而 転徙 、饑渇而 頓踣 。 触風雨、犯寒暑、呼噓 毒癘 、往往而死者相藉。 曩与吾祖居者、今其 室 、十無一焉。 与吾父居者、今其室、十無二三焉。 与吾居十二年者、今其室、十無四五焉。 非死則徙爾。 而吾以捕蛇独存。

蒋氏大いに戚(いた)み、汪然(おうぜん)として涕(なみだ)出(い)だして曰はく、 「君将(まさ)に哀れみて之を生かさんとするか。 則ち吾が斯(こ)の役(えき)の不幸は、未(いま)だ吾が賦を復する不幸の甚だしきに若(し)かざるなり。 嚮(さき)に吾斯(こ)の役を為さずんば、則ち久しく已に病めるならん。 吾が氏三世是の郷に居りしより、今に積むこと六十歳なり。 而(しか)して郷隣(きょうりん)の生は日に蹙(せま)り、其の地の出を殫(つ)くし、其の廬(ろ)の入(にゅう)を竭(つ)くし、号呼して転徙(てんし)し、饑渇(きかつ)して頓踣(とんぼく)す。 風雨に触れ、寒暑を犯し、毒癘(どくれい)を呼噓(こきょ)し、往往にして死せる者相藉(し)くなり。 曩(さき)に吾が祖と居りし者、今其の室、十に一(いつ)も無し。 吾が父と居りし者、今其の室、十に二三も無し。 吾と居ること十二年になる者、今其の室、十に四五無し。 死せるに非ずんば則ち徒(うつ)れるのみ。 而るに吾蛇を捕らふるを以て独り存す。

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・柳宗元『捕蛇者説(蔣氏大戚〜)』現代語訳(口語訳)・書き下し文と解説

『教科書 高等学校 古典B 漢文編』 三省堂

鎌田正、米山寅太郎 著 2011 『新漢語林 第二版』大修館書店

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