MBS(毎日放送)
旅行代理店で働く大沼実歩乃。6年付き合い結婚も意識していた恋人と別れ、気づけば30歳。 そんな実歩乃の会社に転職してきた男。それは10年前、互いに恋人がいながらもカラダの関係をもった“共犯者”嬉野栄成だった。涼しい顔で話しかけてくる栄成に、実歩乃は動揺するが、普通に接しようと決意する。しかし、2人きりになると、栄成はあの頃と変わらない甘い声で囁く。 「オレらって運命感じない?」再会をきっかけに蘇る快感と欲情。けれど10年経っても掴めない彼の本心。 私は本命?それとも遊び?大人になっても抜け出せない、秘密の関係に溺れていく。
第一話旅行代理店の経理部で働く大沼実歩乃 (樋口日奈) 。 30歳の誕生日を迎えた日、彼女の職場に中途採用でやってきた嬉野栄成 (池田匡志) 。 彼は10年前に互いに恋人がいながらカラダの関係を持ってしまった、“共犯関係”で結ばれた相手だった。 突然の再会に激しく動揺し、資料を落とす実歩乃。 そんな実歩乃の資料を拾いながら「みぽりん」とかつての呼び名で声をかける栄成。 後輩の久坂誠 (草川直弥) と吉木友里 (水戸由奈) はその呼び名に驚くも、「大学の同級生で」となんとかその場をごまかす実歩乃。 その夜、栄成は「なんか俺らって運命感じない?」と屈託なく笑い、夜景の見えるレストランで実歩乃の誕生日をサプライズケーキで祝う。 この男と過ごした日々、一緒に食べたケーキ、触れた感触、いろいろな思い出が蘇る。 そして2人はあの頃と同じように視線を交わし…
第二話「ばっくれちゃおうよ」出会った時と同じように、2次会を抜け出してきた実歩乃 (樋口日奈) と栄成 (池田匡志) 。 向かった先は漫画喫茶の狭い個室。距離が近くなり、見つめ合う2人。 強引で、身勝手で、大嫌いなはずなのに、再会してから40時間も一緒にいる自分を自嘲する実歩乃。 キスを重ねながら腰に手を回し、衣服の中に手を入れて実歩乃の声が漏れ聞こえるのを楽しむように笑う栄成。 職場では友里 (水戸由菜) が栄成の気を惹こうと積極的に話しかけているが、そんな時でも栄成は周囲の目を盗んで実歩乃の手を握り、執拗に揺さぶりをかけてくる。 そんな泥沼から救い出すように現れたのは、誠実な後輩・久坂 (草川直弥) だった。「今日って夜、お忙しいですか?」純粋でまっすぐな気持ちで誘ってくれる久坂となら、幸せになれるかもしれない。 過去を断ち切る決意をする実歩乃は久坂に向かって笑顔を向けるが…
第三話実歩乃 (樋口日奈) は、誠実な後輩・久坂 (草川直弥) との甘く穏やかなディナーの時間を過ごす。 雨の中、一本の傘で距離を縮め、真っ直ぐな想いを向けてくる彼との時間に、「久坂くんと付き合う女の子は幸せなんだろうな」と想像したりしていた。そんな、ちょっとした幸福感を持ちながら帰宅した彼女のもとに、栄成 (池田匡志) がやってくる。「あいつと何話してたの?あいつと何してた?」久坂とのデートに嫉妬心を剥き出しにし、不安げに実歩乃を見る栄成。そんな彼の言葉や眼差しに、「――やっとわかった。どうしてあんたが、いつも楽しそうなのか」と、いつもとは逆に実歩乃が栄成を押し倒し――。翌朝、出勤した彼女を待っていたのは、昨日と同じ笑顔の久坂。 実歩乃の相談に乗る同級生のマキ (日比美思) は「久坂ボーイ一択」と話し背中を押す。 そんな中、実歩乃、栄成、久坂、友里 (水戸由菜) は突然まさかのイベントに巻き込まれてしまい波乱の予感…!!
