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Без кейворда

おつかれさまです。 渡仏したばかりのころ、フランス人の家と日本人家庭の大きな違いに気が付きました。 フランスの各家庭には、必ず、大きなオーブンがあるんです。 オーブンレンジじゃなく、でかい、オーブン。 オーブンで、何作るんだって、思ったのが、25年前でした。 それが今では、ほぼ、毎日、オーブンで料理を通るようになりました。 これが、フランスで生きるということに、繋がっています。 ということで、今日はオーブン料理を皆さんと一緒に考えてみます。そして、一品、作っちゃいましょう。 もちろん、オーブンレンジで大丈夫です!!!

ということで、手始めに、子レンジとオーブンの大きな違いについて、父ちゃんによる、解説から。 ☆ レンジは電子で食材を温めるけど、オーブンは熱を対流させて上下左右からまんべんなく温めることが出来ます。 食材を天板に載せるのはこの対流熱を均一化させるため。 でも、ダイヤルをグリルに合わせると、上と下からの熱源で焼くことも可能。 とにかく、天板がとっても重要なんですね。 ☆ 次に大事なのが、使う前に必ず予熱、つまり前もって加熱しておく必要があるということです。 電子レンジと違って、入れてすぐには温まらないから先に予熱しておく必要があります。 そして、もう一つ予熱じゃなく、余熱ね。 温めた後に残った余った熱を使ってじっくり火を入れていくという方法も活用しましょう。 ☆ このように、オーブンは手間がかかるけど、電子レンジなどでは絶対に再現できない深みと奥行きのある美味しさを作りだすことが出来るわけです。 一度、これをマスターするともうなんでもオーブンを使いたくなる、実に便利な調理器具なのです。 ☆ ということで、今日はフランスの家庭料理の定番中の定番と言えば、必ずみんながここから作ると言われている、ロティ・ド・ポーを一緒に作ってみましょう! 英語だとローストポークになりますね。

はい、じゃあ、まずは、材料です。 【材料 4~6人分】 豚肩ロース塊り肉約1kg、ニンニク4片、じゃがいも500g、玉ねぎ大1個 【スープ材料】 熱湯300cc、ブイヨン1個、乾燥タイム2つまみ、ローリエ1枚、カレー粉小さじ1、塩胡椒適宜、生クリーム100cc、オリーブ油適宜、好みでマスタードなど。 ☆ はい、じゃあ、いきますよ。 ニンニクは1片を4等分に切り分けておきます。 じゃがいもと玉ねぎは2mm厚さにスライスし、じゃがいもは1度水にさらしてから水気をよーく切っておきます。 オーブンは200度に予熱しておいてください。 豚肉は全体に満遍なくナイフに先で穴を開け、16個のニンニクを差し込みタコ糸で形を整えるように縛り、全体に塩胡椒をします。

どうして、タコ糸で縛るのか、といいますと、・・・。 煮たり焼いたりしていると肉の形が崩れるからです。笑。 フライパンで焼いたり、鍋で煮たりするとき、肉が動くと肉汁が出ちゃいますから、それを防ぐ理由もあるのです。 タコ糸は綿100%だから、衛生的にも問題なし。

では、続けますよ。 フライパンに大さじ2のオリーブ油を熱しじゃがいもを炒めます。 じゃがいもに火が通り半透明になってきたら玉ねぎを加えしんなりしたら耐熱容器に移します。 豚肉も全体にしっかりとした焼き色がつくまで焼いてください。 耐熱容器に入れたじゃがいもに、スープを注ぎ、生クリームを満遍なく振り掛け、豚肉を中央に乗せたら200度のオーブンで1時間から1時間15分程焼くのです。 竹串で刺しに抉るが透明になったら20分ほど(アルミホイルで包んだ方がいいかな)休ませてから切り分けます。 好みでマスタードを添えましょう。 ほら、出来た! めっちゃ、美味そうだ~。 オーブンとタコ糸の勝利です。 はい、ボナペティ!!!

皮をむいて4等分に切ったりんごをココット鍋に入れ、大さじ3の水を加えたら、フタをして火にかけます。りんごが柔らかくなってきたら、木べらでりんごを潰しトロトロになるまで煮込めば完成。 ☆ 【材料】 りんご小さめだったら4個、大きめだったら3個、水大さじ3、以上。ボナペティ!

久しぶりに、NHK「パリごはん」の再放送が決まりました。 ☆ 「ボンジュール!辻仁成のパリごはん 2023SP」 今回は、NHK BSP4Kでの放送となります。 「ボンジュール!辻仁成のパリごはん 2023SP」 【再放送】 NHK BSP4K 10/13(月・祝) 午前9:30~10:59 10月13日って、パリでの個展初日じゃん。ぶつけてきますねー、笑! 祝日の午前9時30分からということで、 休日の午前中に多くのみなさまに楽しんでみてもらえると、父ちゃん的には嬉しいです。 ☆ 辻仁成、個展情報。 ☆ パリ、10月13日から26日まで、パリ、ピカソ美術館そば、GALERIE20THORIGNYにて「辻仁成展」2週間、開催。 ☆ 1月中旬から3月中旬まで、パリの日動画廊において、グループ展に参加し、6点ほどを出展させてもらいます。

Hitonari Tsuji 作家、画家、旅人。パリ在住。パリで毎年個展開催中。1997年には「海峡の光」で芥川賞を受賞。1999年に「白仏」でフランスの代表的な文学賞「フェミナ賞・外国小説賞」を日本人として唯一受賞。愛犬の名前は、三四郎。

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