ボイラー整備士完全攻略!過去問の頻出ポイントを押さえて一発合格を目指そう!(科目免除者対象)
機械的清浄作業の準備としてのボイラーの冷却に関し、一般的な操作順序として、適切なものは(1)~(5)のうちどれか。ただし、AからEは、それぞれ次の操作をいうものとする。
A なるべく時間をかけて徐々に冷却する。B 吹出しコック又は吹出し弁を開いてボイラー水を排出する。C 燃焼が停止していること及び燃料が燃え切っていることを確認する。D ダンパを半開し、たき口及び空気入口を開き自然通風する。E ボイラーの圧力がなくなったことを確認し、空気抜弁その他の気室部の弁を開く。
(1)C → D → A → E → B(2)C → D → E → A → B(3)C → A → D → E → B(4)D → C → A → E → B(5)D → C → E → A → B
引用:安全衛生ラボまず大前提として、洗浄準備の前に 燃料が停止or燃焼が止まっている事を一番最初に確認します。 じゃないと作業中に引火したり残っている残ガスを吸う危険があるので当然ではありますが。
次にダンパを 半開 し、たき口及び空気入口を開き自然通風します。
問題によっては「半開」が 「全開」 となっている事があるので注意して下さい。
その後、なるべく時間をかけて徐々に冷却します。この問題では問われていませんが、 少なくとも40℃以下 にします。ここも良く出題されます。
燃焼が止まった らダンパを半開にしてゆっくり冷やして残圧がなくなったら空気を送ってボイラー水を排出する
ボイラーの機械的清浄作業及び化学洗浄作業における危害防止の措置- 昇降に使用する仮設はしごは、その上部を堅く縛って固定したり、下端に滑り止めを設ける。
- ボイラーの内部や煙道内に入る場合は、入る前に酸素濃度を測定して16%以上であることを確認する。
- 他のボイラーの吹出し管や安全弁からの突然の吹出しによる危険がないか確認する。
- 酸洗浄では、発生する水素ガスを安全な場所へ放出するためのガス放出管を設ける。
- 灰出し作業では、高所の熱灰をあらかじめ落としておくとともに、余熱が少なくなってから熱灰に適宜注水を行う。
この問題の解答は②ですが、酸素濃度は 18%以上 必要となります。
酸素濃度が18%以上である事は大前提として、入る前に確認する以外にも 必要に応じて作業中も換気が必要となります。 当たり前ですが…
この問題では「酸洗浄では、発生する 水素ガス を安全な場所へ放出するためのガス放出管を設ける」の水素ガスが 一酸化炭素や窒素 など他の気体になって出題される事があります。
ちなみに水素ガスは空気より軽いので、上の方に放出管を設けます。これも覚えておきましょう。
他には「灰出し作業では、高所の熱灰をあらかじめ落としておくとともに、 余熱が少なくなってから熱灰に適宜注水を行う 」の 余熱が少なくなる前に水を掛ける などと出題される事があります。
この問題では出題されていませんが、「スチームソーキング」と呼ばれる謎の単語が出てくる事があります。
- A 清浄作業では、火炎の放射熱にさらされる燃焼室内の伝熱面を清浄にすることが最も重要とされている。
- B 燃焼室内部の伝熱面に付着しているすすや未燃油は、チューブクリーナを使用して除去する。
- C 接近することができない水管に付着しているすすや未燃油は、長い棒の先端に取り付けたワイヤブラシで除去するか、圧縮空気を吹き付けて除去する。
- D スチームソーキングを行う場合は、余熱が冷めた後に、付着物に乾き蒸気を吹き付けてから、ワイヤブラシで除去するか、圧縮空気を吹きつけて除去する。
- A,B,C
- A,C
- A,C,D
- B,C
- B,D
④のスチームソーキングは余熱があるうちに付着物に湿り蒸気を吹き付けしみ込ませてからワイヤブラシで除去する方法となり、この問題ように 冷やして から行うなどと出題される事があります。
