. Mrs. GREEN APPLE「青と夏」はなぜ“夏うた”の新たな定番に? 9億回再生達成の背景にある「ライラック」との相乗効果 - Real Sound|リアルサウンド
Mrs. GREEN APPLE「青と夏」はなぜ“夏うた”の新たな定番に? 9億回再生達成の背景にある「ライラック」との相乗効果 - Real Sound|リアルサウンド
Mrs. GREEN APPLE「青と夏」はなぜ“夏うた”の新たな定番に? 9億回再生達成の背景にある「ライラック」との相乗効果 - Real Sound|リアルサウンド

Mrs. GREEN APPLE「青と夏」はなぜ“夏うた”の新たな定番に? 9億回再生達成の背景にある「ライラック」との相乗効果

Mrs. GREEN APPLEに対して夏うたのイメージを持つ人は多いはずで、実際に、「サママ・フェスティバル!」や「点描の唄 (feat. 井上苑子)」をはじめ、夏をテーマにした楽曲、夏を描いた楽曲は多い。ただ、タイトルに“夏”がつく楽曲は意外と少なく、先述の「夏の影」と2018年8月にリリースされた「青と夏」、この2曲だけだ。 「青と夏」は、自らが青春の季節の渦中にいた当時21歳の大森元貴(Vo/Gt)が書き上げた楽曲だ。リリース後も、年数を重ねるたびに夏の定番曲としての存在感を高め続けている。バンドの支持の高まりに合わせて、夏という季節がやって来るたびにチャートに再浮上、そして上昇。他アーティストなどのカバーも次第に増え、その結果、2024年1月にはストリーミングの累計再生回数5億回を突破(※1)。同年には、『ミュージックステーション』(テレビ朝日系)で6年ぶりに同曲を披露した。また、キリンビールのCMに出演した大森が同曲のアコースティックバージョンを弾き語ったことも、この曲の存在感の向上を後押し。そして先日8月13日には、ストリーミング累計9億回再生を突破(※2)したことが発表された。つまり、2024年1月以降のたった約1年半で4億回も再生されたことになる。単なる“過去曲のリバイバルヒット”という言葉では説明が追いつかない現象と言えるだろう。

Mrs. GREEN APPLE - 青と夏

その理由には、複数のポイントがあると思う。たとえば、ほかの定番の夏うたよりもはるかに速いBPM。この速さこそが暑い夏を、青春の季節を鮮やかに駆け抜けるような爽快感をもたらしてくれる。聴く人の世代や聴く季節を問わず、多くの人がこの曲から爽快なエネルギーを受け取っているはずだ。 また特に大きな理由として挙げられるのが、2024年に特大ヒットを記録した「ライラック」との連動性だ。「ライラック」には、〈あの頃の青を/覚えていようぜ/苦味が重なっても/光ってる〉という歌詞がある。この〈青〉は、青春そのものの象徴であり、この曲で歌われているメッセージは「青と夏」と深いところで繋がり合っている。実際に、ライブではこの2曲が続けて披露されることもあり、8月17日の『SUMMER SONIC 2025』のステージで最後に披露されたのもこの2曲だった。サブスクリプションサービス、またライブなどを通して、「ライラック」をきっかけに「青と夏」の真価を再確認した人は、きっと少なくなかったはずだ。

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