. 1泊2日で効率良く回る! 飯田線秘境駅巡りの旅 - わたかわ 鉄道&旅行ブログ
1泊2日で効率良く回る! 飯田線秘境駅巡りの旅 - わたかわ 鉄道&旅行ブログ
1泊2日で効率良く回る! 飯田線秘境駅巡りの旅 - わたかわ 鉄道&旅行ブログ

【お手軽小旅行】1泊2日で効率良く回る! 飯田線秘境駅巡りの旅

そんな飯田線は、ただ長いだけでなく、途中にいくつもの「秘境駅」があることでも知られています。飯田線は大部分の区間がローカル線ということで列車の本数が少ないため、秘境駅巡りをしようにも「いったん途中下車したら次は数時間後」などではなかなかうまく巡ることができません。そこで毎年、主に春と秋を中心に急行「飯田線秘境駅号」という臨時列車が運行されており、沿線の秘境駅に少しずつ停車しながらうまく巡れるようにダイヤが組まれています。

しかし! 実は秘境駅号に乗らずとも飯田線の秘境駅を(比較的)効率よく回れる方法があるのです。というわけで、今回はその秘境駅号は利用することなく、まず豊橋駅を10:08に発車する特急〔伊那路1号〕飯田行に乗車していきます。

特急伊那路号には、特急車両373系3両編成で運用に入ります。特急伊那路号の他にも身延線の特急「ふじかわ号」や東海道本線静岡地区のホームライナーで使用されている車両です。近頃あまり見かけなくなった「ヘッドマーク」が今も健在です。

特急伊那路号は、豊橋~飯田駅間で1日2往復運行されています。長大な飯田線のうちざっくり南側半分程度で、飯田より北側では定期優等列車の運行はありません。

今回は上図のように、上下列車をうまく交互に使い、進んだり戻ったりを繰り返しながら7つの秘境駅(小和田、中井侍、伊那小沢、為栗、田本、金野、千代)を巡っていきます。もちろん飯田線には他にも秘境駅と呼ばれるものはたくさんあるのですが、ここにご紹介した7駅は特に人気の高く、それらが全てこの中部天竜~天竜峡駅間に集中しているため、今回はこの区間を2日間かけてひたすら行ったり来たりします。

1日目は「青空フリーパス」を使用していきます。これは名古屋近郊を中心としたJR東海・伊勢鉄道線の普通列車が1日乗り放題になる企画乗車券で、飯田線も豊橋~飯田駅間がフリーエリアに含まれています。価格は2,620円ということでちょうど首都圏で言うところの「休日おでかけパス」のような位置づけですが、今回の旅程では飯田線内を何度も行ったり来たりして短区間での乗車を繰り返すだけで元が取れてしまうのです。

特急券は豊橋~天竜峡で自由席を利用。東海道新幹線を利用して豊橋まで来たので乗継割引が利用でき、料金は半額の930円です。

豊橋駅を出て約2時間、12:24に天竜峡駅へと到着です。最長片道切符の時はここで2時間近い待ちぼうけを喰らったのを思い出します。まさかこんな短いスパンで再び来訪することになるとは思いませんでした。

それでは、天竜峡12:50発の普通列車 豊橋行へと乗り込み、少し来た道を戻る形で移動していきます。天竜峡駅から乗車するお客さんもそこそこいるみたいです。

まず訪れたのは、天竜峡駅から20分ほどのところにある「田本駅」。1面1線の棒線駅です。

ここは画像からも分かる通り、ホームが断崖絶壁にある駅としてとても有名です。

田本駅およびその周辺には約45分ほど滞在し、今度は岡谷方面へと向かう列車に乗り込みます。前面の行先表示器には「岡谷行」と表示されていますが、この列車は田本13:54発の普通列車 伊那新町行で、この時はまだ飯田線の辰野~伊那新町駅間が不通のためバスによる代行輸送となっていました。