ちなみにこの問題は②も誤りで、燃焼室内部の伝熱面に付着しているすすや未燃油は、 チューブクリーナ ではなく 手工具 (スクレッパやワイヤーブラシ) を使用して除去します。
- 化学洗浄作業における作業服は、ゴム製品、プラスチック製品など、耐薬品性のあるものを着用する。
- ボイラーの内部や煙道内に入る場合は、入る前に十分に換気を行うほか、必要に応じて作業中も換気を行う。
- 他のボイラーの吹出し管や安全弁からの突然の吹出しによる危険がないか確認する。
- ボイラーの内部や煙道内に入るときには、マンホールや出入口の外側に監視人を置く。
- 灰出し作業では、ボイラーの温度が高いほど作業性が良いが、少なくとも50℃以下に冷却してから行う。
解答は➄で最低でも 40℃以下 まで冷やします。
ボイラーの化学洗浄作業における予備調査- 管系統図及び実地調査により配管系統を確認し、薬液の注入用、排出用及び循環用の配管並びに薬液用ポンプの仮設位置を決定する。
- 止め弁などの洗浄液が触れる部分の材質や表面処理の有無を調べる。
- 試料としてのスケールは、熱負荷が最も高い部分及びボイラー水の流れのよい部分から採取する。
- 試料として採取したスケールは、化学分析を行い、その成分及び性質を把握する。
- 洗浄作業は、被洗浄物内容積の5~20倍程度の量の水を必要とするため、水の使用可能量を調査する。
解答は③で熱負荷が最も高い部分は合っていますが、ボイラー水の流れが よい部分 ではなく 悪い部分 から採取します。
逆に熱負荷が 最も低い部分 などと出題される事もあるので注意して下さい。
➄の「洗浄作業は、被洗浄物内容積の5~20倍程度の量の水を必要とするため、水の使用可能量を調査する。」の 5~20倍 も押さえておきましょう。
問題によっては内容量と 同程度 や 2倍程度 などと出題される事があります。
ガラス水面計のコックの分解作業- A スリーブパッキンを取り出す。
- B ハンドル側に閉子を叩き出す。
- C タイトニングナット及びカバーナットを外す。
- D ハンドルを外す。
- A→B→C→D
- B→A→D→C
- C→D→A→B
- D→C→B→A
- D→B→C→A
解答は④の D→C→B→A となります。
ボイラーの機械的清浄作業終了後の組立て復旧作業及び仮設設備の撤収作業- 弁座やフランジのすり合わせ面に傷をつけないようにする。
- 機器の取付け位置や取付け順序を誤らないように、機器の標示や合マークに注意する。
- 多数のボルトで固定するものは、一通り軽く締めた後、締付けが均一になるように時計回りに順次強く締めていく。
- 配管の接続部分に食い違いが生じた場合は、その原因を確かめ、配管を無理なく接続できるように対策を講じる。
- 足場の解体は、高所から順に行い、足場材の移動は、他の機器、装置などを損傷しないように注意して行う。
③のボルトの固定は、 時計回し に締めるのではなく、 対称の位置にあるボルトを順次締めていきます。
また、強く締めるのも誤りです。常識的に考えてそのように締めるとボルトの破損や漏れの原因になるので、この問題では問われていませんが、均一に締めるには「トルクレンチ」などを使用して締めるのが一般的かと思います。
ボイラーの性能検査における水圧試験- 水圧試験の準備では、フランジ形の安全弁及び逃がし弁は、取付部のフランジに遮断板を当てて塞ぐ。
- 水圧試験の準備では、水圧試験用の圧力計は、ボイラー本体に直接取り付ける。
- 水圧試験の準備では、水を張る前に空気抜き用止め弁を開き、他の止め弁を完全に閉止する。
- 水圧試験は、水圧を徐々に上げ、設定圧力のところで約1時間保持して、圧力の降下や漏れの有無を調べる。
- 水圧試験後、異状が認められない場合は、圧力をできるだけ徐々に下げる。
④の水圧試験は、水圧を徐々に上げ、設定圧力のところで 約1時間 ではなく 30分 保持して、圧力の降下や漏れの有無を調べます。
この問題に限らず30分とか1時間とか問題によって問われる時間が異なるので、全て暗記する必要があります。
