JIS A 5003:1995 石材
91.100.15 主務大臣 経済産業 JISハンドブック 土木 I 2020, 土木 II 2020 改訂:履歴 1959-08-01 制定日, 1962-08-01 確認日, 1963-03-01 改正日, 1966-03-01 確認日, 1969-03-01 確認日, 1972-03-01 確認日, 1975-04-01 確認日, 1975-11-01 改正日, 1978-11-01 確認日, 1983-12-01 確認日, 1989-03-01 確認日, 1995-02-01 改正日, 2000-03-20 確認日, 2006-11-20 確認日, 2011-10-20 確認日, 2016-10-20 確認 ページ JIS A 5003:1995 PDF [5]
日本工業規格(日本産業規格) JIS A 5003-1995 石材 1. 適用範囲 この規格は,主として土木,建築に使用する天然産の石材について規定する。 なお,天然スレート,割ぐり石,軌道用敷石及び道路用石材を除く。 備考 この規格の中で [] を付けて示してある単位及び数値は,従来単位によるもので,参考値で ある。2. 欠点及び等級2.1 欠点に関する用語の意義 そり 石材の表面及び側面における曲がりをいう。 き裂 石材の表面及び側面におけるひび割れをいう。 むら 石材の表面の部分的な色調の不ぞろいをいう。 くされ 石材中の簡単に削り取れる程度の異質部分をいう。 欠け 石材のみえがかり面のりょう角部の小さい破砕をいう。 へこみ 石材の表面のくぼみをいう。 はん点 石材の表面の部分的に生じたはん点状の色むらをいう。 穴 石材の表面及び側面に現れた穴をいう。 しみ 石材の表面に他の材料の色の付いたものをいう。2.2 石材の欠点は,次のとおりとする。 寸法の不正確,そり,き裂,むら,くされ,欠け,へこみ 軟石では,上記のほかはん点及び穴 化粧用では,更に色調又は組織の不ぞろい及びしみ2.3 石材の品質は産地及び岩石の種類ごとに,それぞれ,1等品,2等品及び3等品とし,その区分は表1のとおりとする。 表1 等級 等級 基準 1等品 (1) 2.2に示す欠点のほとんどないもの (2) 荷口のそろったもの 2等品 2.2に示す欠点の甚だしくないもの 3等品 2.2に示す欠点が実用上支障のないもの3. 石材の分類3.1 石材は,次の項目によって分類する。――――― [JIS A 5003 pdf 1] ―――――
2A 5003-1995(1) 岩石の種類(2) 形状(3) 物理的性質3.2 岩石の種類による分類 石材は,その岩石の種類によって次のとおり区分する。(1) 花こう岩類(2) 安山岩類(3) 砂岩類(4) 粘板岩類(5) 凝灰岩類(6) 大理石類及びじゃ紋岩類3.3 形状による分類 石材はその形状によって次のとおり区分する。(1) 角石(2) 板石(3) 間知石(4) 割石3.4 物理的性質による分類 石材は,その圧縮強さによって表2のとおり硬石,準硬石及び軟石に区分する。 表2 圧縮強さによる区分 種類 圧縮強さ 参考値 吸水率 見掛比重 N/cm2 [] % g/cm3 硬石 4 903 [] 以上 5未満 約2.72.5 準硬石 4 903 [] 未満 5以上 約2.52 981 [] 以上 15未満 軟石 981 [] 未満 15以上 約2未満4. 形状及び寸法4.1 角石,板石,間知石及び割石は,それぞれ次の(1)(4)の規定に適合しなければならない。(1) 角石 幅が厚さの3倍未満で,ある長さをもっていること。(2) 板石 厚さが15cm未満で,かつ幅が厚さの3倍以上であること。(3) 間知石 面が原則としてほぼ方形に近いもので,控えは四方落としとし,面に直角に測った控えの長 さは,面の最小辺の1.5倍以上であること。(4) 割石 面が原則としてほぼ方形に近いもので,控えは二方落としとし,面に直角に測った控えの長さ は,面の最小辺の1.2倍以上であること。 備考 板石は,荒加工の程度によって次の(a)(d)のとおりに区分する。 (a) のみ切板 表面をのみ切りとし,かつ四周を相当程度加工したもの。 (b) 並たたき板 表面を5枚びしゃんでたたいた上を小たたき1回程度とし,四周をのみ切りで切り下 げたものを原則とする。 (c) 上たたき板 表面を6枚びしゃん以上でたたいた上を小たたき1回程度とし,四周をのみ切りで切 り下げたものを原則とする。 (d) ひき石 切断機でひいたもの。――――― [JIS A 5003 pdf 2] ―――――
