三日月と「一生に一度」のレモン彗星、スワン彗星が共演 最後の観測チャンスをお見逃しなく
「緑色の彗星」を見ることはできただろうか? 「レモン彗星(C/2025 A6)」と「スワン彗星(C/2025 R2)」はともに地球から遠ざかりつつあるが、宵の空にまだ輝いている。今週末にかけては、繊細な弧を描く月が両彗星の近くに位置し、めったに見られない見事な眺めを披露してくれそうだ。 両彗星は今週初めに地球に最接近し、今は少しずつ地球から離れている。11月上旬まで観測可能と見込まれているが、輝きは弱まっていくので、今週末が最後の見ごろとなるだろう。
チェコ東部オストラヴァ近郊のビロヴェツで、2025年10月20日に撮影されたレモン彗星(C/2025 A6)(Lukas Kabon/Anadolu via Getty Images)細い月は南西の低空で、10月23日(木)に月齢1.8、24日(金)に月齢2.8、25日(土)に月齢3.8、26日(日)に月齢4.8と少しずつ明るさを増していく。 2つの彗星のうち、より明るいほうのレモン彗星(C/2025 A6)はうしかい座の左側、かんむり座の下に位置している。一方、スワン彗星(C/2025 R2)は「夏の大三角」を構成するわし座の下にあり、双眼鏡で観測できる。
2025年10月24日、日の入り約30分後(東京:午後5時25分)の西~南西の空、月とレモン彗星(C/2025 A6)の位置(Stellarium)「一生に一度」の彗星を見る最後のチャンス
ともに公転周期が長く、一期一会の地球接近が偶然同じタイミングとなったレモン彗星(C/2025 A6)とスワン彗星(C/2025 R2)。10月24~26日の週末は、彗星が暗くなって視界から消える前のフィナーレの舞台となる。
2025年10月24日、日の入り約30分後(東京:午後5時25分)の南~南西の空、月とスワン彗星(C/2025 R2)の位置(Stellarium)ドイツ北東部ブランデンブルク州リーツェンで、2025年10月18日に撮影されたレモン彗星(C/2025 A6)とオーロラ(Patrick Pleul/picture alliance via Getty Images)
来週以降の夜空
2025年、地球に「最も近い満月」と「最も遠い満月」の見え方の違い(国立天文台) 11月9日(日)~10日(月)には、ややふっくらした半月が明るい木星やふたご座の1等星ポルックスとランデブーする。 (forbes.com原文) 2026年5月号発売中 最新号の購入はこちらから定期購読のお申し込み 2026年5月号発売中 最新号の購入はこちらから定期購読のお申し込み関連記事
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