水(水圧)産(30分)高(降下)校
②の「水圧試験の準備では、水圧試験用の圧力計は、ボイラー本体に 直接取り付ける。 」も覚えておきましょう。
③の「水圧試験の準備では、水を張る前に空気抜き用止め弁を 開き 、他の止め弁を完全に 閉止 する。」も逆に出題される事があります(空気抜き弁を 閉じ 、他の止め弁を 開く など)
また、問題では問われていませんが、水圧試験の圧力は、 使用最高圧力の値 となります。
ボイラーの酸洗浄における腐食の発生及び防止- スケールの組成によっては、洗浄液中に溶出してる酸化性イオンの量に比例して鋼材が腐食する。
- 洗浄液の濃度に著しい差が生じると、濃淡電池を形成して、鋼材が腐食するおそれがある。
- スケール中に銅が含まれる場合には、酸で溶出した銅イオンが清浄になった鋼材表面に再び金属鋼として析出し、鋼材の腐食を促進することがある。
- 異種の金属が接触する部分に発生する電気化学的腐食を防止するため、無機酸を洗浄剤に添加する。
- 酸による腐食を防止するため、インヒビタを洗浄剤に添加する。
④の異種の金属が接触する部分に発生する電気化学的腐食を防止するため、 無機酸を洗浄剤に添加する のではなく、 洗浄時間の短縮や洗浄液の循環系統バイパスの設置などの措置を講じます。
念のため①の「洗浄液中に溶出してる 酸化性 イオン」も押さえておいて下さい。稀に 還元性 イオンなどと出題される事があります。
また、➄の「酸による腐食を防止するため、インヒビタを洗浄剤に添加する。」とありますが、他の問題で
- A.還元剤、B.銅イオン封鎖剤
- A.還元剤、B.潤化剤
- A.潤化剤、B.銅イオン封鎖剤
- A.潤化剤、B.腐食抑制剤
- A.酸化剤、B.銅イオン封鎖剤
この問題の解答は①の 還元剤と銅イオン封鎖剤 となります。
サインに感動した
サ(酸)イン(インヒビタ)に感(還元剤)動(銅イオン封鎖剤)した
ボイラーの酸洗浄- 30~60分ごとに洗浄液の温度を測定し、液温を一定に保持する。
- 洗浄液の流速が遅いときには腐食が起こりやすいので、水管内の流速は3m/s以上とする。
- 30~60分ごとに洗浄液を採取し、酸濃度及び洗浄液中に溶出した Fe2+やFe2+の濃度を測定する。
- 洗浄は、洗浄液の酸濃度の低下傾向及び洗浄液中のFe2+やFe3+の濃度の上昇傾向がほぼなくなったら終了する。
- 洗浄後の水洗は、一般に60°C以上の温水を使用し、水洗水のpHが5以上になるまで行う。
解答は②の洗浄液の流速が遅いときではなく早いときに腐食が起こりやすいので、水管内の流速は 3m/s以上 ではなく 3m/s以下 となります。
この問題では他にも覚えるべきポイントは多く、①と③の測定関係は 30~60分 となり、➄の「洗浄後の水洗は、一般に 60°C以上 の温水を使用し、水洗水の pHが5以上 になるまで行う。」このあたりの数値を変えて出題される事があります。
再開したけどロゴが異常
再開(3以下)したけどロ(6)ゴ(5)が異常(以上)
この問題では問われていませんが、発錆を防止するため窒素置換を行うときは、水洗水に 脱酸素剤 を添加する事も覚えておきましょう。
ボイラーの化学洗浄における中和防錆処理- 中和防錆処理は、酸洗い後、金属表面が活性化されて発錆しやすい状態になるので、再び使用するまでの間の発錆や腐食を防止するために行う。
- 中和防錆処理では、中和剤としてヒドラジンなどを用い、防錆剤としてアンモニアなどを用いる。
- 薬液循環による中和防錆処理を行うときは、薬液温度を80~100°Cに加熱昇温し、約2時間循環させる。
- 薬液循環による中和防錆処理を行うときは、薬液のpHを9~10に保持する。
- 中和防錆処理後は、必要に応じて水洗を行うが、水洗を省略する方が良い場合が多い。
解答は②で「中和防錆処理では、 中和剤としてヒドラジン などを用い、 防錆剤としてアンモニア などを用いる。」は記述が逆となっており、正しくは 中和剤としてアンモニア などを用い、 防錆剤としてヒドラジン などを用います。
