. MALU SAILING~
MALU SAILING~
MALU SAILING~

ヨットの離着岸で知っておくべき6つのポイント

例えば、スターン(後ろ側)から風、つまり追風状態の時には、ギアを中立にしてデッドスローから減速しようとしても風により押されてしまい減速できません。 また、バウ(前側)からの向かい風状態の時には、ギアを中立にするとデッドスローから減速し、直ぐに止まってしまうこともあります。風が強ければ更に後ろに押し戻されそうになることもあります。 更に、桟橋側からの風の場合には、デッドスローからギア中立で減速状態では桟橋から船は風に押されて離れてしまいます。 また、桟橋と逆側から風が吹くきは、船を停止させると桟橋側へ押されてゆきます。 斜め前からの風だとバウが風下に押されますが、斜め後ろからの風ではあまりお尻(後ろ側)が風下に押されることはありません。何故なら、後ろ側には水中に大きな舵があって水の抵抗が大きいので、風による影響を受けにくいからです。 このように、離着岸時の超微速状態では船は風によって風下方向に押されてしまうのです。

4. プロペラの回転方向に船はズレる

以前にこのブログで書いたことがあるプロップウォークの話です。 船がプロペラの推進力で走っている状態では、実は船は真っ直ぐに走っているわけではありません。船によってプロペラ(スクリュー)位置や羽根の枚数、大きさによって影響の度合いは異なりますが、実は普段、船はプロペラの回転方向に船尾を若干振られてカニ走り(ちょっと斜めになって走る)しています。これがデッドスローになるとカニ走りが収まって真っ直ぐに走るようになります。しかし、船の行き足をを止めようとするために船の行く方向と逆側にギアを入れて回転を上げると、プロペラ回転方向に船が振れます。つまり、プロペラの回転方向側に桟橋があれば桟橋にお尻が寄って行くということになります。回転方向が桟橋とは逆側に回転している場合には、船は桟橋から離れようとするわけです。 ですから、離岸、着岸の時には、このプロップウォークを考慮して操船する必要があるわけです。

5. キールの長さ(前後長)によって船の挙動が大きく違う

ロングキールは直進性が非常に高く、水の深くまで船体が沈んでいる(吃水が深い)ので風やプロペラによる船の挙動変化が非常に穏やかです。しかし、キールの前後長が短い船ほど、風やプロップウォークの影響を大きく受けます。 逆に、ロングキールは小回りが苦手でキールの前後長が短い船ほど旋回性が高く小回りがききます。 つまり、ロングキールの船は舵効きが悪いので、早目に舵を切り始めないと目的の場所に頭を入れることが難しいということになります。

6. 舫は風上が重要

離岸も着岸も舫は風上が重要となります。離岸時には最後に切る舫は最も風上側を最後に切ります。逆に着岸時には、最初に舫うべきは最も風上側となります。 離岸時に風上の舫を外すと船が動き始めてしまいます。また、着岸時にも舫を取ってもらえる人が居る場合には、最も風上となる舫を先ず1本はとって固定して貰えれば、あとは割と楽に作業ができます。 ここで注意が必要なのは、岸からの真横(アビーム)からの風の場合には、どうすれば良いかということですが、基本的には着岸時には船の進行方向後ろ側寄り(ビームより後ろ側)で最初に舫をとるのが最も安定し、その後に前進ギアを入れて舵を岸側に切るとバウを寄せることができます。離岸時はこの逆で、ビームから後ろ側に引いたスプリングライン1本の状態でギアを前進状態で舵を岸側に切っておけば、他の舫は全て切っても船は安定して止まっています。動き始めるときにはギアを中立にすれば離岸、行きたい方向にギアを入れてスロットルを上げれば出港です。 アビームでも岸への風の場合には、着岸したい位置の真横まで行って船を止めれば、風で自然に着岸できます。離岸時にはちょっとしたテクニックが必要で、ワンライン状態で出て行きたい向きによって最後に残す舫は異なります。

最後に…「安全に離着岸できるようになろう」

クリック頂けると嬉しいです

関連記事

“ヨットの離着岸で知っておくべき6つのポイント” への1件のコメント

フレアー より:

ワンラインドッキングはシングル含め少人数クルージング艇には良いですね。 解説が分かり易く助かりました。 ただ、二人でも島や漁港に立ち寄ったときは、槍つけを基本とした 指導をお願いしたいです。あとからくる船に対してのマナーと思います。 最近は横づけは上手にできるけど、アンカーは打ったことが無いかのようなヨットが 増えたようで、ちょっと寂しい。その点の啓発をお願いします。

コメントを残す MENU SITE SERCH MALU SAILING へようこそ! HOT CONTENT BEST-10 CATEGORY UPDATE ここから記事内の欲しい情報を検索することができます。

© 2018-2026 ヨットを楽しむ ~MALU SAILING~ All Rights Reserved.

📎📎📎📎📎📎📎📎📎📎