GenesisPlanA’s diary(ジェネシスプランA・ダイアリー
主にシミュレーター関連に携わっています。世界的な範囲で扱った実績は多く、現在も複数台所有しています。日々の問い合わせが多く一問一答する側ら、掲載内容は検証・リサーチしたモノを含めて得られた情報など知的財産をオープンにしてます。レビュー等をTwitterやYouTubeなどの動画でも発信しています。現在は海外ブランド数社と友好関係にあり、技術的な面と、マニュアルの和訳にも携わってたりします。また、国内でも技術支援しています。此方の掲載内容は有効な情報を得たいと考える愛読者様への無償奉仕です。
新型ハンコンFANATEC CSL DDレビューですゾ!
つい先日に、当初より予定していた期間を前倒しで出荷されたFANATEC CSL DDですが……。コレを早速、入手したのですが、動画よりちょと遅れましてFANATEC CSL DDのレビューになります。
安価体としては恐らく初となるDDの発表から業界は元より、CSL eliteやCSW V2.5クラスのFANATECを望んでいたユーザーにとっては待望のリリースだったのではないでしょうか。
◻️FANATEC CSL DDとは~同社製ホイールベースとの比較
入手したのはFANATEC CSL DD本体とBoost kit180です。Boost kit180ではなく、通常のセットだとFFBの最大トルクは6Nm。Boost kit180を組むと8Nmです。因みにBoost kit180は通常版の電源アダプターよりも出力が大きいのでその差があります。
CSL elite for PS4と比較すると圧倒的に小さく、ボディ本体の右側に彫りの深いヒートシンクを実装したモーターが備わりますが、ボディ内の放熱性とデザイン性を考慮した余剰空間なとで本体サイズは他社製のハンコンと比較しても少し大きめで、最大トルクは6Nmを発生する。
上の写真がCSL eliteのヒートシンク実装のモーターであり、CSL DDは本体そのものが殆どモーターであり、ボディーそのものが放熱性を促すヒートシンク形状のデザインになっているのがお分かり頂けると思います。
CSL eliteのメインboardは、モーターと反対側にレイアウトをしていますが、CSL DDはPodiumと同じく背面側にコンパクトに纏められた設計となっています。
CSWは奥行きが無くスリムなデザインですが、サイズを比較すると、奥行はさほど変わらないものの、横幅は約半分です。所有しているCSWは3台ありますが、1番出力の高いV2.5で8Nmもの強力なトルクを発生させますが、モーターはCSL eliteと大きさは変わらないので、CSL DDが如何にコンパクトで纏められてるのかが一目瞭然です。
因みにPodium DDとのサイズ差はご覧の通りです。実は横幅は5mmほど幅が広く、奥行はパッと見、Podiumの半分くらい。重量比は当然ながらPodiumの方が重いが、CSL DDはCSL eliteやCSWが比較にならないくらい凄く軽く思えるくらいに本体重量は重いです!本体重量は6.85kgという事で約7kg。
CSL DDホイールベースの正面です。右側に見える四角いのが電源スイッチで、長押しすると電源をON/OFF出来ます。軽くワンプッシュしていくと3段階の切り替えが可能で、「PCモード(赤)」「XBOXモード(緑)」「CSW V2.5互換モード」となっています。
Podiumだと、よりハイトルクなのでクイックリリースを押し付けて固定するダイヤルが備わりますが、CSL DDにはそれがありません。従来のCSW V2.5クラスまでの8Nmもの高トルクを受け止めるには実績による十分な精度とデザインです。
CSL DDに関しては、前倒しでのリリースが起因しているのか、Podiumを含めてFFB関連のメニューが簡素で、SHOCKを含めて付随するフォースフィードバック機能が備わっていません。今は暫定でCSW DDをこのファームウェアで実装して、SIM側で味付けるといった使用感になると思います。
注意点:PCにてFANATECファームウェアをインストールする際にはセキュリティーソフトがインストールを邪魔する時が稀にあります。それは、Windows defenderや私が入れてるInternet security2021とかなら問題ないのですが、他社製のセキュリティーソフトだとブロックされる事が実は幾つも私の方に相談がありまして、OFFにしてなかった為にファームウェアがキチンと反映されずに上手く動かないといったトラブルがありました。
最早、Logicoolやスラストマスター製のハンコンでは太刀打ち出来ないスペックである。スラストマスター製のハイエンド機種であるT-GTですらもFFBをフルトルクで使えない事を考えると、CSL DDはフルトルクで使ってもオーバーヒートすら皆無な位に涼しい顔をしてるので仮にCSL DDのロートルク6Nmだとしても単純に倍のトルクである。
少し価格帯としては高くなってしまう(ステアリング付きで(日本円にして)10万超え)がPCでのステージではライバルとして挙げられるのは(旧モデル)SIMAGIC M10か、(モデルチェンジ)SIMAGIC α miniだろう。此方は最大FFBが10Nm、アベレージが8Nm、ミニマム6Nmなので、丁度ここら辺のモデルがライバルになるだろう。但し、両品もステッピングモーターを採用してるので、ほんのり優しいダンピングの効いたFFBトルク特性を持っている。
しかし、XBOXやPlayStationなどのコンシュマー対応機種ではない為、マルチに使えるFANATEC CSL DDと単純に価格だけ比較するとSIMAGICは割高感が出てしまう……
これらはCSL eliteやCSW V2.5の後継である事は間違いなく、未だ解放されていないニュアンスを含むFFBの味付けを体験出来てないのは「羊を被ったオオカミ」な状態である。
実はこれをCrieitive MindsのDrive HUBに繋げてPlayStationでの動作確認を行ってます!
これはXBOXにも言える事なので、Drive HUBを介さないでも互換のあるXbox series Xにおいても同じフィーリングだと思います。
因みにテストしたのは、PS版のグランツーリスモSPORT、ASSETT CORSA、ASSETTO CORSA COMPETIZIONEです。
印象としては先の2本はサッパリとした印象であり、先にも申し上げましたエフェクト部分の付与が未だの為にその様なインフォメーションを感じます。逆に過剰なまでに暴れたのはASSETTO CORSA COMPETIZIONEになります。
認識させる方法は、Creative Minds Drive HUBにHORIの安いPS4対応のパットを接続し、CSL DDは他のFANATECホイールベースと同じく接続する方法です。