また、③の「薬液循環による中和防錆処理を行うときは、薬液温度を 80~100°C に加熱昇温し、 約2時間 循環させる。」と④の「薬液循環による中和防錆処理を行うときは、薬液の pHを9~10 に保持する。」の数値もしっかり覚えておきましょう。
この問題では問われていませんが、「薬液による中和防錆処理としては、低燃焼で圧力を 0.3~0.5 MPaに上げて 2時間 保持する方法もある。」の数値も覚えておきましょう。
中和防錆処理は全て2時間で、温度は80~100℃、pHは9~10、低燃焼圧力は0.3~0.5
また、➄の「中和防錆処理後は、必要に応じて水洗を行うが、 水洗を省略する方が良い場合が多い 。」も問題によっては 必ず水洗を実施する などと出題される事があるので注意して下さい。
ボイラーの附属設備及び附属品の点検及び整備- 過熱器は、過熱器管及び管寄せの内部に腐食、付着物やさびの発生がないか、外面に損傷や変形がないか点検する。
- エコノマイザは、エコノマイザ管の外面及びフィンにスケールやスラッジの付着がないか点検する。
- 再生式空気予熱器は、煙道入口やマンホールを開放して伝熱エレメント及びケーシングに腐食や付着物がないか点検する。
- ドラム内に装着された気水分離器は、取り外してボイラーの外に出し、さびなどをワイヤブラシやスクレッパを用いて除去してから、水洗や圧縮空気によって清掃する。
- 減圧弁は、定期的に点検し、弁体と弁座の当たり面に損傷があればコンパウンドですり合わせる。
解答は②で「エコノマイザは、エコノマイザ管の外面及びフィンに スケールやスラッジ の付着がないか点検する。」ではなく、正しくは すすや損傷 の有無を点検します。
え(エコノマイザ)す(すす)が(外面)総理(損傷)
燃料遮断弁に使用される電磁弁の点検及び整備- 電磁弁のコイルに通電したときの作動音によって、異常がないか点検する。
- 交流駆動コイルの電磁弁は、動作時のうなりが大きくないか点検する。
- 分解できるプランジャや弁ディスクは、分解して摩耗粉などを清掃する。
- ガス弁は、出口側のガスを大気中に放出して弁越し漏れがないか点検する。
- 電磁弁を配管に取り付けたときは、燃料の流れる方向と弁に表示された方向が一致していることを確認する。
解答は④の「ガス弁は、出口側のガスを 大気中に放出 して弁越し漏れがないか点検する。」ではなく 水の中に放出 します。大気に放出したら吸い込む恐れがあります。
また②の「 交流駆動 コイルの電磁弁は、動作時のうなりが大きくないか点検する。」も 直流駆動 などと出題される事があります。
重油燃焼装置の油圧噴霧式オイルバーナ及び油タンクの点検及び整備- 燃焼停止時に、バーナガンを取り外し、ノズル先端が熱いうちに洗い油につける。
- バーナのノズルは、縁にきずがあるときや縁が摩耗して丸みを帯びているときには交換する。
- 油タンクを清掃するときは、残油を全部抜き取り、油タンクの底部にたまっているスラッジを界面活性剤で溶かしてポンプでくみ取る。
- 油タンクの内部に入るときは、換気を十分に行い、防じんマスクを使用する。
- 油タンクの内部の点検及び整備作業は、一人だけでは行わず必ず二人以上で行う。
解答は④の油タンクの内部に入るときは、換気を十分に行い、 防じんマスク ではなく送気マスクを使用します。
また、①の「燃焼停止時に、バーナガンを取り外し、 ノズル先端が熱いうち に洗い油につける。」も冷やしてからなどと出題される事があります。
- 燃焼停止時に、バーナガンを取り外し、ノズル先端が熱いうちに洗い油に浸す。
- バーナのノズル先端に付着した未燃油やカーボンは、ワイヤブラシで取り除く。
- バーナのノズルの分解・点検は、その構造を熟知した上で、専用の工具を用いて行う。
- 油タンクを清掃するときは、残油を全部抜き取り、油タンクの底部にたまっているスラッジを、界面活性剤で溶かしてポンプでくみ取る。
