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【マイルス・デイヴィス】Miles in the Sky アルバムレビュー 考察47

アコースティックの代わりに、その時オレが聴きたかったサウンドがそこにあったということだ。ミュージシャンは、自分が生きている時代を反映する楽器を使わなきゃダメだ。自分の求めているサウンドを実現してくれるテクノロジーを活用しなきゃならない。エレクトリックが音楽をダメにすると考えている純粋主義者はゴマンといるが、音楽をダメにするのは、どうしようもない音楽そのものなんだ。ミュージシャンが選択した楽器が、音楽をダメにするわけじゃない。

「マイルス・デイヴィス自伝」 358ページより 僕が勝手に考えた「マイルスがエレクトリック楽器を採用した理由」とは・・・

時代がロックに席捲されていたとしても、それは「エレクトリック楽器を使っていた」という理由で、ロックの彼らが売れていたわけではなく、 彼ら自身の音楽力がもともと非常にあったというにすぎない というふうに、マイルスは捉えていたと、上記の自伝の中の引用から僕は読み取りました。

だからマイルスは時代にあわせてテクノロジーを活用した楽器を用いても、 絶対の自信があり、ロック・ミュージシャンを超えるものを作れると確信を持って、エレクトリック化を進めていった。

「マイルスの言う「自分の求めているサウンド」が、偶然にもエレクトリック楽器の中にあった ・・・そう僕は考えます。

また以下の中山康樹さんの下記リンク先のインタヴューをお読みいただくとおもしろいです。

ジミ・ヘンドリックスとの交流は異なるジャンルながら有名ではありますが、親しかったのに共演は実現しなかった理由も中山さんがお話しされていて、たいへん貴重なインタヴューだと思います。

「エレクトリック・マイルス」 中山康樹さんに訊く|HMV&BOOKS onlineニュース 「エレクトリック・マイルス」 中山康樹さんに訊く|HMV&BOOKS onlineニュースではコンサート、スポーツ、ホビー等、エンタメニュース・レポートを独自の目線でお届けします。 www.hmv.co.jp

Miles in the Sky 全般をとおして・・・

ジミ・ヘンドリックスジェームス・ブラウン の影響を受けていたことを連想させるようなところも感じられます。このあたりで3回目のご結婚の相手 ベティ・デイヴィス の影響もうけています。

ベティ・デイヴィスは女性版スライン&ストーン といったところ。

この先に世紀の名作、或いは問題作と言われる「ビッチズ・ブリュー」があることを僕は知っていますから、ああ、こういう道を辿ったんだなあと、史的観点から聴いて楽しい限りです。

それと蛇足とはなりますけれども、本作と次作の「キリマンジャロの娘」なんですが、PCに向かって仕事をしながらも繰り返し、スマホから音を出して聴いていたんですが、これが意外にもいいんですね・・・。

でもこの繰り返す楽曲と、 フェンダー・ローズの揺らめいた音 が、なんだか多少のチープさがあっても、かえってサイケデリックに聴こえると言いましょうか・・・。

マイルスが生きている時代にiPhoneがあったら、間違いなくすぐ使っていたでしょうね。「テクノロジーを活用しなきゃならない」って言ってますもん!

マイルスの芳醇な世界への入り口は、スマホでグッと広がったのかもしれません。

最後にお知らせ・・・今後のエレクトリック期は更新頻度が落ちてしまいます・・・

それは今後のエレクトリック期のアルバムは「聴いている頻度が低め」ということです。

しかし、やはり圧倒的に聴いている回数がいわゆる、「アコースティック期」と比べて、「エレクトリック期」は少なくなってしまっています。

ですので、更新に時間がかかるかもしれませんし、拙いブログがますます、頼りないものとなるかもしれません。

そんなときは、どうか優しい目で、「ちょっと教えてやるか~」くらいのお気持ちで、コメントなどいただけたらと思います。

ここからは僕の目標「真のマイルス者に、オレはなる!」に向けての、よちよち歩きの成長過程を皆さまに露呈していく、恥ずかしいブログになるかもしれません(既になっているとも言えます・・・)。

今後ともどうぞ、よろしくお願いいたします。

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■名前 かなやま ■年齢 アラフィフ ■地方在住 妻子持ち ■自称 マイルス者 ■学生時代にマイルスのアルバム"Aura"に出会い、ジャズを志したかったが意味がわからず挫折・・・。20年以上の時を経てようやくジャズとマイルスに目覚め、マイルスをこれから聴く人たちに向けて楽しみ方を発信する活動中。 ■目標「真のマイルス者に、俺はなる!」

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