Meta Quest 2でできること5選|スペックや欠点も解説
Meta Quest 2は、ストレージのサイズによって価格が異なります。128GBは59,400円であり、256GBは74,400円になります。ストレージのサイズが異なるだけで、技術仕様(ディスプレイ、サウンド等)や付属品(コントローラーや充電ケーブル)の違いは一切ありません。したがって、ストレージを必要とする使い方をする場合は256GBをご購入することをおすすめしますが、ストレージが必要でない場合は128GBでも問題ございません。
②サイズMeta Quest 2のサイズは、横が22.4cm、縦が45cmになっています。比較的コンパクトなため、持ち運びなどはしやすいです。
また、持ち運びの際はMeta Quest 2専用のケースをおすすめします。Meta Quest 2の本体とコントローラーと充電器をひとまとめに入れることができ、非常に便利です。Meta Quest 2専用のケースはMeta公式ホームページで¥7,830で販売されています。
③重さMeta Quest 2の重さは503gです。500mlのペットボトルと大体同じ重さになります。そのように聞くと軽く感じると思いますが、着用してみると重さを感じます。
もし、重さが不安な方はMeta公式サイトで販売されている「Meta Quest 2 Eliteストラップ」を購入することをおすすめします。Meta Quest 2 Eliteストラップは、人間工学に基づいて重さを分散してくれるため、通常よりも重さを感じなくなります。Meta Quest 2 Eliteストラップの価格は7,830円です。
④付属品Meta Quest 2の付属品は、コントローラー、充電ケーブル、電源アダプター、メガネスペーサーの4つです。Meta Quest 2に付属するコントローラーは、Touchコントローラーと呼ばれ、パンチ、スイング、つかむ、腕をのばすなどのアクションをまさに自分の手のようにすることができます。また、メガネスペーサーはメガネを使っている方でもMeta Quest 2を不自由なく使えるようにするものです。
Meta Quest 2でできること5選
Meta Quest 2でできることは主に以下の5つです。
- ①VRゲームを楽しむ
- ②動画やライブを見る
- ③フィットネスをする
- ④バーチャルSNSを楽しむ
- ⑤仕事をする
Meta Quest 2では、RPG、アクション、アドベンチャー、シミュレーション、レーシング、リズム、ホラーなどの様々なVRゲームで遊ぶことが出来ます。
Meta Quest 2には、App Storeのような、ゲームやアプリが販売されているページがあり、そこで無料・有料のゲームをインストールすることができます。
Meta Quest 2でできるゲームで最も有名なゲームの一つががBEAT SABERというゲームです。BEAT SABERはビート(小さなキューブ)を斬って楽しむVRリズムゲームで、子供から大人まで楽しめる設計になっています。BEAT SABERの価格は2,900円です。
②動画や映画を見る (画像:YouTube-VR Gorilla)Meta Quest 2では、動画や映画を見ることもできます。Meta Quest 2では、YouTube、Netflix、Amazon Prime Video、DMMをインストールすることができ、YouTube等にアップロードされているVR用の360度動画を楽しんだり、メタバース空間内にまるで映画館のような大画面を設置して2Dの映画を楽しむこともできます。また、VARKなどのライブ配信サービスで、VTuberやアーティストのライブを楽しむこともできます。
③フィットネスをする (画像:ダンスセントラル)Meta Quest 2では、フィットネスをすることもできます。Meta Quest 2には、小さなキューブを斬って楽しむVRリズムゲーム「BEAT SABER」やナイトクラブに行った気になれる「ダンスセントラル」など、VRならではの強みを活かしたフィットネスアプリがたくさんあります。また、Meta Quest 2は完全ワイヤレスであるため、コードなどを気にせずに楽しむことが出来ます。
④バーチャルSNSを楽しむMeta Quest 2では、バーチャルSNSを楽しむこともできます。初心者の方に最もおすすめのバーチャルSNSはVRChatです。VRChatとは、VR上で世界中の人々とコミュニケーションが取れる、世界最大のソーシャルVRプラットフォームで、好きなアバターの姿でチャットや音声通話、身振り手振りなどを通じてコミュニケーションを取ることができます。また、ユーザー自身がワールドを作成したり、そこでイベントを開いたりすることもできます。