- 油タンクの内部に入るときは、換気を十分に行い、送気マスクを使用する。
解答は②でバーナのノズル先端に付着した未燃油やカーボンは、 ワイヤブラシ ではなく、柔らかい布で拭き取ります。
付着した汚れではなく、先端に詰まりなどがあれば「ノズル清掃棒」と呼ばれる細い棒で、詰まりを取ります。むしろこっちの方が使用頻度は高いかと思います。
水位検出器の点検及び整備の要領- フロート式水位検出器は、フロートチャンバを開放して内部を清掃するとともに、フロート及びロッドに腐食や変形がないか点検する。
- フロート式水位検出器のヘッドの密封材は、新しいパッキンに交換する。
- 電極式水位検出器は、チャンバ及び元弁又はコックを取り外した後、チャンバ、連絡配管及び排水管の内部を清掃する。
- 電極式水位検出器の電極棒の絶縁がいしを清掃し、割れているものや劣化したものは取り替える。
- 電極式水位検出器の電極棒は、その絶縁状態を絶縁抵抗計により点検する。
②のフロート式水位検出器のヘッドの密封材は、 新しいパッキン ではなく ガスケット に交換します。
➄の「電極式水位検出器の電極棒は、その絶縁状態を 絶縁抵抗計 により点検する。」も絶縁抵抗計が別のものに変わって出題される事があるので注意して下さい。絶縁なので絶縁抵抗計です。
全量式安全弁の点検及び整備の要領- ボイラーから取り外した安全弁を分解するときは、各調整部の位置を計測し記録したり、合マークを行う。
- 分解した弁体及び弁座は、漏れの有無にかかわらず、すり合わせを行う。
- 弁体及び弁座のすり合わせは、定盤及びコンパウンドを使用して行い、コンパウンドは一般に、♯900を荒仕上げ用に、♯500を仕上げ用とする。
- 弁体及び弁座のすり合わせでは、弁体と弁座の共ずりはしない。
- すり合わせを行った弁体及び弁座のすり合わせ面に光線を当て、一様に輝いて見えれば、すり合わせは良好である。
解答は②で 荒仕上げは♯500、仕上げ用は♯900 となります。
また、②の「分解した弁体及び弁座は、 漏れの有無にかかわらず、すり合わせを行う。 」も問題によっては 漏れていないためすり合わせを省略した などと出題される事があります。
➄の「すり合わせを行った弁体及び弁座のすり合わせ面に光線を当て、 一様に輝いて見えれば、すり合わせは良好である。 」も 対照的に影があるものが良好 などと出題される事があります。
エコノマイザなどの点検及び整備の要領- 点検の前に煙道入口やマンホールを開放する。
- 管寄せ接続配管を取り外し、エコノマイザ管及び管寄せの内部に腐食、付着物及びさびがないか点検する。
- エコノマイザ管の外面及びフィンに損傷やすすなどの付着がないか点検する。
- エコノマイザ用逃がし弁は、ボイラー本体の安全弁より先に作動するように調整する。
- 過熱器用安全弁は、過熱器の焼損防止のため、ボイラー本体の安全弁より低い圧力で作動するように調整する。
解答は④の「エコノマイザ用逃がし弁は、ボイラー本体の安全弁より 先に作動するよう に調整する」ではなく 後に作動するよう にするが正しいです。
➄の文面とちょっとごっちゃになる事がありますが、エコノマイザの逃し弁はボイラー本体の安全弁より 高い圧力に調整するので後で作動 し、過熱器の安全弁はボイラー本体の安全弁より 低い圧力に調整するので先に作動 します。
中小容量のボイラーの化学洗浄の通常の工程手順- 予熱 → 薬品洗浄 → 潤化処理 → 防錆処理
- 予熱 → 潤化処理 → 薬品洗浄 → 防錆処理
- 潤化処理 → 薬品洗浄 → 防錆処理 → 予熱
- 潤化処理 → 予熱 → 薬品洗浄 → 防錆処理
- 薬品洗浄 → 防錆処理 → 予熱 → 潤化処理
解答は②の 予熱 → 潤化処理 → 薬品洗浄 → 防錆処理 となります。
ぺ・ヨン(予熱)ジュン(潤化処理)は野(薬品洗浄)暮(防錆処理)
サイホン管を含めたオンオフ式蒸気圧力調節器の点検及び整備の要領- 圧力調節器、コック及びサイホン管を取り外す。
