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2025年10月9日、外為法に基づく新たな「通常兵器キャッチオール規制」が施行されます。今回の改正では、軍事転用可能な汎用品について、HSコードによる品目指定がされ、輸出管理の実務に影響を与えます。
この記事では、制度改正の概要とともに、HSコード選定における注意点について、輸出管理担当者の視点から詳しく解説します。
- キャッチオール規制とは?
- 制度改正の背景とポイント
- 新設された 16項(1)「特定品目」とは?
- HSコード選定の注意点
- 正しいHSコード選定するために必要なこと
キャッチオール規制では、これらの仕様に満たない品目でも、 用途や需要者に 大量破壊兵器や通常兵器の開発等の 懸念がある場合に輸出許可が必要 となっています。
制度改正の背景とポイント輸出者は、リスト規制されていない汎用品(工作機械、集積回路、無人航空機部品等の 特定品目 )を輸出する際、客観要件として 用途や需要者 の情報を確認します。その確認において、通常兵器の開発等に用いられる 懸念が高いと判断する場合 、経済産業大臣への 許可申請 が必要となります。
新設された 16項(1)「特定品目」とは?2025年10月の改正で、従来のキャッチオール規制対象品目である輸出令別表第1の「16項」が(1)と(2)に分割されます。 16項(1)が「特定品目」 であり、HSコードで掲げられています。さらに 「貨物」 だけでなく、貨物の設計、製造、使用に係る 「技術」 も対象とされています。
検査用の機器オシロスコープ他蛍光分析装置 赤外線水分計 オシロスコープ スペクトラムアナライザー他
HSコード選定の注意点- 製品の名称ではなく、機能・構造・形状・材質・用途をとらえる
- HSコードは、候補となる項(4桁の番号)を特定したあと、関税率表解説の関連する部(ほぼ産業別のまとまっている)、類(2桁の番号)の注を確認して選定するのが基本
- いきなり「これだ!」と決めずに、他の候補がないかを考えることが大事
- 分類の候補は、HSコード4桁から検討するが、その際にHSコードの構造を知っている必要がある
- 意図的に特定品目にあたらないHSコードを選定することは規制逃れとなる