⑤仕事をするMeta Quest 2では、Meta社の提供するバーチャル会議室サービスHorizon Workroomsや仮想ディスプレイサービスImmersedを使い、メタバース上で仕事をすることができます。メタバース空間で、まるでオフラインにいるかのようなMTGができたり、ディスプレイを好きな数だけ活用することができるなど、様々なメリットがあります。一方で、前述の通り、Meta Quest 2は重さが一定あるため、現時点では1時間程度仕事をすると、重さを感じるようになるため、長時間のデスクワークは厳しいです。
企業がメタバースを活用する3つのメリットと活用事例7選
- ①新サービスの構築
- ②マーケティング・ブランディングへの活用
- ③社内業務効率化への活用
①新サービスの構築:KDDI、バンダイナムコ
メタバースを活用し新たなサービスを構築することで、ユーザーに対し現実に存在するもの/しないものを含め、仮想空間上に3Dの世界を構築することができるというメタバースならではの特徴を活かし、ユニークな体験を提供することができます。
1.KDDI:ライブ配信、バーチャルショッピングなどができるメタバース「αU」を提供KDDIはライブ配信、バーチャルショッピングなどを行うことができるメタバース「αU」を提供しています。KDDIはこれを「現実と仮想を軽やかに行き来する新しい世代に寄り添い、誰もがクリエイターになりうる世界に向けたメタバース・Web3サービス」と位置付け、メタバースは「体験する場所」から「発信する場所」へと進化していきます。
αUではライブ配信やバーチャルショッピングを楽しめることに加えて、アバターやマイルームの制作、マイルームの家具の販売など、クリエイターとしての体験が可能です。さらにクリエイター支援の取り組みとして、国内外のパートナーと連携し、日本のクリエイターやコンテンツのグローバル展開をサポートしています。KDDIはこの新サービスに1000億円投入しメタバース関連のコンテンツを拡大していく予定です。
2.バンダイナムコ:ガンダムファンが交流できるメタバースを構築へバンダイナムコグループは、2022年4月から掲げる中期ビジョン「Connect with Fans」の重点戦略の1つとして、IPでファンとつながる「IPメタバース」を設定しました。これはメタバースを介し、バンダイナムコグループとファンのコミュニティを作る仕組みで、その第1弾が「ガンダムメタバース」です。ガンダムカンファレンスにて発表されたイメージ映像では、世界中のガンダムファンがメタバース上に集い、語り合ったり、ライブイベントに参加したりする様子が描かれていました。
②マーケティング・ブランディングへの活用:三越伊勢丹、日産自動車
メタバースをマーケティング・ブランディングに活用することで、従来はオンラインでの実施が難しかった商品・サービスの販促やメタバースならではの体験を通じた強力なブランディングを行うことができます。メタバースは従来のWebページや動画と比べ伝えられる情報がリッチかつインタラクティブな体験を提供可能なため、ユーザーを惹きつけやすく幅広い業種での活用が進んでいます。
3.三越伊勢丹:独自のメタバース空間を構築し新たなEC体験の提供へ三越伊勢丹は、自社の百貨店の店舗を再現したメタバース「Rev worlds」をスマホ向けアプリをリリースしています。同社はこのアプリを通じて、”バーチャルな伊勢丹の店舗”で”リアルな買い物”体験を提供しています。ユーザーはアバターの姿で商品を見て回ることができ、その商品を実際にECで購入することが可能です。店員のアバターも配置され、チャット機能を使った接客も受けられます。
4.日産自動車:VR chat上で新車発表・試乗会を開催発表会は日産副社長のアバターが登場し、ボイスレターが再生されるという形で進行。また、試乗会では日本の四季を感じられるドライブコースでバーチャルなサクラを運転することができました。VR上での試乗は通常の試乗とは違い、書類での手続きなどが不要で、いつでもどこからでも体験可能な点が強みです。
今回の取り組みにより、販売スタッフのアバター操作経験不足や、リアルな商品を仮想空間上でプロモーションする難しさなどが明らかになったとのことです。このような試験的な取り組みを重ねるなかで、将来的に製品のプロモーションチャネルとしてVRイベントが本格的に活用できるユースケースが確立されていくことが期待されます。
③社内業務効率化への活用:ウォルマート、DHL、川崎重工
メタバース・デジタルツインを社内業務の効率化に活用することで、バリューチェーン全体や工程全体の最適化や社員の作業のサポート、研修の効率化をすることができます。