- サイホン管の内部は、圧力のある水又は空気を通して掃除する。
- コックは分解せずに、内部を圧力のある水又は空気を通して掃除する。
- 圧力調節器のベローズに亀裂や漏れがないか点検する。
- 圧力計と照合して作動圧力を確認し、必要に応じて調整を行う。
解答は③で コックは分解して 清掃します。
- サイホン管の内部は、圧力のある水又は空気を通して掃除する。
- コックは、円滑に開閉するように分解・整備する。
- 圧力調節器のベローズに亀裂や漏れがないか点検する。
- 圧力調節器のマイクロスイッチは、水平位置指示やシールの状態がよいか点検する。
- 圧力計と照合して作動圧力を確認し、必要に応じて調整を行う。
解答は④のマイクロスイッチの点検項目は シールの状態 ではなく、 レバーの曲がりの有無及び取付け状態 を点検します。
止(取り付け)ま(マイクロスイッチ)れ(レバー)
ボイラーの燃焼室内部並びに煙管及び水管の高温ガス側の清浄作業- A クリンカ
- B スケール
- C 灰
- D 未燃油
- E 浮遊固体物
- A、B、C
- A、C、D
- A、D、E
- B、C、E
- B、D、E
倖(高圧)田(ダスト)來(クリンカ)未(未燃油)すす(すす)は(灰)らい
オンオフ式温度調節器の点検及び整備- 温度調節器を取り外すときは、導管をつぶしたり損傷したりしないように注意する。
- 電気配線の接続部にゆるみや短絡がないか点検する。
- 感温体及び保護管の汚れを掃除する。
- 感温体は、保護管との間の空気層から空気漏れがないか、また、感温体が保護管に直接触れていないか点検する。
- 動作中に温度計と照合して作動温度を確認し、必要があれば調整する。
④の感温体は保護管との間にそもそも 空気層を作らずに、直接触れるように取り付けます。
光学的方法によって火炎を検出する火炎検出器の点検及び整備の要領- 保護ガラスは、くもり・汚れや亀裂がないか目視により点検し、くもり・汚れは柔らかい布で拭き取る。
- レンズは、汚れがないか目視により点検し、シリコンクロス又はセーム皮で磨く。
- 受光面は、変色や異状がないか目視により点検する。
- 火炎検出器の取付け状態、端子の状態などを目視により点検する。
- 温度検出器との連係動作を行い、火炎検出器の作動状況を目視により点検する。
温度検出器以外にも 圧力検出器 のどちらかで連係動作を行いますが、恐らく温度検出器に限定しているため間違いなのかと思います。
過去問では何故か 「目視」 が消されているだけの解説でしたので、目視じゃない点検方法が解答かもしれませんが、そんな点検方法は調べても分かりませんでした。
ボイラー及び第一種圧力容器の整備の作業に使用する器材、 薬品等に関する知識
ボイラーの機械的清浄作業に使用するチューブクリーナに取り付ける工具- チューブクリーナは、本体、フレキシブルシャフト及びヘッドにより構成されている。
- ハンマヘッドは、チューブクリーナ に取り付けて、胴内の硬質スケールを除去するときに使用する。
- ワイヤホイルは、チューブクリーナに取り付けて、 水管内面に付着した硬質スケールを除去するときに使用する。
- 穂ブラシは、 チューブクリーナに取り付けて、軟質スケールを除去したり、管内面を掃くように磨くときに使用する。
- スクレッパは、小形の清掃用手工具で、硬質スケールを除去するときは刃先の鋭いものを使用する。
解答は③のワイヤホイルは 硬質スケール ではなく 外部清掃や道内の軟泥 などの清掃に使用除去となります。
ほ(ワイヤホイル)どう(泥)
工具名除去物 LGブラシ、ハンマヘッド 硬質スケール カッタヘッド、細管用カッタスケール 平形ブラシ、穂ブラシ 軟質スケール ワイヤホイル 軟泥など チューブクリーナ使用 工具名除去物ワイヤブラシ、丸形ブラシ伝熱面のすすや未燃油などスクレッパ 硬質スケールには刃先の鋭い物、軟質スケールには鈍い物 手工具ちなみに穂ブラシは 繰り返し使用出来ない などと出題される事がありますが、そんな事はありません。
