PENTAX Q10×Dマウントシネレンズ:SUN OPT TELEPHOTO F1.9 1 1/2(38mm)博多うろうろスナップ[2022年2月]
一筋縄でいかなかったのは無限遠出しでした。DマウントをQマウントに変換するマウントアダプターは安心のK&F Concept製を購入(過去に痛い目をみたハシュポ製は回避します)。しかし奥まで回し込んだことろがオーバーインフ域でした。距離にして目測1mm程度前に出すと無限遠が出ます。ググると「Dマウントはレンズ毎にフランジバックが違う」という情報を発見。スペーサーを自作してフランジバックを調整することにしました。
ホームセンターの資材売場でゴムシートを購入。厚さ1mmです。90円くらいでした。それを目測で丸く切り抜いてマウントとアダプターの間に挟みます。ゴムなので防塵防滴にもいいですね( ´_ゝ`)?。ゴムは固いほうがいいと思いました。別の薄手のゴムシートでも試したのですが、柔らかいとマウントに巻き込んでスペーサーになりませんでした。
それでもまだ∞位置で無限遠がぴったり出なかったので硬めの紙で同じようにスペーサーを作り、ゴム+紙で無限遠がジャストで出るように工夫。オーバーインフにならないので最短撮影距離も最大限引き出せます。やったね。マウントの奥までレンズをグッと固定することが出来なくなりますが、簡単に外れることはなさそう。
Q10×オールドレンズのデメリット。
それはもうミラーレス黎明期のカメラですから洗練されていないツッコミどころが山程あります!それを撮影体験として甘受できれば御の字でしょうし、逆に現行カメラのありがたさを思い知ることになりました。以下の情報をご拝読下さいませ。
NG1.起動が遅い。これはPENTAX Q10側の問題なのですが、マウントアダプター経由でオールドレンズを使用している時に(つまり純正レンズが付いていない状態で)電源を入れると明らかに起動が遅くなります!スナップ撮影のような速射性が要になるシーンでは本当にイライラするんですよね。さらに起動ごとに「焦点距離入力」画面に飛ばされます。半押しすることで強制的に撮影画面を呼び出すことは可能ですが…記憶しててよねッ!センサーが小さいQ10ではフルサイズ換算で焦点距離が5.58倍と実用性に欠けるため、そもそも気持ちよくQ10でオールドレンズ遊びが出来るように設計されていない…のかもしれません。
NG2.ボディ内手ぶれ補正が暴れる。これもQ10側の挙動です。純正レンズの時は優秀さを感じたボディ内手ぶれ補正ですがオールドレンズ使用時はどんでもなく暴れます!暴れ馬です。「焦点距離入力」を正確に入力してもダメ。特に望遠側がダメです。38mm(換算約212mm)では使い物になりませんでしたので、もう1本持っているシネレンズに合わせて13mmで固定しました。↑上の写真は全てこの設定です。
NG3.固定液晶でMF撮影は鬼。分かっていたことですが、バリアングル液晶でもチルト液晶でもない、たかだか46万ドッドの固定液晶でMF撮影しようなど…苦行すぎて笑えませんでした。ピント合わせは至難の業…というかピンボケ量産です。理由は簡単で見にくいからです。一応メニュー項目からLCDの輝度変更も出来ますが…
NG4.電池が持たない。まとめ。
このサイズ感で換算200mm相当の画角が楽しめるのは特筆すべきメリットだと思いました。カメラ側のユーザビリティが現行機種ばりに高ければ…スナップカメラのレギュラー入りを果たしたはず。すごく惜しい!やっぱりQ10は純正Qマウントレンズを使うのが1番なのでしょう。SUN OPT TELEPHOTOレンズの描写性能には概ね満足でした。息を呑むような写真は撮れないと思いますが、経年劣化に耐えた造りとコンパクトなメリットを考慮すると賛辞を送りたいレンズです。そもそも二束三文だから文句言えませんッ。↓動画版では記事に載せていない写真を掲載しております。是非是非。
さてさて、次鋒シネレンズCINE-NIKKOR 13mm F1.9(←記事はこちら)の検証も控えております。この沼はまだまだ続きそうです( ´∀`)グフフ。では皆さん、また沼の先でお会いしましょう。良きオールドレンズLIFEを!かしこ。
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