. IGPSPORT「BiNavi」ファーストインプレッション - 東京~大阪キャノンボール研究
IGPSPORT「BiNavi」ファーストインプレッション - 東京~大阪キャノンボール研究
IGPSPORT「BiNavi」ファーストインプレッション - 東京~大阪キャノンボール研究

iGPSPORT「BiNavi」ファーストインプレッション

ロングライダー的にありがたいのは 「後で続ける」 というメニューです。ログを分割せずに、後から再開できる機能ですね。例えばブルベ中にホテルに泊まった際に「後で続ける」で一旦データを保存して電源をOFFにすれば、翌日電源をONにした時に昨日のデータを保持したまま再開できます。PBPなどで、「最初から最後まで一つのログで保存したい」という場合にありがたい機能と言えます。やっぱりロングライダーのことを考慮してくれている感じがありますね。

ルートデータの転送

以下の手順でRide with GPS(RWG)で作成したルートデータをBiNaviに転送してみました。

RWGアプリからGPXデータをダウンロードする iGPSPORTアプリからGPXデータを取り込む ルートをBiNaviに転送 ナビゲーション開始 補助施設ポイント(追記) 営繕課の係長のブログ改め、自転車… 実走 画面の見やすさ

触っていて驚いたのが 「大文字」というライドモード の存在。とにかく文字が大きくなります。Edge840 Solarと並べてみましたが、文字の大きさが歴然。

操作性・レスポンス 地図・ナビゲーション

地図に鉄道路線が表示されるようになった のも嬉しい変化。日本人は割と鉄道路線で位置認識をしている印象があるので、これが出るかどうかは大きい。

もう一つ嬉しいのが、 地図の縮尺が大幅に増えた こと。以下にiGS630との比較表を示します。

iGS63050m/100m/200m/400m/800mBiNavi50m/100m/200m/500m/1km/2km/5km/10km

ただ、この読み込みの速さには理由があります。最初にルートを読み込んだ時点では詳細な解析(曲がり角の認識)をしていないから速いのです。

Garminの場合はルートを読み込んだ直後から詳細な解析が始まり、100kmのコースで約1分くらいで解析が完了します(Edge840の例)。これに対し、BiNaviはルートを読み込んだ直後にはざっくり解析のみで、走り出した後に「現在地から数kmの範囲を少しずつ解析していく」方式を取っています。

「凄いな」と思ったのは、 「交差点の形状を認識している」 点です。

データ値の妥当性

iGS630は少し気温を低く出してくる印象がありましたが、BiNaviは割と確からしい値を出してくると思います。パワー等の計算など、出してくる値はどれも確からしい印象ではありましたが、 「斜度」だけはちょっとイマイチ に感じます。

レーダーとの接続

なお、本稿執筆時点でBiNaviの設定画面からのみ可能なのが、 SR miniの「ブレーキ感知時の強点灯」をOFFに設定する こと。この設定はアプリから出来ません。色んな人が必要としている機能のはずなので、アプリ側に是非欲しい機能ですね。

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結果、バッテリー残量は100→78%に。8時間で22%なので、 100%を消費するまでの時間は約36時間と推定されます 。BiNaviの稼働時間の公称値「35時間」とほぼ一致しますね。やはり、一番省エネな設定をした時の理論値が35時間なのでしょう。

その他の機能 音楽再生機能 スクリーンショット取得機能

でも、もしかしたらiGPSPORTにも実はスクリーンショット機能があるのではないかと思い、iGPSPORTの中の人に質問。曰く、 「スクリーンショット機能、あります」とのこと 。あったのか!!

操作方法は、 「上スクロール」「下スクロール」ボタンを同時に長押し 。撮影成功した時に特に音がなるとか画面がフラッシュするといったことはありませんが、そのタイミングで画面のスクリーンショットが本体のScreenshotsフォルダに保存されます。

改善を要望したい点

マップに表示される文字のサイズが小さい マップに海が表示されない ナビ時、少し先のルートが簡略化される

BiNaviでルートを読み込んだ場合、 現在地よりも遠い場所のルートの軌跡が簡略化されてしまう 問題があります。

これは、前述の「現在地から数kmの範囲を少しずつ解析していく」という仕様が関係しています。現在地より遠い場所のルートはまだ解析していないので、「ざっくり」としか表示されないわけですね。

標高グラフの縮尺を変更できない

ナビをしている場合、「この先のアップダウンはどうなっているか」を確認できる機能なのですが……ちょっと不便なのが、 標高グラフの縮尺が変更できない ことです。

RWGから取り込んだルートの獲得標高が6割程度に減る

PBPルートのような 長い距離のルートを読み込んだ時に、顕著に獲得標高が減ってしまう のが気になります。

左が取り込む前のRWG(Ride with GPS)のデータで、獲得標高は10189mです。右がiGPSPORTアプリに取り込んだ後ですが、獲得標高が6104mにまで減っています。恐らくiGPSPORTアプリに取り込む際にポイントを間引いたことで減っているのではないかと推測していますが、これによって 検出されるヒルクライムの数も減ってしまう のではないかと危惧しています。

RWGからルートを取り込むまでの手数が多い

RWG(Ride with GPS)は様々なサイコンブランドと連携しており、連携しているブランドであれば RWGのルート画面から直接サイコンにルートを転送できます 。Garmin、Wahoo、Hammerhead、そして新参のCOROSまで連携しているのに、iGPSPORTは連携していません。まぁBrytonやLEZYNEも連携していないのですが。

位置ポイント(POI)の一括取り込み機能がほしい データ項目を追加して欲しい グロス平均速度

「距離」÷「経過時間」=グロス平均速度

オフコース距離

まとめ

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著者情報

年齢: 40歳(執筆時)身長: 176cm / 体重: 82kg自転車歴: 2009年~年間走行距離: 10000~15000kmライドスタイル: ロングライド, ブルベ, ファストラン, 通勤普段乗る自転車: GHISALLO GE-110(カーボン), QUARK ロードバイク(スチール)私のベスト自転車: LAPIERRE XELIUS(カーボン)

# 乗り手の体格や用途によって同じパーツでも評価は変わると考えているため、参考情報として掲載しています。# 掲載項目は、road.ccを参考にさせていただきました。# これまでに著者が乗ってきたスポーツ自転車の履歴はこちらの記事にまとめています。

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この記事を書いた人

【長距離ファストラン履歴】 ・大阪→東京: 23時間02分 (548km) ・東京→大阪: 23時間18分 (551km) ・TOT: 67時間38分 (1075km) ・青森→東京: 36時間05分 (724km)

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