ボイラーの整備の作業に使用する照明器具- 燃焼室や煙道の内部では、防爆構造で、ガードを取り付けた照明器具を使用する。
- 燃焼室やドラムの内部で使用する照明器具のコンセント接続部には、漏電遮断器を取り付ける。
- 燃焼室やドラムの内部では、移動電線として絶縁性の高いキャブタイヤケーブルを使用する。
- コードリールに巻いたコードを長時間使用するときは、コードリールに巻いたままとせずに延ばして使用する。
- 作業場所の照明は、作業面を局部的に明るくすることにより全体の明暗の差を大きくする。
解答は➄で作業場所の照明は、作業面を 局部的に明るくする のではなく 全般的に明暗の差が著しくなく、通常の状態でまぶしくないよう にします。
この問題では問われていませんが、作業場所の照明は、電圧を 24ボルト とします。 100ボルト などと出題される事が多いです。
他の選択肢も重要なポイントが多く、②の「燃焼室やドラムの内部で使用する照明器具のコンセント接続部には、 漏電遮断器 を取り付ける。」は アース線 など別のもので出題される事があります。
③の「燃焼室やドラムの内部では、移動電線として絶縁性の高い キャブタイヤケーブル を使用する。」も ビニルケーブル などと出題される事があります。
④の「コードリールに巻いたコードを長時間使用するときは、コードリールに 巻いたままとせずに延ばして使用する。 」が 巻いたまま使用する などと出題される事があります。
西(24)にロッ(漏電遮断器)キー(キャブタイヤケーブル)山脈がある
ボイラーの炉壁材- 不定形耐火物は、任意の形状に施工することができ、また、継目無しの1枚壁を作ることができる。
- プラスチック耐火物は、適当な粒度としたシャモット質などの耐火材料の骨材にバインダとしてアルミナセメントを配合した粉状のものである。
- プラスチック耐火物は、燃焼室内壁など高熱火炎にさらされる箇所に多く用いられる。
- キャスタブル耐火物は、水を加えて練り、型枠内に流し込み成形するか、ラスなどにこて塗りや吹き 付けを行って壁を作る。
- キャスタブル耐火物は、湿気を吸わせないようにして保存する。
解答は②でこの記述は プラスチック耐火物 ではなく、 キャスタブル耐火物 の説明文となります。
とりあえず「アルミナ~」という記述があればキャスタブルと覚えておきましょう。
また、➄でも説明されていますが、プラスチック耐火材は乾燥させずに保存してキャスタブル耐火物は乾燥させて保存します。
逆に言えばプラスチック耐火材は湿気を吸わせて保存し、キャスタブル耐火材は湿気を吸わせないように保存します。
- 高アルミナ質耐火れんがは、粘土質耐火れんがより耐火度及び高温での耐荷重性が高い。
- 耐火断熱れんがは、断熱性は高いが強度が低く、耐火れんがとケーシングとの間の断熱材として用いられる。
- 普通れんがは、耐荷重性は高いが耐火度が低く、一般に、400℃以上の温度では使用できないので、外だきボイラーの築炉の外装などに用いられる。
- 不定形耐火物には、キャスタブル耐火物とプラスチック耐火物があり、いずれも耐火度及び強度が高く、成形れんがで施工しにくい箇所に用いられる。
- 耐火モルタルは普通れんがの目地に用いられ、セメントモルタルは耐火れんが及び耐火断熱れんがの目地に用いられる。
解答は➄で記述が逆となっており、 耐火モルタルは耐火れんが及び耐火断熱れんがの目地に用いられ、セメントモルタルは普通れんがの目地に用いられます。
②の「耐火断熱れんがは、 断熱性は高いが強度が低く 、耐火れんがとケーシングとの間の断熱材として用いられる」と③の「普通れんがは、 耐荷重性は高いが耐火度が低く 、一般に、400℃以上の温度では使用できないので、外だきボイラーの築炉の外装などに用いられる。」も覚えておきましょう。
耐火だから断熱性が高く、普通は耐荷重が高い。