5.ウォルマート:メタバース上で混雑等の状況を再現した研修従来の研修とは異なり、現実には再現が困難な状況を実際に体験しているかのような、リアリティの高い研修を行うことができます。
6.DHL:倉庫でのピッキング作業の効率化ドイツの大手物流企業のDHL社は、グーグルのスマートグラス「Glass Enterprise Edition 2」を導入し、倉庫での配送業務にARを活用しています。従業員はピッキング作業の現場でグラスを着用することで、製品・商品の保管場所やカート配置場所といった必要な情報を確認することが可能です。
ハンズフリーで即座に必要な情報にアクセスできるため、作業の精度と効率の向上に繋がります。また多くのスマートグラスにはマイク機能が搭載されており、遠隔かつハンズフリーで会話による連携を取ることも可能です。
7.川崎重工:工場を丸ごとメタバース化する計画を発表川崎重工はマイクロソフト社のカンファレンス「Build2022」にて、工場を丸ごとメタバース化する「インダストリアルメタバース」の構築に取り組むことを発表しました。この取り組みにより、工場における全工程をバーチャル空間上でシミュレーションできるデジタルツインの構築を目指すとのことです。
同社は、マイクロソフトのクラウド/IoT管理ソリューション「Azure IoT」、エッジAIソリューション「Azure Percept」、MRデバイス「HoloLens 2」を採用し、生産ラインや製造現場の管理に取り組んでいます。これにより、ロボットの障害発生時の迅速な対応や、トラブルを未然に防ぐ予知保全が可能になります。また、リアルタイムかつ遠隔で専門家からのアドバイス、支援を受けることができるようになりました。
また、「Azure Digital Twins」を用いることで、過去・現在・未来の稼働状況を仮想空間上で把握することで、問題の原因を特定し解決することも可能です。従来は物理的に目を通しにくかった箇所の点検や、未来の状況予測が可能になるため、未然の事故防止に繋がると考えられています。
企業がメタバース活用を進めるための4つのフェーズ
- Phase1:市場動向・知見のキャッチアップ
- Phase2:戦略/企画の立案
- Phase3:事業計画の策定
- Phase4:開発・運用
1つ目のPhaseとして取り組むべきは、最先端の市場動向・知見のキャッチアップです。MetaやApple、Microsoftなどのビックテックやユーザーの動向・先行活用事例など、日々変化する市場動向やナレッジへのキャッチアップが必要です。
Phase2:戦略/企画の立案2つ目のPhaseはメタバース活用の戦略/企画です。活用目的を踏まえ、中長期で目指す事業の姿や自社の強みの活用の仕方、実現に向けた企画を立案しましょう。
Phase3:事業計画の策定3つ目のPhaseは事業計画の策定です。事業に期待する成果や開発・運用のアプローチやタイムライン、必要な投資額などを検討しましょう。
Phase4:開発・運用4つ目のPhaseが開発・運用です。メタバース開発・運用には幅広い領域の知見や技術スタックが求められるため、外部のベンダーなどを有効活用し、不足するケイパビリティやリソースを補完しつつ、ユーザーに届けたい体験を実現するメタバースの開発とマーケティングを含めた運用を実施しましょう。
企業がメタバース活用で成果を上げるための5つのポイント
- ①最先端の市場動向・ノウハウのキャッチアップ
- ②活用目的の明確化と骨太な戦略策定
- ③ユーザーファーストなUX設計
- ④アジャイルアプローチによるプロジェクトの推進
- ⑤強力な開発・運用体制の構築
メタバース活用には取り組むのに一定の予算や工数が必要となるため、自社にとって重要な最新動向や活用のノウハウを抑えておくことが、成功確度の高い戦略・企画立案の大前提となります。
②活用目的の明確化と骨太な戦略の立案自社の経営課題を踏まえ、「活用によりどのような経営課題を解決したいのか?」「課題解決の打ち手としてなぜメタバースではないといけないのか?」といった明確な活用目的を整理した上で、中長期で目指す事業の姿や自社の強みの活用の仕方などの実現に向けた戦略を立案しましょう。
③ユーザーファーストな企画・UX設計そのため、「メタバースならではの高い体験価値を届けられているか」や「ユーザーの利用にあたっての手間や負担が大きくないか」といった観点を踏まえたUX設計が重要です。
④アジャイルアプローチによるプロジェクトの推進そのため、計画と実行のプロセスを短いスパンで回し、仮説立案・実行・検証・施策立案のサイクルを何度も繰り返すことが、プロジェクトを机上の空論で終わらせないために重要です。