【マイルス・デイヴィス】1969Miles ロスト・クインテット レビュー 考察50
全般をとおして・・・高野雲さんのYouTubeもお借りして・・・1969Miles ロスト・クインテット
まず中山康樹さん著『マイルスを聴け!version7』で本作の解説に冒頭、
『チック・コリアのフェンダー・ローズが肛門周辺を刺激する、ムズムズ。そこへジャック・ディジョネットのはイチかバチかの形相と勢いでドラムスを叩きに叩く。
なにもそこまでというサディスティックな攻撃・・・』 (278ページ)
中山さんの解説では 五臓六腑 をとおり越して 、肛門までイッて しまってますw。
音楽に暴力など存在しませんが、狂暴な音楽というのはかつての『プラグド・ニッケル』でも存在します。
しかもそれは、ヘヴィ・メタルでもハード・ロックでもグランジでもパンクでもなく『マイルス・デイヴィス』という音楽でもあるのです。
僕はふと、マイルスの自作のアルバム・リストを眺めていたのですが、レーベルが『ソニー』と書かれた本アルバムを持っていないことに気づきました。
コロムビアでないからブートレグと同じ扱いで買わなくていいやなんて思ってたのです(経済的理由からブートには手を出さないというマイルールをいまだ辛うじて守り続けるためw)。
いろんなレビューをみても『 ビッチズ・ブリュー前夜 』とか書かれているのでYouTubeで無料で聴けるにもかかわらず、ネットで注文しました。つい先日のことです。
その注文後、我が家に到着前に、偶然にも 高野雲さん がYouTubeでちょうどこのライブ・アルバムをYouTubeで語っておられる動画がアップされました。
やっぱり高野さんみたいに各楽器の演奏の特徴をとらえて、アルバム全般にも言葉を選んで言及できるようになりたいと思いました。
そして高野さんはそれをサラっと披露されていますが、かなり聴きこんで準備もなされているのでしょう。
当然ですが ベースをやっておられるという演奏家としての見解 や、 よい耳をお持ち でいられるなど、他にもきっとたくさんの違いが僕とはあると思います。
皆さまも、高野さんのYouTubeをチェックしてみてください。 とても親しみやすく、でも勉強にもなり、いろんなジャズを聴きたくなる と思います。
前回の『イン・ア・サイレント・ウェイ』の聴きなおしもそこそこに、かなり夢中になってここ数日、1969Milesを聴いていました。
こうして聴いてみると 新旧織り交ぜてのライブ にやっぱり、 旧曲がこの先演奏されなくなる寂しさ を感じます。
ここから 『ビッチズ・ブリュー』へつながる、未来のマイルス を感じる期待もあります。
新バージョンの旧曲へのアプローチも 大いに楽しめます。
そして 中山康樹さんの『マイルスを聴け!Version7』 によると『 1969Miles:Second Night 』という本作の翌日のライブを収めたアルバムもSo Whatレーベルから出ているらしいです!!
そちらも 『ビッチズ・ブリュー』 で収録されている 『スパニッシュ・キー』 や、 『ネフェルティティ』 などが入っていて、中山さんも 『こちらのほうがはるかに上』 とおしゃっています!!
こ、こ、これは・・・とうとうブートにも手を出す理由ができてしまいました!w
もう『ビッチズ・ブリュー』は何十回聴いたかわかりませんが、また次回のブログのために聴きなおすのが、たいへん楽しみになっています。
やっぱり、 時系列で聴きなおすのはいい!!
そして マイルスは『考古学』と呼ぶにふさわしい、 歴史上の人物であり、カルチャーだ と思います。
では、次回、『ビッチズ・ブリュー』の回で、よろしければまたお付き合いをお願いします。
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詳しい解説ありがとうございました。アルバムによって3種類のクレジットがあったのですね。マイルスとエバンスがクレジットで揉めたエピソードを思い出しました。 ショーター自身がリーダーを務めるバンドのライブでは、自分の作曲した楽曲にこだわっているショーターがサンクチュアリをよく演奏しているので、ショーターのオリジナル曲だと思いこんでいましたが、マイルスとの共同作なのかもしれませんね。 しかしサンクチュアリ(聖域)という曲名は如何にもショーターが付けそうなタイトルだなぁ〜、と思うのは私だけでしょうか。 この1969MILESというアルバムですが、私は発売と同時に購入し、あまりの素晴らしさに鳥肌が立ちまくったものです。私の中ではショーターが加入したばかりのマイルス・イン・ベルリンと双璧をなすお気に入りの作品です。
コメント誠にありがとうございます。「聖域」はショーターらしいネーミングって本当に納得ですね! こんな勝手なブログを好き勝手に書いてなんなんですが、どうあがいても「発売と同時に購入」された方にはどうあがいてもかないません。 リアルにマイルスの変化を追えた方は、ものすごいゾクゾク感があったことだろうと想像します。 後追いの私でも聴くたびにゾクゾクしています。 今夜は1969とIn Berlinで決まりです!!私も楽しみたいと思います。 ありがとうございます!!
コメントをどうぞ コメントをキャンセル 筆者:かなやま■名前 かなやま ■年齢 アラフィフ ■地方在住 妻子持ち ■自称 マイルス者 ■学生時代にマイルスのアルバム"Aura"に出会い、ジャズを志したかったが意味がわからず挫折・・・。20年以上の時を経てようやくジャズとマイルスに目覚め、マイルスをこれから聴く人たちに向けて楽しみ方を発信する活動中。 ■目標「真のマイルス者に、俺はなる!」
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