また、この問題では問われていませんが、「発泡プラスチック保温材では、 フェノールフォームの方がポリスチレンフォームより使用温度が高い。 」この文面も覚えておきましょう。
ガスケット及びパッキン- パッキンはポンプのような運動部分の密封に用いられ、ガスケットはフランジのような静止部分の密封に用いられる。
- ゴムガスケットは、合成ゴムを成形したもので、100°C程度までの温水に用いられる。
- オイルシートは、紙、ゼラチンなどを加工したもので、100°C以下の油に用いられる。
- 金属ガスケットは、高温高圧の蒸気やガスに用いられる。
- パッキンには、編組パッキン、モールドパッキン、メタルパッキンなどがある。
解答は②でゴムガスケットは 常温 で用いられます。
五(ゴムガスケット)条(常温)
追い(オイル)か(紙)ぜ(ゼラチン)100(100℃)m
また、①の「 パッキンはポンプのような運動部分 の密封に用いられ、 ガスケットはフランジのような静止部分 の密封に用いられる。」も覚えておきましょう。
ボイラーの化学洗浄用薬品- 硫酸は、洗浄剤として用いられるが、カルシウムを多く含むスケールの除去には適さない。
- アンモニアは、銅を多く含むスケールの洗浄剤として用いられる。
- 水酸化ナトリウムは、中和剤として用いられるほか、潤化処理にも用いられる。
- クエン酸は、構造上洗浄液の完全排出が困難なボイラーの洗浄剤や簡易洗浄剤として用いられる。
- 塩酸は、広く洗浄剤として用いられ、特に、シリカ系のスケール成分に対して溶解力が強い。
解答は➄で塩酸はシリカ系 以外 のスケール成分に対して溶解力が強くなります。
①の硫酸はカルシウムに適さない、②のアンモニアは銅 は覚えておきましょう。高確率で出題されます。
安(アンモニア)藤(銅)は理(硫酸)科(カルシウム)が苦手(適さない)
この問題では問われていませんが、④のクエン酸は 約80~100℃ で使用され、塩酸と比較するとスケールの洗浄力は低いが腐食の危険性が少ない特徴があります。たまに 常温 で使用などと出題される事があります。
またクエン酸は 有機酸 です。これも一応覚えておいて下さい。
- 薬液循環用タンクは、洗浄中に循環する薬液を受け、剝離したスケール、固形分などを分離するために用いられるもので、その容量は少なくとも洗浄を行うボイラーの水容量の50%以上でなければならない。
- ガス放出管は、ボイラーの胴上部の開口部に設ける。
- 硫酸は、洗浄剤として用いられるが、カルシウムを多く含むスケールの除去には適さない。
- クエン酸は、構造上洗浄液の完全排出が困難なボイラーの洗浄剤や簡易洗浄剤として用いられる。
- 塩酸は、シリカ系以外のスケール成分に対して溶解力が強く、スケールとの反応により生成する各種塩類の溶解度が大きい。
解答は①でボイラーの水容量の 50%以上 ではなく 1/10以上 となります。
循環と10分の1なので 「じゅうじゅう」 と関連付けて覚えておきましょう。
足場- 単管足場は、足場用鋼管や足場板を緊結金具、継手金具などを用いて組み立てる足場で、鋼管の間隔をある程度自由にできる。
- 枠組足場は、建枠や床付き布枠を脚柱ジョイント、交さ筋かいなどを用いて組み立てる足場で、組立て・解体が容易である。
- ローリングタワーは、手すり及び作業床などを有し、昇降装置によって上下する枠組構造のつり足場である。
- 二つ以上の脚立に直接、足場板を架け渡す脚立足場では、脚立の天板には足場板を架けないようにする。
- 足場の解体は、共同作業により上部から下部へ順次行い、部材の移動の際は、他の機器、装置などを損傷しないように注意する。
解答は②でローリングタワーは タワー状に組み立てる枠組構造の脚輪を有する足場 となり、比較的運搬が用意な足場となります。
最後に
何度も伝えていますがボイラー技士よりは圧倒的に簡単なので一発で合格目指しましょう。
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