CAT 標準注意検査法
抹消検出課題には、視覚性抹消課題と聴覚性検出課題の 2 つがあります。視覚性抹消課題は、用紙に並べられた記号または文字列から、指定されたターゲットにのみ印をつける検査です(図 2a)。聴覚性検出課題は、CD から流れる5 種類の語音のうち、指定されたターゲットのときだけ、机を叩くなどの反応をします。 抹消検査課題では、長く集中する力(持続性注意)、邪魔を抑制し、必要なものにだけ反応する力(選択性注意)を評価します。
3. SDMT(Symbol digit modalities test)SDMT は、制限時間内に、記号と数字の対応表をもとに、記号に対応する数字を記入していく検査です。 SDMT では、注意の配分性が評価されます。配分性注意とは複数の情報に同時に注意を向ける力のことをいいます。
4. 記憶更新検査記憶更新検査は、検査者が読み上げる数系列のうち、末尾 3 つないし 4 つを答えます。 記憶更新検査では、作動記憶(ワーキングメモリー)が評価されます。
5. PASAT( パ サ ッ ト:Paced auditory serial addition test)PASAT は、CD から流れる 1桁の数を聞いて、前後の数を加算して答えます。 PASAT では、配分性注意が評価されます。
6. 上中下検査 7. CPT(Continuous performance test)CPT には、SRT 課題、X 課題、AX 課題の 3 つがあります。パソコンの画面上に 1 つずつ呈示される数字に対して、それぞれ指定の条件でキーを押します。 CPT では、持続性注意、選択性注意が評価されます。
CATのメリットとデメリット
メリット20 〜 70 歳代の年齢別に基準値、カットオフ値が設定されており、客観的評価が可能です。
デメリット- 失語症、記憶障害など、注意障害以外の高次脳機能障害の影響を受けます。
- 認知機能低下例では低成績となります。
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