. Mrs. GREEN APPLEと“アニメ”の深い歴史 『葬送のフリーレン』『忘却バッテリー』……歴代タイアップ曲を振り返る - Real Sound|リアルサウンド
Mrs. GREEN APPLEと“アニメ”の深い歴史 『葬送のフリーレン』『忘却バッテリー』……歴代タイアップ曲を振り返る - Real Sound|リアルサウンド
Mrs. GREEN APPLEと“アニメ”の深い歴史 『葬送のフリーレン』『忘却バッテリー』……歴代タイアップ曲を振り返る - Real Sound|リアルサウンド

Mrs. GREEN APPLEと“アニメ”の深い歴史 『葬送のフリーレン』『忘却バッテリー』……歴代タイアップ曲を振り返る

大森元貴(Vo/Gt)が「誰かから誰かへ、命や宝物、思い出、意思が受け継がれ、脈々と今日に繋がって、またその明日へ。そして故郷を胸に秘めて前に進む強さを描いた楽曲」(※1)とコメントしているように、「lulu.」は時の流れ、生命の壮大さを感じさせるような楽曲だ。『葬送のフリーレン』の主人公・フリーレンは1000年以上生きるエルフで、人間とは時間の感覚が異なる。冒頭の〈終わりが来たら/なんて言おう/どうせなら ほら/哀しくない様に〉は、フリーレンに想いを寄せたまま先立った勇者・ヒンメルの心情にもとれ、〈いつかのあなたの言葉が/酷く刺さってる/温かく残ってる〉〈あの日の思い出に/優しく包まれ歩こう〉という過去に想いを馳せる歌詞は、長寿であるがゆえに別れも多く経験したフリーレンの寂しさと、出会いを糧に歩みを進める力強さが描かれているよう。そして、アニメの世界観に寄り添いながら、Mrs. GREEN APPLEからファンへのメッセージとも解釈ができる楽曲になっている。ピアノを軸とした軽やかな音像から、ストリングスを交えたゴージャスなサウンドに展開していくのもドラマチックだ。

Mrs. GREEN APPLE「lulu.」Official Music Video

Mrs. GREEN APPLEのアニメタイアップの歴史は、2015年リリースのメジャー1stシングル表題曲「Speaking」まで遡る。『遊☆戯☆王ARC-V』(テレビ東京系)のエンディングテーマとして起用された同曲は、バンドの衝動がストレートに刻まれている。疾走感のあるサウンドに乗せて“言葉にすること”、“伝えること”が歌われており、凄まじいパワーを放つこの曲が、作品のワクワク感をより高まらせていた。

Mrs. GREEN APPLE - Speaking

バンドの転換点のひとつとなった「インフェルノ」は、『炎炎ノ消防隊』第1期(TBS系)のオープニング主題歌として書き下ろされたアッパーチューンである。『炎炎ノ消防隊』は、人体自然発火現象が頻発する世界で活躍する特殊消防隊を描くストーリー。緊張感をまとったAメロ、Bメロは迫りくる脅威を思わせ、一気にスケールが広がるサビは特殊消防隊たちの熾烈な戦闘シーンを想像させる。『炎炎ノ消防隊』の過酷な世界観と真正面から向き合って制作された「インフェルノ」は、彼らの表現力の高まりを感じさせたとともに、アニメファンにMrs. GREEN APPLEの名を知らしめた。

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