第四話社員旅行で温泉地へバスで向かう実歩乃 (樋口日奈) たち。 そこには彼女を旅行に誘った栄成 (池田匡志) と、実歩乃に想いを寄せる久坂 (草川直弥) 、栄成を慕う友里 (水戸由菜) 、四人のそれぞれの想いが交差する。 バス車内で久坂と親しく過ごす実歩乃を、栄成は友里と仲睦まじく振る舞うことで嫉妬を煽り挑発する。 その日の夜、花火があがる夜空の下で、実歩乃に手を差し伸べる久坂。 実歩乃は、その優しさに心が満たされていた。しかし、大音響と共に花火が打ち上がった瞬間、栄成は久坂と手を繋ぐ実歩乃の反対側の手を握り…!? 宿に戻り、久坂の優しさに触れてもなお、栄成の残像は消えない実歩乃。 そこへ、飲み会を抜け出した栄成が実歩乃の部屋へやってくる。 「何のためにみぽりんを呼んだと思ってるの?」と実歩乃の手を引き、浴衣の帯に手を伸ばす…。
第五話社員旅行の夜、実歩乃 (樋口日奈) の部屋に忍び込んだ栄成 (池田匡志) 。 そこへ同僚の友里 (水戸由菜) たちが戻ってきてしまい、二人は狭い布団の中で息を潜める。 すぐそばで友里たちが会話する中、栄成はわざと実歩乃の体に触れる。 背徳的な高揚感に押し潰されそうになる実歩乃の声が漏れて―。 一夜明け、帰りのバスに乗り込む実歩乃。「足、大丈夫ですか?」と、気に掛ける久坂 (草川直弥) に「大丈夫。ありがとう」と笑顔をむける実歩乃。昨晩栄成と過ごしていた事実を言えず、心苦しくなる。 その後、実歩乃のアパートで恋人のように過ごし、朝食を囲む実歩乃と栄成。 幸せな光景の中で、栄成は相変わらずいつもの態度を崩さず、実歩乃は「なんで私たち、付き合ってないんだろう」と割り切れない想いを募らせる。 そんな中、久坂から「もっと知りたい」と真剣なデートの誘いを受ける実歩乃。 真っ当な幸せへ踏み出そうとした矢先、栄成から残酷な事実を突きつけられてしまい…!?
第六話社員旅行の夜、旅館での密会を久坂 (草川直弥) に目撃されていたことを知った実歩乃 (樋口日奈) は激しい自己嫌悪に陥る。久坂の気持ちを知りながらも、その事実をここまで隠していた栄成 (池田匡志) に対しての苛立ちもあり、距離を置くことに…。 実歩乃は久坂に映画館デートに誘われて悩むも、ストレートに気持ちを伝えてくれる久坂に誠実に向き合うため、行くことを決意。その優しさに触れ、社員旅行での出来事を素直に話す決意をする。そんな実歩乃に、久坂は「大沼さんが自分のこと大切にしてないの見ると嫌なんです」と、久坂は実歩乃を抱きしめようとして…!? 会社では実歩乃が友里 (水戸由奈) に話しかけると冷たく無視されてしまう。それは栄成に想いを寄せていたが振られてしまい、さらに社内では実歩乃と栄成の関係が噂になり始めていたのが原因だという。 これ以上、面倒なことにしたくないという実歩乃に栄成は驚きの提案をする。
第七話「本当に付き合う?」と栄成 (池田匡志) から突きつけられた実歩乃 (樋口日奈) は、その言葉を振り切るように立ち去るが、心は激しく揺れ動いていた。10年前に聞きたかった言葉をいま言われても…栄成の身勝手さと、彼の誘惑を断ち切れない自分に苛立ちを募らせる。 クリスマスイブ、実歩乃は誠実な久坂 (草川直弥) と約束していたデートに向かう。久坂はレストランで、真っ直ぐに「好きです。僕と付き合ってください」と告白する。その言葉に実歩乃の心は…!? そして翌日のクリスマス当日。職場で実歩乃は大きなミスをしてしまうが、窮地に陥った彼女を救ったのは栄成だった。彼は取引先への謝罪を引き受け、速やかに問題を解決する。 その夜、二人きりになった帰り道。栄成は「クリスマスに一緒に過ごすの初めてだね」と言い、あの頃は会いたかったけどお互いに恋人がいて叶わなかったと、感慨深げな表情を見せ、「じゃ」と背を向けて歩き出す。
最終話実歩乃 (樋口日奈) は、栄成 (池田匡志) から「好きだよ」と想いを告げられ、オフィス内でキスを交わした―。そんな出来事を学生時代からの友人・マキ (日比美思) に話す。 刺激的な展開に思わずマキも姿勢を正していたその時、栄成からの突然の電話が。 これまで重ねてきた月日を考えると信じられないが、彼と2人きりの“初めてのデート”へと足を運ぶことに。冬の暖かさに包まれた街並み、彼が選んでくれた揺れるイヤリング、そして重なる手。 それは、かつて実歩乃が何よりも欲していた「本命の恋人」としての、穏やかで幸福な時間そのものだった。そんな中突然、「みぽりんってさ、彼氏いないの?」と聞く栄成に今更そんなこと聞かないでと、実歩乃は苛立ちを見せる。長く2人の時間を過ごし、予約していたホテルのスイートルームに入る。ベッドに腰かけ、実歩乃は改めて栄成に問う。「――付き合おうって……どういう意味?」「そのままの意味だよ」 微笑む栄成の顔を見つめて、実歩乃がかける言葉とは―。沼恋ラブストーリー、ついに完結。
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