. 1989年(昭和64年)東京大学-数学(文科) 4 - 別館 球面倶楽部零八式markIISR
1989年(昭和64年)東京大学-数学(文科) 4 - 別館 球面倶楽部零八式markIISR
1989年(昭和64年)東京大学-数学(文科) 4 - 別館 球面倶楽部零八式markIISR

[別館]球面倶楽部零八式markIISR

東大入試数学中心。解説なので解答としては不十分。出題年度で並ぶようにしている。大人の解法やうまい解法は極めて主観的に決めている。

1989年(昭和64年)東京大学-数学(文科)[4]

半径 の円 のまわりに一辺の長さ の正三角形 を円 と同一平面内で次の二条件を満たしながら可能な限り移動させる.

(i) は円 の内部と共有点を持たず,円 の周とただ一点を共有する.

(ii) ベクトル , , はそれぞれ一定に保たれる.

このとき, の通過し得る範囲を図示して,その面積 を求めよ.さらに, の面積を とするとき, としたときの極限値 を求めよ.

[大人の解答] 半径 の円を ,与えられた正三角形を とすると求める図形は となる.

は一辺 の正六角形だから,面積が であり,周の長さは である.

よって の面積は となるので,求める面積は となる.

とすると, は の面積,つまり一辺が の正六角形の面積に近づき,これは の面積 の6倍だから,求める極限は 6

問題の意味するところを理解して,図の概略が描ければよい.極限の部分は単に を代入するだけであるが,円 が1点につぶれた場合に の通過し得る範囲は正六角形となる.これは前半がわからなくても独立に求められるが,実は前半部分のヒントになっている.

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