3 A 5003-19954.2 角石の寸法は,表3のとおりとする。 表3 角石の寸法 種類 厚さ(1) 幅(1) 長さ cm cm cm 12の15 12 15 91,100,150 15の18 15 18 15の21 15 21 15の24 15 24 15の30 15 30 18の30 18 30 注(1) 厚さと幅では,長い方を幅とする。4.3 板石の寸法は,表4のとおりとする。 表4 板石の寸法 単位 cm 幅 厚さ 長さ 30 812 30 40 40 40 1015 90 45 50 55 60 654.4 間知石の寸法は,表5のとおりとする。 表5 間知石の寸法 種類 控長 表面積 cm cm2 35間知 35以上 620以上 45間知 45以上 900以上 50間知 50以上 1 220以上 60間知 60以上 1 600以上 備考 表面より最小限控長の距離に当た る部分の断面積は,表面の面積の161 以上でなければならない。4.5 割石の寸法の標準は,表6のとおりとする。 表6 割石の寸法 種類 控長 表面積 cm cm2 30割石 30以上 620以上 35割石 35以上 900以上 40割石 40以上 1 220以上4.6 寸法の測り方 厚さ,幅,長さは,欠点部分を除いた最小部分を測る。5. 試験方法5.1 数値の換算 従来単位の試験機又は計測器を用いて試験する場合の国際単位系 (SI) による数値への換算は,次による。――――― [JIS A 5003 pdf 3] ―――――
4A 5003-1995 1kgf=9.80N5.2 見掛比重 試験体は,供試石材の代表的な部分から3個切りとり,大きさ10×10×20cmの直方体(2)とする。 試験体の加圧面は平たん仕上げする。 これを105110℃の空気乾燥器内で恒量となるまで乾燥する。その後取り出してデシケータに入れ,冷却した後質量及び正味体積を量る。 見掛比重は,次の式によって算出し,試験体3個の平均値をもって表す。 見掛比重 質量 g 3 正味体積 cm 注(2) 20cmを石理にほぼ垂直方向とする。5.3 吸水率 見掛比重測定時の試験体の質量を乾燥時の質量とする。次に図1に示すように石理を水面と平行にし,かつ上部1cmを常に水面上になるように浸水して,20℃±3K [] で多湿の恒温室内に置く。48時間経た後取り出し,手早く浸水部分の水をふきとり,直ちに質量を量り,吸水時の質量とする。 吸水率は,次の式によって算出し,試験体3個の平均値をもって表す。 吸水後の質量 g 乾燥時の質量 g 吸水率 % 100 乾燥時の質量 g 図15.4 圧縮強さ 吸水率測定後の試験体を使用し,吸水時の質量測定後,直ちに試験する。 加圧には,中央に球接面をもつ伝圧装置を用いて,原則として石理に垂直に毎cm2当たり毎秒98N[] の速さで加圧する。圧縮強さは,次の式によって算出し,試験体3個の平均値をもって表す。 2 最大荷重 N kgf 圧縮強さ N cm kgf cm 2 2 断面積 cm 断面積を算出する場合,各辺の寸法は,0.1mmまで正確に測る。6. 製品の呼び方 石材の呼び方は,次による。 例 ○○○・花こう岩・硬石・板石・1等品・10×50×91 ただし,呼び方は必要のない部分を除いてもよい。――――― [JIS A 5003 pdf 4] ―――――
5 A 5003-1995 建築部会 石材専門委員会 構成表(昭和38年3月1日改正のとき) 氏名 所属 (委員会長) 狩 野 春 一 明治大学 森 徹 鹿島建設株式会社技術研究所 伊 藤 憲太郎 社団法人日本建設材料協会 栗 山 寛 東北大学工学部 小 山 一 郎 西 郷 鉄 雄 松田平田設計事務所 木 村 蔵 司 建設省建築研究所 酒 井 勉 武蔵工業大学 十和田 三 郎 早稲田大学理工学部 藤 井 真 透 日本大学工学部 高 瀬 順 平 株式会社昭和石材工業所 山 田 順 治 日本セメント株式会社研究所 中 野 健 吉 関西石材株式会社 青 木 政 一 青木石材商店 高 田 愿 一 高田商店 矢 橋 亮 吉 全国石材工業会 吉 田 実 東北配電盤株式会社 福 田 乙 二 鹿島建設株式会社技術研究所 広 川 治 工業技術院地質調査所 北 村 昌 敏 通商産業省軽工業局 長 沢 武 工業技術院標準部 (事務局) 音 羽 五 郎 工業技術院標準部材料規格課 田 村 尹 行 工業技術院標準部材料規格課 山 脇 政 次 工業技術院標準部材料規格課 熱 海 公 昭 工業技術院標準部材料規格課 (事務局) 牛 島 宏 育 工業技術院標準部材料規格課(平成7年2月1日改正のとき) 久 保 寛 之 工業技術院標準部材料規格課(平成7年2月1日改正のとき)JIS A 5003:1995の国際規格 ICS 分類一覧
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