Без кейворда
2025年で87歳を迎えるダニエル・ビュレン。『ラ・ファサード・デ・アカシア』と名付けられたこの作品は、アカシア通り全体の再整備計画の一環として恒久的に設置された。建物の中には、若手の現代アーティストを支援するアートセンター兼展示スペース「Reiffers Initiatives」が入っている。 今回のストライプ柄作品は、そうして若手を支援してきたReiffers Initiativesの5年の節目に合わせ、ビュレンに制作が依頼されたものだった。
ただ、「ビュレンの円柱」が登場した1980年代には、景観を損ねるのではないか? と激しい論争が巻き起こったという。それでも現在のパリでは、“歴史的な建物に現代アートが入り込む光景”がすっかり日常のものとなっている。 ストライプ柄などは説明がなくても目印になるし、自然と場所を記憶することができる。パリの街を歩いていると、そうした存在に何度も出会ったりする。(こ)
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