16分ほど乗車し、14:10に千代駅へと到着。こちらが2つ目にご紹介する秘境駅です。

千代駅およびその周辺では1時間ほど滞在し、千代15:15発の普通列車 豊橋行に乗り込み飯田線を再び南下していきます。

3つ目に訪問した秘境駅は、中井侍駅。千代駅からは40分ほど南下した位置にあります。

夕方に差し掛かり列車の本数も増えてきたところで、中井侍16:17発の普通列車 天竜峡行に乗り込みます。中井侍駅の滞在はやや短めの25分程度となりました。

今回の飯田線秘境駅巡りの旅では初めてとなる213系の運用に当たりました。転換クロスシートを基本とした2ドアの車両で、ずらーっと並ぶ座席はまるでかつての急行列車のようです。

1日目最後の訪問となる秘境駅は、中井侍の一つ隣にある伊那小沢駅です。中井侍駅からわずか3分で到着します。

1時間ほど滞在し、辺りもすっかり真っ暗になったところで、最後は伊那小沢17:25発の普通列車 伊那新町行に乗り込み本日の宿がある平岡駅を目指します。

17:32に平岡駅へと到着。まだ秘境駅7駅中4駅しか巡れていませんが、日もとっぷり暮れてしまったので1日目の移動はここまでです。

「平岡駅で宿泊」と聞いてピンときた方もいらっしゃるかもしれません。そう、今夜は「ふれあいステーション龍泉閣」さんで1泊します。

旅館内にも食事会場はありますが、今回は素泊まりプランなので同じ建物内にあるレストランで「信州サーモン丼」をいただきました。海のない長野県でなぜサーモンが…?と疑問でしたが、恐らく海ではなく川で獲れたサーモンなのかもしれません。知らんけど。

部屋に戻ると、ホームには明かりを消した213系が停車していました。明朝の始発列車にでも使われるのでしょうか。部屋の窓から平岡駅のホームを一望できるのもこの旅館の大きな魅力の一つです。

2021年10月31日(日)2日目

2日目は各区間でそれぞれ正規運賃を支払い移動していきます。まずは平岡9:54発の普通列車 中部天竜行で南下していきます。

平岡駅から約20分、10:11に小和田駅へと到着です。ここでいったん下車をします。

飯田線の数ある秘境駅の中でもトップクラスの知名度を誇るのが、この小和田駅です。その所在地は愛知県でも長野県でもなく、静岡県の浜松市となっています。この駅のホームでうなぎパイが販売されていても何もおかしくないわけです(んなわけない)。

小和田駅には約1時間少々滞在し、11:17発の普通列車 天竜峡行へと乗り込み逆方向へ移動していきます。ここに関しては1時間程度の滞在ではもったいなく感じるほどあっという間でした!

6駅目にやってきたのは金野駅。12:01に到着です。

1時間弱の滞在時間の後、再び逆方向の飯田線に乗り込みます。金野12:55発の普通列車 豊橋行は313系での運行でした。

今回の秘境駅巡りのトリを飾るのは、為栗駅です。金野駅からは20分ほどの距離にあります。

そんなわけで、今回の目的であった秘境駅7つを2日間で全て巡り終えることができましたので、為栗13:45発の普通列車 伊那新町行に乗り込みいよいよ秘境からの脱出を図ります!

疲れもあり爆睡していましたが、14:43に飯田駅へと到着。長野県南部最大の都市で、長い飯田線で見るとだいたい真ん中より少し上くらいの場所にあります。

【10月30日(土)】 豊橋10:08発→天竜峡12:24着(特急伊那路1号・飯田行) 天竜峡12:50発→田本13:09着(豊橋行)田本13:54発→千代14:10着(伊那新町行)千代15:15発→中井侍15:55着(豊橋行)中井侍16:17発→伊那小沢16:20着(天竜峡行)伊那小沢17:25発→平岡17:32着(伊那新町行)

【10月31日(日)】 平岡9:54発→小和田10:11着(中部天竜行)小和田11:17発→金野12:01着(天竜峡行)金野12:55発→為栗13:17着(豊橋行)為栗13:45発→飯田14:43着(伊那新町行)

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